機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのレビュー・感想・評価
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あれ?これだけ時間かけて作画酷くない??
率直に言うと概ね満足でした
何年待たされたんだというSEEDの劇場版
これだけで相当補正がかかります
世代です
まぁストーリーは正直この世界何も解決してなくね?という終わりなんですが
気取った続編映画よりは
これくらいファンサービスに振り切ってもいいと思いました。
ただちょっとおふざけが過ぎる感はあったので賛否は分かれるでしょうね
1番気になったのは作画ですね
とにかく顔が安定しない
当時TVシリーズ観てた身としては
コピペだらけのクソ作画よりはもちろんいいのですが
キャラクター顔もだし
動きがもう違和感だらけのカクカク感
ラクスなんか常にアヒル口意識してます?って感じで
当時の作画引っ張りだしてきたようなシーンもちょこちょこありましたが
ぶっちゃけいらなかったです。
CG用いたライジングフリーダムの戦闘シーンとか
モビルスーツのシーンなどは当時とは比べ物にならないくらい素晴らしかったですが
これだけ時間かけてこのクオリティか、、、、とがっかりしたのが1番に来ました。
おふざけが過ぎると称したストーリーなのですが
観た方はわかると思うのですが
ちょこちょこあるんですよね
もうレビューはアスランでいっぱいになるだろうなと思ってましたよ
スパロボ系のストーリーでした。
前半でやってた世界的な話から結局新しい敵がポンと出てきて
それを倒して満足
って終わりなのでぶっちゃけSEEDの世界では世界はあまり良くならないまま終わってる
最終的にキラとラクス含めみんなが改めてハッピーエンドという感じなのはそれはそれで良かった
無理矢理キャラクター殺したりもほぼなかったのも良かったです。
事前情報ほぼ入れないで鑑賞したので
ストフリ、デスティニー、インパルスが出てきたのは驚きました
そもそもジャスティスにシンが搭乗してたたところから驚いてました
今作結構情報規制頑張ってましたね
一番の目玉はやはりズゴック脱皮からのジャスティスからのトサカビームサーベル
いい意味で長く感じる映画で
これ本当に終わる?って途中感じるくらい盛りだくさんな内容でした。
難点もあったり
途中フリーダム奪取とか謎のフリーダム負けカット一瞬とか謎な部分もしばしば
まぁ概ね満足です。
確かにフリーダム、タイトルに違わぬ作品
冒頭及び中盤から終盤にかけての戦闘シーンのクオリティは素晴らしく20年前にはやりたくてもやれなかった、まさにSEEDの理想とする戦闘シーンが忠実に再現されているかとおもいますが、モビルスーツがトラ〇ザム?を使ったり、ブ〇ドーやギア〇使い?のようなキャラも出ており、なるほどフリーダムとはそういう意味かと、納得できる作品かと思いました。
ストーリーの内容につきましては、冒頭から序盤の恋愛に関する内容は若干だるい印象がありますが、ストーリー中盤に差し掛かるにあたり、戦闘シーンの迫力と相まって、徐々にストーリーの先行きが気になる内容になるかと思います。
ですが終盤に進むにあたり、戦闘シーンの激しさばかりが目立ち、内容がついてこない印象が強くなり、作家さんのスタミナ切れを感じさせるようになりました。
そして終盤はタイトルに違わないけど、予想外の展開すぎて、旧作ファンも置いてけぼりを食らうほど、フリーダムな内容となっております。
総評としましては、キャラCDのような番外として描くのであれば、問題ないかと思いますが
本編の正当な続編としてみるには、タイトル通りフリーダムすぎるかと思います。
個人的な希望としましては、キラやアスランの持つSEEDの要素が、戦争のない未来についてどのような回答を導き出すかというテーマだと本編としては面白そうかなと思いました。
色々言いたい事はあるが
今回はSEEDファン映画で見るのなら良かった方だと思う。ガンダム好きとして見るならラストの戦闘で盛り上がる展開なのに戦闘の間にギャグシーンいる?と思ってしまった。(ステラ、アスラン妄想)
あとは結構言ってる方いましたがシナリオが全体的に薄っぺらい。
最後も結局平和に平和にって言ってたのに何も解決せずに愛がで終わるのもなんかなぁって思ってしまった。
ただキラがアスランにボコられるシーンは最高だった
SEEDは自分も好きなので色々言いましたがまた観れて良かったです。
至高のガンプラ販促映画
ストーリーとかファウンデーション側のあれこれとか余りにも稚拙で雑なので途中ちょっと笑いを堪えるのが大変でした。SEEDは割と好きだし、Destinyもまあそれなりに楽しめたんで、このテイストがSEEDじゃんと言われればまあ確かにその通りかなと言えなくもないのですが、今回のは輪をかけてガバガバだなーという印象です。過去作の変なオマージュが妙に多いのもサムくてだめでした。
ただ、ストーリーとかキャラ描写とかもうどうでもよくて、MS戦の描写とかメカ表現とかは本当に素晴らしいです。MSの巨大さ、重量、戦艦の巨大さが伝わってくる緩急の付け方がシビれます。後半の物量のラッシュも迫力とか緊迫感とかあってたまんないです。それだけでこの映画を観る価値があります。この辺のメカ表現は過去のガンダム作品の中で一番と言っても過言ではないのではないでしょうか。戦闘シーンだけ何度も観たいです。
この手の映画の不満点として観終わった後にプラモや玩具が欲しくなるのに売ってないってのがあるんですが、今回はちゃんとライジングフリーダムとイモータルジャスティスはプラモデルが潤沢に売られててそこも問題ありません。ちゃんと買って帰れます。劇中の戦闘シーンを反芻しながら組みましょう。
惜しいのはやはり後半で出てくる機体が無いことですかね。再販してくれてもよかったのに。あとは最終決戦の2機は意味不明な高性能さはともかく、見た目も戦闘シーンもめちゃくちゃカッコよかったので早いとこプラモ出して欲しいです。
ストーリーとか設定とかのガバガバさがしんどかったので映画としては正直☆1.5にしようと思ったけどメカ描写が言い尽くせないレベルで素晴らしかったのとラクスのケツで☆2つ足して3.5にしました。
最後に、音響もよかったのは付け加えておきます。音響のお陰で臨場感も素晴らしかったです。
最悪を覚悟してけど、良かったです
当時SEED、destinyをリアルタイムで視聴しており、
自身にとっては最初に触れたガンダムでした。
個人的に、イマイチだと感じるシーンも
いくつかありましたが色々とテンションが上がったり
笑えるシーンもあり観て良かったです。
イマイチな所
⚪︎モビルスーツ戦がCGな所。当時のように
バンク多めでもキャラと同じく書いてほしかった…
⚪︎突如出てきた特殊能力(いや、居るはいましたが…)
⚪︎三連星の2人がやられてしまう所
⚪︎アスラン自身の過去棚上げでのキラへの説教
⚪︎宣伝からだけど女性陣の唇
⚪︎シホの活躍シーンがないこと
(そこまででは無かったけど回想後とかに気になる)
⚪︎キラやアスランがストフリ、インジャに乗ってのダメージ
⚪︎しょうがないけどカガリの声に違和感
良きな所
⚪︎新しく出たゲルググやギャン、ズゴックといったMS
⚪︎アニメ登場の旧型機が改良されて登場
(特にバスター、デュエル)
⚪︎シンもカッコいいとこあって良かった
⚪︎シンによるジャスティスのディスり
⚪︎ストフリの新なる姿+ミーティアが流れる所
⚪︎ズゴックが爆発してからのインジャ登場
(とあるジャンク屋関わってたりする?)
⚪︎ストフリの新なる姿
⚪︎ニコルのヤラれる回想(2回?)
⚪︎最後にまさかのOP再現w
いろいろとありましたが、また観たいと思える作品でした
後、限定プラモ目当てで並んでいる人を見て
勝手に転売目的のカスも居んのかなと思ってしまい
自己嫌悪が無ければ……
テレビシリーズファンとしては微妙
良い点
・この機会にしか出来ない作品をこの機会にしか出来ないキャストとスタッフで完成させたこと
・立体物の一部がカッコ良い
・楽曲が良い
悪い点
・一部声優陣の声がキツイ、特にキラが10代風の声の印象強いためか酷い
・過去映像との継ぎはぎはZ劇場版程ではないがやっぱり違和感強い
・映画版だといちいち地名を字幕で出されるとくどい、箱庭館がでちゃう
・映画ならではの時間の使い方のために種死よりよっぽどキャラ造形やストーリーが雑
・やきもちシーンやステラ・カガリのシーンは話題になってるけど作画自体がしょぼい
・前半味方が撃破されるシーンがあっさりしすぎて味気ない
・後半もミーティア流れる所以外は機体がそそくさ忙しく動いてるだけで盛り上がらない
・テレビシリーズは機体の人間化がある一方で時代劇や歌舞伎?みたいな型が良い意味でロボットの固定動作感を演出してたのに、映画版は擬人化+高速化で仮面ライダーみたいでシラケる
・回想やら通信シーンでワイドショーみたいにただ四角いワイプが出るのはちょっと
・全体的に見なくても分かるような展開をくどい感じで見せられるだけ
・一番テレビシリーズっぽいのが比較的どうでもよいルナマリア‐アグネスシーンなのはどうなのか
総評
監督が裏話的に暴露しているような作品テーマや作品作りとほぼ真逆に感じた。もちろん劇場版ならではというのがあるかもしれないが、やっぱり脚本両澤でみたかったし両澤なしで中途半端な作品出てきてシリーズファンとしては批判も肯定もできない。
待望の
SEED、DESTINYはガンダムシリーズの中でもかなり好きな作品。
物語の流れは、敵役が変わっただけで大筋はDESTINYと似たような展開ではあったけど、アニメーションの技術も上がってるし見応えはあったな。
人の感情の動きとか情勢の変化とかテレビサイズでゆっくりした展開で観た方が、もっとしっくり来たと思う。
個人的には、これを待ってた!っていう、カッコいいシーンもあったけど突っ込み処も多かったかな。
西川さんの冒頭のFREEDOMは最高に良かった、後半何処かでまた聴けるのかと思ったけど流れず、もう少し聞きたかったかな、でも、後半は最高なシーンでミーティアが流れて、相変わらずカッコ良過ぎて痺れたね。
ガンダムはどれもそうだけど相変わらず人が痛々しく呆気なく大量に死んでいく、戦争だもんね
コーディネーターの進化版のアコードであるブラックナイツ達にキラがあっさり操られて皆んな次々やられて、後半は逆に前半の苦戦が嘘みたいに倒しちゃうんだけど、種割れしたから強いのか慣れた旧機体使ったから強いのか、、、普通は新機体の方が性能いいはずなのに、ちょっとうーんって感じかな、、、アコードは精神操作以外はコーディネーターに劣るということなのかな??種割れみたいなのなかったしね。種割れに負けてた感じだったけど本当に進化版だったのかな?
恋愛模様もちょと駆け足だったのと、DESTINYと似た展開だし、それがSEEDらしいと言えばらしいけど、いやもう満腹ですって感じだったかな。
シンがヒルダの胸をラッキースケベで、どさくさに紛れて触ってたのは、どっかで回収してルナマリアに詰められる姿が見たかったな(笑)
キラは大きな戦争を経て、精神的に成長してるのかと思ったけど、意外と子供のままで成長してないんだなっていうのと、ラクスへ想いがなんだろう、、、アスランがアコードは人の精神操作が出来る的な説明してくれたのに、自分も体験して理解してるはずなのに、だったらラクスも操られただけだって恋人なら思うでしょ?
それが諦めモードになっちゃって、僕を捨ててオルフェを選んだ?はぁ?
アスランが親友で良かったね、お前はボコボコにされたらいいよ
ちなみにあのシーンでも、シンはヒルダのおっぱい堪能してるはずだ(笑)
ミレニアムを強奪して逃げる所の百発百外しも良かったし、アカツキとムウの活躍も良かったし、ラクスのスーツは何であんなにエロいんだ!(笑)
ズゴックは、、、赤いズゴックにアスランが乗ってるのは感慨深いものがあったけど、、、あの中に入るかな?サイズ感おかしくない?
モビルスーツの性能で強さが決まるわけではないというセリフがあったけど、、愛だ何だと言ってたけども、別にキラとラクスの愛は否定はしないけども、結局、旧式は燃料切れで、愛で届けられた翼を付けたフリーダムは明らかに化け物性能だったでしょ、なんかシリアスシーンなのに演出がコメディぽく見えてしまう箇所がちょいちょいあったかな。
この二人に比べたらシンとルナマリアの方が旧式で耐えながらお互い支え合って戦ってる姿に愛を感じたな。
ただ、ここでもね、そんな展開に更にステラが出てきて胸熱なのに、何であんな演出なの?って、、、なんかステラが可哀想だった。
あれぐらいトラウマ感がないとアコードの精神攻撃を防げなかったのかな?
シュラとアスランも、いよいよ決着って時に、何あれは!(笑)
シュラのあの慌てっぷりは絵には描かれてなかったけど、多分カガリのおっぱいも丸出しで見えちゃってたんだろうなぁ、、、いいのか!アスラン!(笑)
ここも、破廉恥な妄想についてアスランがカガリに詰められる姿が見たかったな(笑)
最後のフリーダムはマイティーフリーダムとかいうらしいけどミーティアが流れてね、最高だった、、、でもここでもね、ラクスが天使の翼みたいなの付けてなんかポージングしてるんだよね。
それがおかし過ぎて笑ってしまったよ。
だってこれ機体性能で攻撃防いでるんでしょ?
ラクスが超能力みたいなの持ってて、そのポーズしないと防げないとかならわかるんだけど、何そのポーズ?って思っちゃったんだよね、、、ガンダムの顔辺りに寄り添うように自然に立ってるだけ良かったのになぁ。
イングリットとオルフェにもうやめましょうって言って、オルフェと愛について、今じゃなくても未来にいる誰かに愛されるかもみたいな会話してたのに、、、オルフェは生きてても罪の重さが重すぎるんだけど話の流れからしたら、基本不殺のキラなら殺さずに機体を無効化できたんじゃないかと思ったんだけどな、、、
で、何で最後二人で裸で立ってるの??
という感じで突っ込み処も多かったんだけど、SEEDやDESTINYの続きが観られたことは純粋に嬉しかったかな。
このクオリティでガンダムW Frozen Teardrop作ってくれんかな。。。
SEEDからのファンですが
アニメと違って完全に敵味方という構図だったので戦後のしんみり感もなく殲滅して喜びあってて少しチープに感じました。キラとラクスの愛パワーsugeeeのアニメ。どこぞの魔○科兄妹みたい。正直、当時のキャラの声&アニキの歌が聴けたという点が大きく思い出補正評価です。
キャラデザインがブラッシュアップされていた。
ガンダムSEED・・・あのキャラデザインが苦手だったのですが、今作は現代にも通用するレベルでブラッシュアップされておりクセの強さが抑えられ好感を得ました。
作画・動画も非常に奇麗で見応えがあります。モビルスーツにCGが多用されていますが悪い意味でのCG臭さも感じず非常に良好です。
敵が絵に描いた様な如何にも胸糞の悪くなる典型的なウザい連中で、当初主人サイドをコキ下ろし馬鹿にしまくり無双してやっつけてしまいますが、なんだかんだ愛の力wでキラが勝利します。
めちゃくちゃ分かりやすくて、なんの捻りもありません。
まぁ元々SEEDはガキ臭く幼稚なので好きではありませんが、それでも楽しめました。
戦闘シーンもかなり多く派手なので、これは劇場の大スクリーンで見るべき映画だと思います。
まぁ、悪くは無いが…
結局の所
まぁ、ファン映画かなぁって評価だね
ファンでもダメ判定あるとは思うがファン映画だねぇ
難を言えば、アニメからリアル時間が経ちすぎている事かなぁ
何にしてもあの世界から争いは無くならないと言うのは事実でしょうね…結局、愛で全て片付けてしまってるし
悪いと言うか悪くなってしまった要因の一つとしては
敵に魅力が無いのが大きい気がする
映画という、短い時間の間だから仕方ないのだけど
クルーゼ隊長にしても、デュランダル議長にしても彼らからは信念を感じたが
今回の連中にはそれが正直薄いんだよなぁ
ガンダムSEEDの系譜を愛する人に向けられた映画
※大なり小なりひねくれた愛し方を含む
かく言う自分は外伝漫画作品から入って、そのついでに履修したようなところがあるので真っ当な楽しみ方はおそらくできていない
独自の専門用語や過去作のストーリー、キャラクターが、これといった前置きや説明もなしに飛び交うので前提として予備知識がない人が楽しめる作りにはなっていないように思う
加えて、序盤から中盤にかけては少女マンガ的なギスギス恋愛劇が続くので、人物作画が崩壊気味なシーンがちらほらあったのと合わせて正直かなりキツかった
それでも、中盤で今作のフリーダム(メンタル)担当のアスランさんが出て以降はヘンな笑いをこらえるのに必死になって、最終的になんか許せるような気になってしまったのでズルい
「コイツの闇は深すぎるッ!」とハレンチアスランが個人的なハイライト
泥臭さが薄く、人間同士の戦争を描いている割に主人公がヒロイックになりすぎてしまうのがどうも気にかかってしまう方なのだけど、「元々そういう作品だしな……」と割り切ってしまえばメカデザインやアクションも秀逸ではあった
総じて、かなり人を選ぶ作品には違いない
けれども、好きな人には深々と刺さるだろうし、シリーズファンが見たかったものを一通り形にすることには成功していたと思う
自分はおそらく真っ当な楽しみ方をしなかったけれど、不思議なほど視聴後感は悪くない
振り返ってみればヘンテコな映画だった
結局何も変わらず
戦闘シーンはいいけど(マイフリは除く)話は種死の焼き回し。
結局は同じことの繰り返し。
設定も色々とツッコミどころが多い。
頭を空っぽにしてただ純粋に楽しむのが吉。
キラもなんか性格歪んでるしイキってる厨房の発言も目に余る。
ボスも強敵感はあったのにだんだんストーカーのネグレクト男にばっていき小物感が拭えない。
やっぱ種を超える事はできないね。
終わってみてなにか変わったっけ?っかんじ
結局コーディネーターもナチュラルも平和なんて望んでおらず殺し合いがご所望ってことかな。
ラスクの愛してるから必要が拘りとか言ってたけど他に拘る部分あるだろうと思う。
愛だ何だとか入れすぎて逆に陳腐。
キラが成長しきれてないから子どものお遊戯レベルの恋愛だよね。
あと料理でラクス作りすぎじゃね?
揚げ物ばっかで大量に作りキラを殺すきか?
欲しかった展開を”雑に”詰め込んだ映画。真剣に見ずノリで見よう
作画は劇的に向上していたし、戦闘シーンのクオリティは高く満足。音楽も大変良かった。小室さんありがとう。
ただ内容としては続編というよりとりあえず見たそうな展開全部詰め込んでストーリーは二の次、みたいな映画。20年待たしてこれかよ感が否めない、続編としては期待外れ。
しかし前述のように、主人公同士の共闘やシンの活躍、見知ったキャラ達の登場などのこれが見たかったんだよっていう展開が多いので全く見る価値が無い訳ではない。そういった展開を見たい人なら見に行って損は無いと思う。だが正統な続編として期待してる人はがっかりする内容だった。
そんな感じなので、ストーリーの続編として真面目に見るのではなくなんとなくのノリで見た方が楽しめる映画。
20年待たせた割にはと言う思いはある。
公開前の期待値がでか過ぎたのか自分の熱量が下がったからなのか結局これは何にも解決していないし、むしろキラがあの世界に国際裁判所が有れば一目散に有罪判決を受けるだろうなと思った。
今回登場した新興国のファンデーションのオルフェの策略でキラが軍事協定違反の行動を起こし、その結果で休戦協定が破られる事に成り、報復合戦に成っていくのだけど、その過程の中で策略の為とは言え自分の国を簡単に滅ぼして国主のアウラとオルフェは何で平然としていられるのだろうか。
ディスティニープランに引きずられていたとはいえ後味が非常に悪かったです。
戦闘面は各メカの持ち味を引き出してカッコ良かったけど、人物描写が悪い意味でもSEEDを引き継いでいると言う感じです。
面白かったけど結末だけ腑に落ちない
人種の優劣による対立がある中でどうやって戦争をなくすのかというSEEDシリーズの18年越しの回答として、戦意喪失しかけていたラスボスを主人公が見逃さずにわざわざ◯すというのは武力の肯定とも取れるようでど~~しても納得できません。
ダメージを受けた機体が爆発して結果的に◯すのと、MSに乗る人間に直接攻撃を当てて◯すのでは意味が全く異なります。
全体的には面白さ盛りだくさんだっただけに、結末に納得できれば「面白かった」と本心から思えたのでずっとモヤモヤしています…
この作品を映画でやる意味が疑問
そりゃさ,ガンダム・シード&デスティニーは放送時とデスティニーの時とVOD含め何度か全編みていたよ。
そもそもがわかりにくい作品さ。
まあ,ガンダムのコンセプトは,
宇宙に暮らす人類と地上に暮らす人類との対立。
従来の人間と遺伝子操作によって生まれた人間との対立。
少年少女が戦争に巻き込まれること。
そこに一方的な意志を持たないガンダムという究極兵器の登場。
思念による空間把握や意思疎通,未来予知などのSF的要素などかな。
登場人物も多く,作画の関係で少年少女が髪色と制服でしか区別できないのは仕方がない。
映画が始まってすぐ,画角がやけに狭いなあ。この感じが最後まで違和感。
おそらく,ガンダム・シード(2002)から20年以上の年月を経ていることが原因だろうか。当時の作画を映画にすれば少し間延びした感じなるのかな?。作画崩壊はしてないので13:9のビスタサイズなのかな?同時期の「鬼滅の刃」に比べると狭い感じがする。
今回の内容は,デスティニーの最後でバトルロワイアル的に戦争終結まで行き,新しい体制が始まるが戦争は終わっていないというところから始まる。なんとなく,現在の世相を反映しているようにも思える。
そこに,新興のファウンデーション王国(第4勢力)からの要請でキラたちが所属するコンパス(国連軍みたいなものかな)が出動するところから始まる。
もうね,この辺からフラグ立ちっぱなしよ。
罠じゃん。悪い奴らじゃん。キラキラしい奴は特にね。
まず,「悪い奴ほどよく笑う」の鉄則通り,ブラックナイトスコードのやつらは不敵に笑うね。
慇懃な奴(タオね)は下心ありの鉄則にも当てはまる。
主人公たちは,要請に駆り出されてファウンデーションに行くが,はじめから見え透いた敵意が見えている。特に宰相タオというやつはキラキラしているうえに,やけに情熱を語る。前のデュランダル議長と同じだね。
ほーらご覧ほらご覧。やっぱりねー。
でもね。精神感応力を後出し的に出すのはずるいよね。そういうことだから,ついていけない気持ちになるのよ。ストーリー上重要なキラを錯乱させる方法なのに。
それとファウンデーションの女王は幼女キャラのくせに,ラクスに対し「私がお前たちを創った」という。何やそれ。いつの間に?キラはその失敗作だとさ。
はい,そして,例のごとく誰が誰を好きとか始まるね。嫉妬する挙句に裏切るね。そもそも軍隊でそんな学園ものみたいなノリってあるのかえ?そのうえ命を取り合うんだぞ。
一度はブラックナイトスコードにコテンパンにやられますね。まあ理由はあるけど。
失ったガンダムは例によって隠し玉としてスペアがあるのね。なんでかなーいつもそうだね。
だいたい,精神感応力は新人類とかコーディネーターの特権みたいなものださ。いったんは死んだと思われたキラについて,ラクスは「生きている」ことを知っているはずだよね。そうでなきゃ。
アスランやイザークの登場は予想ができた。カガリはいただけ。前シリーズまではとても重要な役回りだったのに。尺の関係ですべての人には光を当てられていない。やはりテレビシリーズでやるべきだったね。
つまりは無理やり映画にするための設定に無理がありすぎるんだよ。これを「ご都合主義」というね。
大ヒットしていることは認める(休日は満席)けど,だからと言ってこのやり方で稼ぐのは観客をなめていると思う。
ところで,終盤に出てくるラクスの宇宙服(というのかな)のエロいこと。撮り方も狙っているね。最後は脱ぐね(なんで脱ぐ?)。あの後は・・・となるね。そういう暗示だね。全くもう。子供に見せられないじゃないかあ。
良くも悪くも。
束の間の休息に鑑賞した劇場版SEED。
公開1週間でおもちゃの筋からガンガンネタバレがあり、内容は分かりつつも当時の世代として見届けたいとスケジュール。すでに封切りからひと月以上経ち、家族で観に行ったパウパトに劣後したSPY×FAMILYはさらに鑑賞順位を下げた。アマプラで妻と深夜に観たいが、そんな暇はいつやってくるのだろう。
MOVIX。今日は1人なのだからと余裕を持って入館し、奮発してフライドポテトとカフェラテを購入。特典のためにシアター前に人が並び始めるので、そそくさと最後尾へ。後ろの男子学生?がナラティブ公開初日との盛り上がりの違いを早口で語り合っていた。わかりみ。
開幕。西川さんのfreedom。地球を背景にtkサウンドで、ガンダムらしさを感じた。パースに無理のないフリーダムが新鮮で、ファフナーhaeの衝撃を思い出した。アレは劇場版制作からエグゾ、ビヨンドときれいに締め括った作品で、本作にも淡い期待をした。
陸戦に移るとうって変わって画面が暗くなる。MSは重厚に動いていて、UIの目新しさもあり、アレ?ハサウェイ?と思ったけども、消し飛ぶ市民を見て、SEEDだなと感じた。
そこから、佐橋俊彦先生のかっこいいBGM、ケレン味溢れるMS。バンクのないSEEDアクションは贅沢で、これらの点はSEEDの良さが引き出されてると思った。
一方で特に前半、キャラの心の動きや解釈に頭が追いつかず感情移入しにくいロマンスはなんとかならなかったか。また、後半にかけて小物くさい小物キャラ、なにかと目につくオマージュにオマージュ、インスパイア、ギャグ。サービス精神旺盛で楽しめたが、メタ的なライブ感で走っていたようにも見えた。これらの点はdestinyの悪いところが出ているとも言える。ただ、徹底してdestinyで非難されていたところはフォローされていて、あの頃の溜飲は下がったと思う。
何年越しの完結編?劇場版に、ついついユニコーンやシンエヴァと比較してしまうのだが、個人的にはあそこまでのカタルシスは得られなかった。
あの頃の中高生の時分なら観られたけれども、もう次の世代に託しつつあるおじさんは世界観に入り込めない。
おじさんは揚げ物をあんなに食べられない。それどころか必死に子供のお迎えをして妻の帰りを待ちつつミールキットを捌いている。愛されるからこそ愛するからこそ最低限の働きはしなければならないのだ。
……SPY×FAMILY観ないと。
愛とは(哲学)
この映画を「素晴らしい愛の物語!」と絶賛してる人はいるのでしょうか。
劇中ではキラとラクスは不変の愛を貫いてました。キラはラクスに対して「どのような状態でも愛は変わらない」、ラクスはタオの求愛を断固として受け入れませんでしたが、
現実には働けなくなる、出世コースから外れる、自分の上位互換が出てくる、そんなことで簡単に見捨てられてしまう。
自分は男なので特にそう感じます。
そりゃ能力が高い方がいいんじゃないですか。
周りに蛇蝎のごとく忌み嫌われていても社会的地位があるから結婚してる人なんて沢山いてますよ。
なんて言うと「そんなのは愛じゃない!」って言われるんだろうけど。
そんな感じで「それもこれも真実の愛ではない!」なんて厳しく審査していくと、最終的には親レベルの無償の愛しか残らないのでは。
んでカイジじゃないけど「世間は自分の母親ではない」から、本来赤の他人に対してそこまでの愛を注ぐなんて難しい…
やっぱりフィクションの話だよなあ、とやや冷めた目で見てしまいました。
あ、MS戦は大迫力でよかったです。
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