機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのレビュー・感想・評価
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酷かった
シン雑魚扱いされすぎ。
アスラン何であの機体で来た?
催眠術みたいな防ぎよう無い精神攻撃を、アスランぐらいしかまともに対策してないのに何で勝てた?
機体性能だけじゃ無いとか言いながら、ラクスドッキングからチートで勝ったり、シンはシンでジャスティスだから前は負けたとか言い出すし。
ムウの機体相変わらず何の素材で作られてんねん!過去の感動薄れるから変にオマージュらせんといてほしかった。
後、無駄なギャグ要素の詰め合わせら誰が求めてんねん。
ツッコミだしたらキリ無いぐらいまだまだ有る。
こんな事なら何も続き無いまま、想像でこんな未来になっててほしいなとか自分なりに考えて楽しむ方がまだ良かった。
TVアニメ版好きな人であればある程、こんなんじゃ無いやったり、SEEDで無くていいやん感は強く感じると思う。
ハンバーガー
興行収入が振るっているようだけど、
まあ、美味しい料理屋単体よりハンバーガー屋の方が収益上げてるのと同じ現象だよ。
よくできたものより雑で粗野なもののほうが一般受けするってこと。
ざっくりいうと何もかもだめだった。
「SEED好きだったのにがっかりだった」っていう意見も多いけど、そもそもSEEDシリーズはこんなもん。SEED世代だけど当時からSEEDを全く評価できなかったし、今回の映画もその印象とほぼ変わりのないものだったよ。
戦術の工夫に乏しく、激しいだけで緩急がない戦闘演出なんかまさにSEED。「ストーリーはともかく戦闘はいい」って意見もあるけど正気を疑う。絵コンテ最悪だと思うよ。ガンダムの歴史でいうと比較的新し目のシリーズらしくアニメも映画も作画はきれいな方だけど、それで「作画はいい」っていうのは戦闘描写を評価するには基準がおかしいと言わざるを得ない。
逆シャアでバズーカを切り離すシーン、0083でビームサーベルを囮にしたりとっさに足を犠牲にしてガードするシーンなど、いいガンダム作品はちゃんと戦闘思考してて作画にもセリフにもそれが現れてるんだけど、オカルト精神汚染と妙な演説や自分語りしながらピュンピュン動いてるだけの戦闘シーンはさすがSEEDだとある意味感服したほど。
ストーリーの酷さに関しては他で言われてるのと変わらんかな。
愛、愛、って言ってる割には謎パワーを弾く脅威の愛パワーってくらいにしか機能してなくて、作品として愛をプッシュするには笑えるほど安っぽい。
まあ、PS1の実写版ガンダムゲーをやったときのように笑えはしたから1点くらい上げてもいいかっところ。
という具合に、ガンダムとしてはさておいても映画としても全然だめでしょ。
なので高評価されてる事自体最悪だが、それでも「SEEDが好きだったからこの映画に落胆した」っていう意見よりかは、「SEEDが好き!これを待ってた!」っていう意見のほうが正当に評価してると思うよ。だってあの低劣さこそがSEEDなんだから。
あと、お色気シーンは別にあってもなくてもどっちでもいいよね。露骨すぎて笑ったけど。
ガンダム作品最高興行収入おめでとう!
大好きなガンダム作品が世間に認知され嬉しい限りです。
小学生のころの夏休み?にZガンダムの再放送に触れてから三十余年、ガンダム作品に親しみと懐かしさをもって接してきました。
機動武闘伝で離れ、ユニコーンで再度興味を持ち、オリジンで復活。
SEEDはリアタイでは見ておらず、リバイブ版HGCEのストフリを買ってからレンタルで見た作品でした。
最初はキャラクターの尖った顎と大きなキラキラした瞳が馴染めず、我慢して物語をトレースする鑑賞スタイルでした。
しかし物語を構成する背景、設定がしっかりしており、関わるキャラクターたちの個性もストーリーの重要な場面に反映されていてとても良い作品でした。
当然SEED DESTINYも鑑賞済みでこの映画に臨みました。
前置きはこの辺にして本作のレビューです。
1.作画やMSデザイン
キャラクターの作画については前文の通り相変わらずの苦手なタイプ。
まあ同じ作品なので大きく変更はできませんよね。
当時は先進的な絵を採用したガンダムだなぁと思いましたが今となっては古臭いなと。
時代の変化、技術の進歩は表現方法、作画技術で発揮されていたのでそこは良かったです。
またモビルスーツの作画、動的表現は過去作の中でも満点です。素晴らしい!
つやっつやの装甲、ぬるぬる動く肢体、スラスターの推進表現、ビーム兵器の出力表現、、、見ていて爽快感あります。
FREEDOM関連のプラモが品薄になるの分かります。
2.設定や背景、各勢力相関図
最初の放送はもう20年以上前ですので、本編前にしっかり復習してから鑑賞しました。
各勢力の現状、関係性は特に違和感なく鑑賞できましたが、ファウンデーションの背景が???が多くすっきりしませんでした。
女王を守るブラックナイトスコード、かっこいい!
但し、時間の制約は理解しますが女王を守る精鋭部隊としての彼らの行動指針や信念など、もう少し深堀してほしかった。
↑この点についてはその他メディアでスピンオフを創作するサンライズの手法は理解しているので、今後のファウンデーション、ナイトスコードの展開?に期待します。
3.主人公?勢力コンパスについて
平和監視の名目で三勢力が作った金と権力の象徴。
現場で働く理想の高いパイロットと、祭上げられただけのかわいい総帥。
キラが危惧する終戦が見えない事態は、この平和監視組織がある限りずっと続くのでしょう。
表に出てくるキャラクターたちの思いや行動とは裏腹に、三国官僚、機構幹部による意図を改めてスピンオフで拝読、拝見してみたいと思いました。
総評
だらだらと思ったことや妄想を書いてきましたが総評です。
昨年公開が決定してからSEED、DESTINYとおさらいして臨みました。
残念ながら映画館では見られませんでしたが、サブスクで公開日0:00を楽しみに当日鑑賞しました。
批判を恐れずはっきり言うと『気持ち悪いアニメ映画』です。
*気持ち悪いとはグロい、目が回るなどの意味ではなくポピュリズム的、迎合的という意味で捉えていただくと有り難いです。
・ファウンデーションの背景が見えないことで勧善懲悪になってしまった。
・ファースト世代への媚びが見え透いた旧モビルスーツのおかしな登場シーン。
↑これに関してはSEED時代からなので仕方なし。但し水中戦特化のMSを空に飛ばすのはいかがなものか。ハリボテにした意味も。
・心に傷を負いそれでも戦争に身を置く人物の洒落にならない冗談。
・過去作の重要キャラの下品な茶化し。
・女性キャラの露骨なボディーライン演出。
・無駄な操縦オペレーション。
・連呼しすぎて薄っぺらくなった愛。
・雑な敵勢力の描写。
書いていたらきりがないですが私が感じたことの一部を並べました。
世間、レビューではかなり肯定的な意見が多く、こちらのレビューでも高評価をしておられる諸兄も多数おられます。
私が所属するとあるチャットにおいても肯定的な意見しかなく、ここに記載(吐き出した)ことを発信しようものなら袋叩きにされるでしょう。
『興行成績が良い』映画は『良い映画』。その通りだと思います。
私もこの映画に係る仕事をしていたら胸を張って『良い映画です!』と周囲に発信することでしょう。
しかし何かが足りない、何か余計なものが多い、そんなちぐはぐな感情が映画を見てから脳内から拭えずモヤモヤしてます。
勿論今回の作品が完結編ではないので、勝手にモヤモヤしている私が悪いのですが。
前後のストーリーを理解せずFREEDOM単発で見れば各シーンとも絵はきれい、迫力もある、メカニックデザイン最高!の良い映画だったのかなと。
あのシーンのあのキャラってなに?くらいで見た後に軽く検索して『ふーん』って理解する、これくらいの軽い気持ちで見ればよかったと後悔しています。
良かった点は前半レビューで書いた通り。
あとはアグネスの発言や行動は良い意味でガキ感、ビッ〇感が出ていて良かったです。
人に嫌われないように気を使いながら生活、仕事していかなければならない現代において、アグネスのような自意識過剰、自己中心的、自己破滅的行動は名作『男はつらいよ』を彷彿とさせ、見ていて気持ちよかったです笑
二時間キッチリ『映画版・アグネスはつらいよ』でも楽しめそうなキャラクターでした。
何年後かわかりませんが次回作、スピンオフ作、期待してます。
オタクに媚び売りすぎ。SEEDで青春を送った俺たちの思い出を返せ!
中学時代にガンダムSEEDを見ていた世代です。
元々ガンダム好きでしたが、新しいビジュアルのSEEDはあらゆるタイプのファンをかき集めた傑作だと思っています。
当時のガンダム描写も恋愛描写も新鮮でした。同じ世代でもSEEDの話題は尽きません。
このFREEDOMとはなにか。
当時の楽しんでいて、ゴリゴリのキモオタクに変貌したファンだけが楽しめる作品になっている。
物語の後付け感はよくあることなので問題ないのですが、ゴミ人間を集めたブラックナイツ、安っぽい愛の語り合いだったり、ラクスのボディラインに合わせたノーマルスーツとおっ○いプルプル描写はマジで許せない。
これを絶賛する人たちは、どこまで盲信しているのか。。。
CGベースの作画によりモビルスーツの動きは素晴らしいです。
SEEDのアニメ版は使い回しが多すぎて安っぽかったのですが、見事な戦闘シーンの描写だと思います。
アークエンジェルが木っ端微塵になるのも素晴らしい。
FREEDOMで新しく出たモビルスーツが全部撃破される脚本、描写も素晴らしい。
しかし、ガンダム世界はいつも敵役が魅力的なのですが、ただ統制の取れていないゴミ人間のブラックナイツはこの作品の魅力を落としている。
知性溢れた理想に燃えた理性的な敵役の方がはるかに良かった。
ラクスとキラのどうでもいい愛の語り合いもふざけるな。
ただ、キラの「ラクスに会いたい」という本音は新鮮でしたね。
キラはやっぱり強いけど、腑抜けだわ。その描写は救いようがある。
一番許せないのは、ラクスのボディライン。
ラクスは着物やドレスを着ることが一番の魅力なのに、肌だけじゃなくボディラインまで出すのは許せない。
細い体に分厚いノーマルスーツの方が絶対にかわいい。
挙げ句の果てにはフリーダムガンダムとドッキングだと!
最後はなんですっ○ん○んなんやねん。いらんわ。
以上、暇つぶしにはいいですが、もっとかっこいいSEEDが見たかった。
少し硬派で鉄のぶつかり合いが見たい。
AE5で作られたレクイレムの配信楽しみにしています。
玉置成実のRebornが聴きたかった!!
初見ですが、やはりファン向けに感じました。青を基調としたグラフィックと、各人が私怨というか主張をしながら殴り合う様に独自性を感じました。また、この世界は女性が平等のような気がします。宇宙が何か狭く感じます。玉置成実のRebornが好きで繰り返し聴いているのですが、本作では流れず西川貴教優遇で、がったりしました。
良かったのはMSくらい
こちらの状態として
SEEDは視聴済み、destinyは序盤だけあとは某ゲーム知識
内容のネタバレのおおよそはSNSで知ってからの視聴です。
一度しか見ていないため設定の認識間違い等あると思います。
元々過去作オマージュが強いシリーズとはいえ
キラ=アムロ、アグネス=クェスを彷彿とさせ
個人的にはラクスが監禁された際にも人物設定が違うとはいえ
ラクス=リリーナ、アウラ=マリーメイア、オルフェ=デキム
のイメージがものすごくチラつきました。
キラのみんなが弱いから発言やシンのジャスティスに乗ってたからダメ発言など聞き捨てならない台詞使ったのも状況がそうさせる台詞なのかもしれませんがなぜ起用したのか疑問しか浮かびません。
敵も罠に嵌めて一方的にやられたと思ったら、ちょっと対策して怯んだ隙にやられる始末
キャラの個性も何もありません。
シュラもただアスランの相手がいなかったからのかませ感すごいですし
アグネスもルナマリアの相手いなかったから寝返っただけ、なのにカガリの相手もいないのになんで宇宙に出てきたんだの中途半端感。
挙げ句の果てには殺戮国家だって罵っておきながら結果全員皆殺しで矛盾してませんか。
Hな要素もシンのラッキースケベくらいなら許容できましたけど
ルナマリアのシャワーシーンやラクスの意味不明なコックピットバックショットなどそのシーン入れる必要性あったかって思いながらのラストのキラとラクスの全裸浜辺シーン見て、もう呆れて笑わずにいられませんでした。シリアスなアニメにエロ要素入れられると流石に萎えます。
ネタバレ事前に見てもいいやと思って見たから映画に衝撃度がなかったのはありますが、昨今のガンダム映画と比較しても格段に評価は悪いです。
評価点としては1stガンダムの流用とはいえどれもMSの出来が良さそうなことと新キャラアルバートの有能さが面白かったことですね。
うーん
ストーリーは強引。敵の設定もそれに反転攻勢する流れも強引。
終盤、ノーマルスーツを着たラクスの乳揺れや、アスランによるカガリのヌード精神攻撃、挙げ句に最後に浜辺で全裸のヤマトとラスクって・・・・何、野外でやってたの?
戦闘シーンは派手でプラモのPVとしては良いんだろうけど。
ガンダムSEEDという名の"別作品"
一個人の意見ですので合う•合わないはあると思います。ご了承下さい。
ファンとしては映画化したことに非常に喜び楽しみにして観に行きましたが、内容が悪目立ちし過ぎて人生で初めて"早く帰りたい"と映画鑑賞中に思いました。
◇良かった点
映像は綺麗でしたし、アニメを観ていた方なら「おっ」となるような作戦や機体などもあったのでそういった部分は非常に楽しめました。
◇がっかりした点
•映画の尺の関係もあると思いますが話の経緯がわからない部分(フリーダム強奪事件など)があるのに話が進むのでキャラやストーリー自体に感情移入が出来ない。
•敵の機体がSEEDっぽくなく種類も色違いだけに等しい。作品にも合っていない感じがする。
•このシリーズの作風をぶち壊すような超能力ネタを出された瞬間にほぼ観る気が無くなっていました。
•ズゴックマトリョーシカは驚きもなく笑いもなく呆れました。
•後半のカガリとアスランのやり取り、ステラのネタ演出、ラクス様降臨、どれも観ていて腹立たしいぐらいでキャラを良いように使って、鑑賞者よりも作り手が遊び半分で作ったのか?と思えるほどでした。
•時代に合わせてなのか3DCGを使ってましたが正直安っぽく感じてしまったのとチカチカしたり動きとマッチしてなく目が疲れて仕方がなかった。
これならアニメーションだけで充分良かった。
他にも色々ありますが、これなら長くなっても何作かパートに分けて内容を濃くしても良かったのでは?と感じました。
お金を払って観に行くより、映画のPV だけで充分なぐらいです。
このシリーズは思い出もありとても好きな作品だったのでとても残念です。
映像は綺麗。脚本はご都合主義。
SEEDは無印もディスティニも完走できず、スパロボとかでなんとなく筋はわかるレベルの人です。なので、特に思い入れもないので、アニメ映画としてみた感想です。
映像は綺麗だし、映像は綺麗でした。戦闘はMSやリアルロボットものというよりかは、グリッドマンとか特撮系の風味を感じましたが、よかったです。
ズゴックからの登場はギャグかと思いましたが、それも良い演出でした。
ただ脚本はかなりご都合主義で破綻に近い状態だったかなと思います。キャラの心情の動きも共感が難しいもので、敵役の魅力のなさは特にキツかったです。
最後は、恐ろしいカカア天下で攻撃承認され、夫婦で世界に恐怖政治を敷いていく未来が垣間見え、おじさんはちびってしまいました。
ファン向けの映画だったので、みたことを大いに後悔しています。
友人の付き添いとはいえ、観るべきではありませんでした。
これがSEEDなのか!!!!!!!!!
本当に納得行かないです、そこまでSEED愛に満ちた人間ではありませんが、特にカップリングがタイプで何度も見返してます。でも正直ガンダム好きには絶対向かん。
表立って描かれまくった「愛」がうっとうしかったほんとに!!!!!!!!!作品に罪は無いがキラは意思表示すらできないころに戻ってるしシンはなんか……、キラにめちゃくちゃ懐いてる。まあそこはちょっと個人的には萌えた。あとステラのシーン酷い!!!!!!!でもシンの中にステラが残ってるのは涙が滲んだ。でもそこ以外泣けねえ!
オルフェかっこよ!ガチイケメン!今作の中でいちばん好きなキャラです。この作品の「愛」を真っ向から否定しまくったところがいい。でも結局こいつも愛欲しいんかよとはなった。なんやあいつ。
というかあのナチュラルとコーディネーターの戦いは愛があったら止まったんか???愛で片付けられるんか?????????!確かに「恋愛映画」ですと言われればそう。でもこれガンダムですよね……?というか最後のあのカガリはなんなんだ……?というかプルンプルンしてたなラクスの胸……。感動ってなんなんだろう、求めてたのはコレジャナイ感。
オルフェが死んだシーンは良かったです、釈然としないけど愛を貫いたあのシーンは何よりです。
とにかく愛!必ず愛が勝つんだとよ!恋愛映画好きな人は是非とも履修して見に行って欲しいね!!!!
なんといっていいのか
オールスターのお祭り的な映画ですね。派手な戦いを見る映画。
愛がテーマなのでしょうが、
もう少し整理してシンプルな映画にできたと思います。
キラもシンもこんな設定にしてよかったのか。
愛とか何とかそんなのが多すぎて、正直ちょっと嫌になりました。
そんな気持ちのまま、終盤の戦闘シーンを迎えて、
最後の最後に主人公とヒロインが裸で解放感にひたっており、え?って感じで
モヤモヤしたまま映画終了。
正直、感動とかそういうのはありませんでした。
結局ラクスの好き嫌いで決まる映画
無印の時からラクスが嫌いで、ディスティニーでさらに拍車がかかり大嫌いになり…。
公開前情報で、キララクのラブストーリーが主だと判明した時は絶望だった。
それでも、待ちに待った映画化だし、アスカガが大好きだから、観たい気持ちもあり…。
鑑賞前にネタバレレビュー見たら、ラクス嫌いだったけど好きになったと高評価が目立つから、自分も受け入れられるかもと意を決して鑑賞。
結果、ラクス、さらに大嫌いになりました。
あまりにも全編通してキララクの為の映画すぎたし、ディズニープリンセスばりの衣装と大贔屓でとにかくラクス、ラクス、ラクスを中心に動く…。
特に終盤のラクスは世界の鍵を握る存在だ、みたいな扱いと、マイティーの横で生身で敵を殲滅の仕草にはドン引き。
パイロットスーツが1人だけ異様にピチピチで胸とおしりが揺れ動くシーンには恐怖すら感じた。
最後の最後にまで裸でキスというオチで、エンドロールにはもう観に来たことを後悔する程でした。
これがラクス大好き、キララク最高、な人にとっては至高の映画になるんだろうな…という感じ。
これだけのザ・ラブストーリーをするなら、ディスティニーで苦労しきったアスカガにもう少し出番を分けて欲しいくらいだった。
唯一良かった点は、同じくディスティニーで苦労したシンの大活躍ぶりと愛くるしさ。
あとは、アスカガが健在だったという点。
(個人的にアスランが1番好きなんだけど、ズコックで登場したり、あまりに格好つけすぎてネタキャラみたいな扱いになってて正直微妙だった。)
映画化してくれた事は本当にありがたいけど、
この映画の最高潮は冒頭の西川さんの歌ありきの戦闘シーンだけだったなという印象でした。
とにかくキャラの好き嫌いって本当に大事。
それが実感できる映画ではありました。
ごめんなさい
作り手の意思を感じない。ガワだけ繕って中身のない実につまらない愚作。
おそらく、この映画を両手を上げて喜ぶ人間は、何も考えず餌がもらえるからと大口を開けて群がる鯉と同類なのだろう。そう考えてしまうほど、TV作品全2作のファンであっても発表されたことを後悔、下手すれば憎んでしまうような映画。
◆前提として
私は前TV作のメッセージ性、それを破壊的で情動的で熾烈に描かれ、それでいて当時スタイリッシュさを感じた作品全体の雰囲気、品性が好きでした。
特に、「戦争が起こるのは人間が他者を妬むからであり、であれば個人の才能にあった地位に収めれば争いはなくなるのではないか?」という平和を創造する1つの手段を提示され、その平和であるものの極端で不自由を強いる仕組みに同年代の少年らが異を唱え立ち向かってゆく様に夢中になりました。
そんな登場人物らが必死にもがき、嘆き駆けたからこそ、彼らの強い意思を体現した機体も魅力的でした。
(これをお読みの貴方は違いますか?)
◆極めて稚拙な本作のメッセージ
しかし、そのような強いメッセージ性、今尚根深い印象を与えてくれた作品であったにも関わらず、約20年も経過いているにもかかわらず、作品として、前作かかげたメッセージの答えとして次に提示された言葉が
「もっと話しましょう」
という陳腐で稚拙な一言には落胆を通り越し呆れてしまった。こんなもの作者が何も考えていないのと同じだ。
(※粗末な結末にしておきながら、監督が完成披露会で「これが見たかったんでしょ?」と失笑していたのだから憤りさえ覚える)
そんな初歩的なことは、それこそ映画の冒頭でラクスが奮闘する様で十分表現できている。
そんな浅はかな主張だけであの世界の戦争が収束するはずもなく、再度提示されたプランを打破しうる策とは到底思えない。
それこそ、ただ勢いだけで長年寝かせていたネタを体よく繕うことだけに注力し、肝心のコンセプトを何も考えておらず、適当な落としどころにまとめただけとしか思えない出来栄え。
◆クライマックスの浅はかさ
また、シンプルに終盤の敵ボスとの対峙、問答において、プランの実現が世界から不平等をなくし本当の平和を作ることができるはずだと議論が始まったにもかかわらず、ラクスらが愛だの阿呆な返答をしたばっかりに論点が個人的な問題に移っていった。時間をつくりもっと互いに話し合う必要があるのは、ラクスら夫妻間の問題であり、世界を平和にするための答えではない。作品の締めくくりという重要な場面でそのような論点のずれに、観ているのが酷く苦痛だった。
更に、「誰にも自分のことを分かってくれる人が必ず傍にいるはず」とラクスらが敵ボスに解いておきながら、わざわざ彼に想いを寄せるキャラを同席させておきながら、彼が考え改める描写も微塵もなく、容赦なくキラが手を下し葬るのは発言と行動が伴っておらず「激しく矛盾」している。
愛がどうのと路線をもっていきたいのなら、同席させた秘書に心中を全力で訴えさせ敵ボスを想い改めさせた後に彼女が自壊させるだの筋を通す手法はいくらでもあったはずだ。実に不快でこれほど阿呆らしいクライマックスは他にない。
◆意義のない演出
作品というのは本来作り手の何かしらの意思、メッセージを伝えるために形作られるものであり、作品として引き立ててまとめるために演出(今作でいうなら戦闘など)がある。
ともすれば、こんな陳家な結末に向けた派手な戦闘も新機体の登場も無価値。終盤の有様、監督の作品に対する熱量の低さを垣間見てしまうとその演出もガワだけのものにしか見えない。
アスランの妄想も、ラクスの過剰な胸の強調も、浜辺での突然の全裸も、ただただ下品で物語として成立させるための補足、納得性、必要性が何一つない。さらにはその後、肝心の戦争がどう着地したのかも描かれていない。こんなぞんざいなものを見せられて何故喜べるのか全く理解できない。
◆構想も充分でない
細かい部分で1つ言えば、新フリーダムもそう。敵にビームが有効でないことは作中に描写があったが、実剣が有効であることを補足していない。故にあの武器は唐突。
また日本刀であることも同様。アストレイがどうの関係ない。劇中として言及なく、さらには演出として最後にラクスが運んできて成る攻撃手段であるなら、尚のこと日本刀を模していることに違和感しかない。名前をフツノミタマとし、広範囲の電磁攻撃ができる様から機体の設定にタケミカヅチを想定しているのは作り手の自由だが、だからといって作品として納得性がまるでない。
また、新武装も検討不足。もう一度言うが、ラクスが運び届け、ラクスがキラと同じ場所に立ち、同じ目線で問題に立ち向かう様の演出(具現化)であるのなら、そのデザインにはキラの青とラクスのピンクもしくは白のコンセプトカラーを取り入れつつ、キャラモチーフのデザインをあしらうべき。にも拘わらず、デスティニーの小羽をフリーダムのもので挟んだだけの既存の流用デザイン。たったこれだけを踏まえただけでも「適当・手抜き」な作品だとしか思えない。
手抜きと言えばアグネスもそうだ。
自身を「才色兼備であり人に愛されるべき存在だ」「なんの苦労もせず適当に収まる者を許せない」として、作品の副題の1つとしてわざわざラストに舞台を設けるのであれば、対峙したルナマリアは作り手の代弁者として何かしら主張すべきだ。
それなのに、彼女は終始「はあ?」といなすばかりで何一つ反論もなければ明確な主張もなかった。
見切り発車で書き進め、特に目的を持たせないまま扱いに困った末にただ戦闘させただけ。これこそ意味のないシナリオだ。技量のない素人の大層な同人誌を見せられるより粗末で酷い。
◆総じて
既存IPの支持に胡坐をかいて、何一つ意思もないまま、それこそ金目当てに派手に繕っただけの今作。もちろん、ファンを楽しませるサプライズ的演出はあっても構わないし、それは肯定するが、これまでに培った大事な世界観、それこそ亡きパートナーと形作った良作を台無しにしてまで中身を詰めることなく無理に今まとめる必要がなかったとしか言いようがない。
無駄な販促にコストを割くくらいなら、2部作にしてでも作品としての完成度を追及してほしかった。私の同作ファン活動を終わらせてくれた監督が本当に憎い。
陳腐という言葉がピッタリな駄作
『ガンダム』映像作品はほぼ全て見ています。
もちろんTVアニメ『SEED』『SEED DESTINY』も視聴済。
その上でのレビューです。
物語の流れ、各シーンの演出、台詞まわし、全てが陳腐でチープ。
特にキャラ同士が会話で心情を伝え合うシーンの演出と台詞が、とても2024年の作品と思えないほど古臭くて陳腐。
具体的には「あっ……!」「はっ……!?」「えっ……!?」(顔アップでキラキラ)
これが1対1で会話してるシーンで頻発するから、会話に深みがない。
実際そのシーンで、映画館で隣で見ていたカップルが、主人公キラとライバルが言い合うシーンで「なにこれ、中学生が作った映画なの?」って言いながら笑ってた。普通、映画館でそんな声が聞こえたらイラっときますが、今回ばかりは私も「そう思えちゃうよね」と心の中で肯定してしまった。
私も物語中盤から会話シーンが始まるたびにギャグシーンのように思えてきて、声上げて笑ってました。
戦闘シーンはかっこいいのに、「何故戦うのか?」のテーマを伝える台詞が陳腐なので、心からかっこよく思えないのもしんどい。もったいない。
前評判が良く、視聴済の知り合いが絶賛していたので、楽しみにしてたのに……。
残念
ラクスのポワンとしているのに実はしっかりした女性感がとても好きでした。
キラは色々な事に葛藤しながら成長して愛情表現が少ないが皆に優しく、殺さず勝てるほど最強になったはず。
その二人の強くてやらしさの無い所がとても好きだったのに、この映画のキラは自分勝手で情けく仲間を信頼しないは、けなすは、嫉妬するは、殺しまくるは、なぐられるは…
ラクスはエロ女みたいになってるは、タラコ唇でキスしたそうな顔ばかりしてるは、ピンク頭でOLのスーツみたいな格好するは、ピチピチのライダースーツで色気強調するは、見離しといて信じてますとか訳分からん事言うてるし。ラクスは誰の子?て事になってるはで内容が入って来ませんし何を伝えたいのか理解出来無い。
キラとラクスの間には誰も何も割り込む事が出来無いほどの深い愛と信頼があると思っていました。夢伝説の歌のように。そして命がけで世界を救おうとしていました。こんな隙だらけの愛を言葉にしないと伝わらないみたいな話では…
とにかく私は残念の一言。
曲はずっと一緒だったのにか、君は僕に似ているとか言う曲が良かったと思う。
元のストライクフリーダムが出た事だけが救いでした。元のフリーダムとストフリがとても好きなので。
デスティニーも何度もイラつき途中で見るの辞めようと思ったのですがストフリの登場の格好良さで観てて良かったと思えました。
作ってる所は違うのでしょうが、エウレカ以降最近のアニメ、ヤマトも銀河英雄伝説などのリメイクも男女共にキャラクターの口元が変に思えるのは私だけでしょうか?
とりあえずラクスの口元はひどい
TVシリーズは微妙な表現もうまく描かれていて感心していましたので。
最初のガンダムが好きな私が唯一良かったと思ったシリーズで、友達同士で戦う辛さと始まった戦争が終われない難しさと、原因がそれぞれの複雑な思惑という今の世界でも共感出来そうな内容だったので、大げさですが世界の人がシードを見て戦争を回避しようと思ってくれるかもと期待していました。
お隣の大国でも人気ですし。
キラがカガリを引っ叩いたシーン
気持ちだけで何を守れるんだ!
の言葉にシビレたものでした。
情けないキラは見たく無かったですね
これでは、敵を全滅させないと終わらないと言う事でしょうか?
多くの子供達にも見てほしいアニメだったのですが、とりあえず残念です。
何を観たんだろう、、、
戦闘シーンのアニメーションや音楽は素晴らしく、冒頭はカッコ良さに涙が出ました。
懐かしのキャラ達が皆出てきてくれたのもとても嬉しかったです。
でも、感情的過ぎて深みのない敵キャラ(引くだけで何の共感も出来ず)、恋愛脳で敵味方バンバン攻撃する主要キャラ(戦争における迷いや葛藤をテーマにしていたシード、デスティニーは何だった?)、キャラ変すぎて笑えないギャグ&お色気要素....(涙)
戦闘シーンは盛り上がるものの、都合の良い展開ばかりで、後半は何を観ているんだろう、、と半ば呆れながら見守ってました。
テンポも良く、娯楽映画ではあると思うのですが、前作までのファンとしてはもはや別物ということで星1つです!
がっかり。
坊やじゃ無くなった
とりあえず言える事は公式の二次創作を見さされたのかなと。
この映画を観る前にオルフェンズを履修していました。
SEEDの映画で20年ぶりに新作が公開されるという事なので当時リアルタイムで観ていた自分はどんな映画なのかちょっと期待していました。
前半はワクワクしながら観てたのに、後半から寒気がして、終わった時点で映画を観てることが恥ずかしくなって早々に映画館から立ち去りました。
SEEDでガンダム見始めた自分としては、歳とった事で感性が変わったのか今回の映画はなんか違うってなりました。
あの唐突なお色気は、SEEDがそういう映像作品なので仕方ないとしても、ギャグみたいなシーンは必要だったのだろうか…
メカが好きな自分が言える事は、DESTINY時点であの2機を出して欲しかった。
ライフリとイモジャが噛ませって言うのが勿体なすぎて、後から出てくる焼き回し機体はうーんって感じ。(ザフトのあの2機以外)
監督は、可変機嫌いなのかな?
特にキラのラスト機体は、僕が考えた最強フリーダム(2回目)って感じがして、あーはいはいってなりました。
個人的には、シンが報われた事がこの映画を観て良かった部分だと思います。
シンもひとりスパロボやってるので若干浮いてましたが…
(キラは最早ネタ)
映画を観終わった後、家でオルフェンズの続きを観て、泥臭いガンダムの方が好きな自分を発見出来たのがこの映画の唯一お金払って観て良かったと思えた部分でした。
阿頼耶識システム最高!!
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