機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのレビュー・感想・評価
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未来を生きるヒトたちへ
自分達と違う特徴を持つヒトを見つけると、何時の間にか、別者扱いする。昨日までは、同じ仲間だったのに、何か違う個性を見つけると、排斥バイアスが発動する。実はこれ、生物の種の保存本能に基づく行為らしいのですが、その先にあるものが、無理解、不寛容、イジメ、差別、分断、そして、戦争…。
誰も、分かり合うことはない。
映画化に時間がかかったのは、シリーズの脚本の方が、ご病気で逝去されたため。そして、その意志を受け継ぐ覚悟で、言葉を慎重に選んだため。刻を超えたヒトの想いが、込めらているんですね。テレビ版の、残虐なシーン。抗議の声が挙がったそうです。子どもに人体破壊シーンを見せたくない思いは、正しいものです。大人がイヤな顔をすることで、子どもは、世間の判断を知るからです。たださ、ヒトがヒトを殺すシーンを観て、スカッと爽やかな気分になりたいですか?。ガンダムはエンタメですが、戦争はエンタメではない。この矛盾と、どう向き合う?。
ガンダムが大地に立ってから、そのうち半世紀になります。コンテンツとしてのガンダムは、ずっと右肩下がりだったそうです。私も、富野氏の「V」が、余りに意味不明で、それ以降は距離を置きました。ガンダムに、何を求めるかは、ヒトによって違うでしょう。私も自分が、主流派だとは思いません。それでも世代を超えて、新しいユーザーに問いかける。その問いかけの先には、少なくとも、ガンダム観て、オレも戦争がしたい!。早くヒトを殺したい!。と云うパーソナリティーの持ち主は、いないと思います。多分ね。
お気づきと思いますが、これは、映画のレビューではなく、先日、某国営局が放送した、SEED制作メンバーのインタビュー番組のレビューです。いつか本編に挑戦したいのですが、仕事と家庭の事情で、レイトショー終わった映画は…。観なかったら、ごめんなさい。
富野氏の願うヒトの革新は、夢かも知れない。でも、その夢を引き継ぐヒトがいるのなら、どうだろう?。未来を生きる皆様は、新たる実を結び、さらにその先の未来に、どんなSEEDを届けたいですか?。他者への不寛容も、戦争も、映画やゲームのコンテンツだけになっている未来が、来たらいいのにな。
コーディネーター、ナチュラル、強化人間、レプリカント、ファティマ…。誰でも構いません。お互いが分かり合える、人の夢を見るのは、誰?。
ヒトは、人に成り得ると思いますか?。
追記
皆様のレビュータイトルを拝見。どうやらこの映画、ファンサービスムービーのようですね。それ以上でも、それ以下でもない。だからそれ以上を求める方が、転じて総攻撃をしている模様。ここまでレビュアーが、分断するのも稀有ですね。いずれにせよ、門外漢の私には、ちょっと敷居が高いかな。
SEEDからのファンですが
アニメと違って完全に敵味方という構図だったので戦後のしんみり感もなく殲滅して喜びあってて少しチープに感じました。キラとラクスの愛パワーsugeeeのアニメ。どこぞの魔○科兄妹みたい。正直、当時のキャラの声&アニキの歌が聴けたという点が大きく思い出補正評価です。
キャラデザインがブラッシュアップされていた。
ガンダムSEED・・・あのキャラデザインが苦手だったのですが、今作は現代にも通用するレベルでブラッシュアップされておりクセの強さが抑えられ好感を得ました。
作画・動画も非常に奇麗で見応えがあります。モビルスーツにCGが多用されていますが悪い意味でのCG臭さも感じず非常に良好です。
敵が絵に描いた様な如何にも胸糞の悪くなる典型的なウザい連中で、当初主人サイドをコキ下ろし馬鹿にしまくり無双してやっつけてしまいますが、なんだかんだ愛の力wでキラが勝利します。
めちゃくちゃ分かりやすくて、なんの捻りもありません。
まぁ元々SEEDはガキ臭く幼稚なので好きではありませんが、それでも楽しめました。
戦闘シーンもかなり多く派手なので、これは劇場の大スクリーンで見るべき映画だと思います。
まぁ、悪くは無いが…
結局の所
まぁ、ファン映画かなぁって評価だね
ファンでもダメ判定あるとは思うがファン映画だねぇ
難を言えば、アニメからリアル時間が経ちすぎている事かなぁ
何にしてもあの世界から争いは無くならないと言うのは事実でしょうね…結局、愛で全て片付けてしまってるし
悪いと言うか悪くなってしまった要因の一つとしては
敵に魅力が無いのが大きい気がする
映画という、短い時間の間だから仕方ないのだけど
クルーゼ隊長にしても、デュランダル議長にしても彼らからは信念を感じたが
今回の連中にはそれが正直薄いんだよなぁ
解らん!
SEED,SEED distny共に全く見ないで映画館に足を運びました。・・・結果、
”失敗した”と中ごろまで感じていました。何せ、解らん?コーディネーター、
ナチュラルは理解できた。が、、、、、国、連合団体、等が幾つもあり、
理解不能、誰が何の為に戦っているのかが全く理解できなかった。
最終的には、何となく理解はできましたが・・・。やはり、劇場公開作品は
1本で理解しやすい内容にすべきだと思います。SEEDファン前提で製作されて
いる感じが・・・最後まで抜けきれなかった。しかし、
戦闘シーン等は、描写も美しく、優位性を交えて、非常に良い出来だと感じた。
しかし、老眼が進んだファースト世代には、画像が早すぎて何が何だか解らん
箇所がたくさんあった。いずれにせよ、SEED_TV放映版を見るには良い機会に
なった。
最後に、敵・味方の互いにNEW TYPEと非NEW TYPEが存在している過去作品。
この作品も、互いにコーディネーターと非コディネーターが存在している。
何処か、やはり、似てしまうものなのだろうか?
宇宙世紀シリーズ以外は初
前半やられ過ぎ、男子ウジウジ気味
こんなに恋愛脳な作品とは
ガンダムSEEDの系譜を愛する人に向けられた映画
※大なり小なりひねくれた愛し方を含む
かく言う自分は外伝漫画作品から入って、そのついでに履修したようなところがあるので真っ当な楽しみ方はおそらくできていない
独自の専門用語や過去作のストーリー、キャラクターが、これといった前置きや説明もなしに飛び交うので前提として予備知識がない人が楽しめる作りにはなっていないように思う
加えて、序盤から中盤にかけては少女マンガ的なギスギス恋愛劇が続くので、人物作画が崩壊気味なシーンがちらほらあったのと合わせて正直かなりキツかった
それでも、中盤で今作のフリーダム(メンタル)担当のアスランさんが出て以降はヘンな笑いをこらえるのに必死になって、最終的になんか許せるような気になってしまったのでズルい
「コイツの闇は深すぎるッ!」とハレンチアスランが個人的なハイライト
泥臭さが薄く、人間同士の戦争を描いている割に主人公がヒロイックになりすぎてしまうのがどうも気にかかってしまう方なのだけど、「元々そういう作品だしな……」と割り切ってしまえばメカデザインやアクションも秀逸ではあった
総じて、かなり人を選ぶ作品には違いない
けれども、好きな人には深々と刺さるだろうし、シリーズファンが見たかったものを一通り形にすることには成功していたと思う
自分はおそらく真っ当な楽しみ方をしなかったけれど、不思議なほど視聴後感は悪くない
振り返ってみればヘンテコな映画だった
結局何も変わらず
戦闘シーンはいいけど(マイフリは除く)話は種死の焼き回し。
結局は同じことの繰り返し。
設定も色々とツッコミどころが多い。
頭を空っぽにしてただ純粋に楽しむのが吉。
キラもなんか性格歪んでるしイキってる厨房の発言も目に余る。
ボスも強敵感はあったのにだんだんストーカーのネグレクト男にばっていき小物感が拭えない。
やっぱ種を超える事はできないね。
終わってみてなにか変わったっけ?っかんじ
結局コーディネーターもナチュラルも平和なんて望んでおらず殺し合いがご所望ってことかな。
ラスクの愛してるから必要が拘りとか言ってたけど他に拘る部分あるだろうと思う。
愛だ何だとか入れすぎて逆に陳腐。
キラが成長しきれてないから子どものお遊戯レベルの恋愛だよね。
あと料理でラクス作りすぎじゃね?
揚げ物ばっかで大量に作りキラを殺すきか?
欲しかった展開を”雑に”詰め込んだ映画。真剣に見ずノリで見よう
作画は劇的に向上していたし、戦闘シーンのクオリティは高く満足。音楽も大変良かった。小室さんありがとう。
ただ内容としては続編というよりとりあえず見たそうな展開全部詰め込んでストーリーは二の次、みたいな映画。20年待たしてこれかよ感が否めない、続編としては期待外れ。
しかし前述のように、主人公同士の共闘やシンの活躍、見知ったキャラ達の登場などのこれが見たかったんだよっていう展開が多いので全く見る価値が無い訳ではない。そういった展開を見たい人なら見に行って損は無いと思う。だが正統な続編として期待してる人はがっかりする内容だった。
そんな感じなので、ストーリーの続編として真面目に見るのではなくなんとなくのノリで見た方が楽しめる映画。
20年待たせた割にはと言う思いはある。
公開前の期待値がでか過ぎたのか自分の熱量が下がったからなのか結局これは何にも解決していないし、むしろキラがあの世界に国際裁判所が有れば一目散に有罪判決を受けるだろうなと思った。
今回登場した新興国のファンデーションのオルフェの策略でキラが軍事協定違反の行動を起こし、その結果で休戦協定が破られる事に成り、報復合戦に成っていくのだけど、その過程の中で策略の為とは言え自分の国を簡単に滅ぼして国主のアウラとオルフェは何で平然としていられるのだろうか。
ディスティニープランに引きずられていたとはいえ後味が非常に悪かったです。
戦闘面は各メカの持ち味を引き出してカッコ良かったけど、人物描写が悪い意味でもSEEDを引き継いでいると言う感じです。
よい出汁が出てた
面白かったけど結末だけ腑に落ちない
人種の優劣による対立がある中でどうやって戦争をなくすのかというSEEDシリーズの18年越しの回答として、戦意喪失しかけていたラスボスを主人公が見逃さずにわざわざ◯すというのは武力の肯定とも取れるようでど~~しても納得できません。
ダメージを受けた機体が爆発して結果的に◯すのと、MSに乗る人間に直接攻撃を当てて◯すのでは意味が全く異なります。
全体的には面白さ盛りだくさんだっただけに、結末に納得できれば「面白かった」と本心から思えたのでずっとモヤモヤしています…
この作品を映画でやる意味が疑問
そりゃさ,ガンダム・シード&デスティニーは放送時とデスティニーの時とVOD含め何度か全編みていたよ。
そもそもがわかりにくい作品さ。
まあ,ガンダムのコンセプトは,
宇宙に暮らす人類と地上に暮らす人類との対立。
従来の人間と遺伝子操作によって生まれた人間との対立。
少年少女が戦争に巻き込まれること。
そこに一方的な意志を持たないガンダムという究極兵器の登場。
思念による空間把握や意思疎通,未来予知などのSF的要素などかな。
登場人物も多く,作画の関係で少年少女が髪色と制服でしか区別できないのは仕方がない。
映画が始まってすぐ,画角がやけに狭いなあ。この感じが最後まで違和感。
おそらく,ガンダム・シード(2002)から20年以上の年月を経ていることが原因だろうか。当時の作画を映画にすれば少し間延びした感じなるのかな?。作画崩壊はしてないので13:9のビスタサイズなのかな?同時期の「鬼滅の刃」に比べると狭い感じがする。
今回の内容は,デスティニーの最後でバトルロワイアル的に戦争終結まで行き,新しい体制が始まるが戦争は終わっていないというところから始まる。なんとなく,現在の世相を反映しているようにも思える。
そこに,新興のファウンデーション王国(第4勢力)からの要請でキラたちが所属するコンパス(国連軍みたいなものかな)が出動するところから始まる。
もうね,この辺からフラグ立ちっぱなしよ。
罠じゃん。悪い奴らじゃん。キラキラしい奴は特にね。
まず,「悪い奴ほどよく笑う」の鉄則通り,ブラックナイトスコードのやつらは不敵に笑うね。
慇懃な奴(タオね)は下心ありの鉄則にも当てはまる。
主人公たちは,要請に駆り出されてファウンデーションに行くが,はじめから見え透いた敵意が見えている。特に宰相タオというやつはキラキラしているうえに,やけに情熱を語る。前のデュランダル議長と同じだね。
ほーらご覧ほらご覧。やっぱりねー。
でもね。精神感応力を後出し的に出すのはずるいよね。そういうことだから,ついていけない気持ちになるのよ。ストーリー上重要なキラを錯乱させる方法なのに。
それとファウンデーションの女王は幼女キャラのくせに,ラクスに対し「私がお前たちを創った」という。何やそれ。いつの間に?キラはその失敗作だとさ。
はい,そして,例のごとく誰が誰を好きとか始まるね。嫉妬する挙句に裏切るね。そもそも軍隊でそんな学園ものみたいなノリってあるのかえ?そのうえ命を取り合うんだぞ。
一度はブラックナイトスコードにコテンパンにやられますね。まあ理由はあるけど。
失ったガンダムは例によって隠し玉としてスペアがあるのね。なんでかなーいつもそうだね。
だいたい,精神感応力は新人類とかコーディネーターの特権みたいなものださ。いったんは死んだと思われたキラについて,ラクスは「生きている」ことを知っているはずだよね。そうでなきゃ。
アスランやイザークの登場は予想ができた。カガリはいただけ。前シリーズまではとても重要な役回りだったのに。尺の関係ですべての人には光を当てられていない。やはりテレビシリーズでやるべきだったね。
つまりは無理やり映画にするための設定に無理がありすぎるんだよ。これを「ご都合主義」というね。
大ヒットしていることは認める(休日は満席)けど,だからと言ってこのやり方で稼ぐのは観客をなめていると思う。
ところで,終盤に出てくるラクスの宇宙服(というのかな)のエロいこと。撮り方も狙っているね。最後は脱ぐね(なんで脱ぐ?)。あの後は・・・となるね。そういう暗示だね。全くもう。子供に見せられないじゃないかあ。
良くも悪くも。
束の間の休息に鑑賞した劇場版SEED。
公開1週間でおもちゃの筋からガンガンネタバレがあり、内容は分かりつつも当時の世代として見届けたいとスケジュール。すでに封切りからひと月以上経ち、家族で観に行ったパウパトに劣後したSPY×FAMILYはさらに鑑賞順位を下げた。アマプラで妻と深夜に観たいが、そんな暇はいつやってくるのだろう。
MOVIX。今日は1人なのだからと余裕を持って入館し、奮発してフライドポテトとカフェラテを購入。特典のためにシアター前に人が並び始めるので、そそくさと最後尾へ。後ろの男子学生?がナラティブ公開初日との盛り上がりの違いを早口で語り合っていた。わかりみ。
開幕。西川さんのfreedom。地球を背景にtkサウンドで、ガンダムらしさを感じた。パースに無理のないフリーダムが新鮮で、ファフナーhaeの衝撃を思い出した。アレは劇場版制作からエグゾ、ビヨンドときれいに締め括った作品で、本作にも淡い期待をした。
陸戦に移るとうって変わって画面が暗くなる。MSは重厚に動いていて、UIの目新しさもあり、アレ?ハサウェイ?と思ったけども、消し飛ぶ市民を見て、SEEDだなと感じた。
そこから、佐橋俊彦先生のかっこいいBGM、ケレン味溢れるMS。バンクのないSEEDアクションは贅沢で、これらの点はSEEDの良さが引き出されてると思った。
一方で特に前半、キャラの心の動きや解釈に頭が追いつかず感情移入しにくいロマンスはなんとかならなかったか。また、後半にかけて小物くさい小物キャラ、なにかと目につくオマージュにオマージュ、インスパイア、ギャグ。サービス精神旺盛で楽しめたが、メタ的なライブ感で走っていたようにも見えた。これらの点はdestinyの悪いところが出ているとも言える。ただ、徹底してdestinyで非難されていたところはフォローされていて、あの頃の溜飲は下がったと思う。
何年越しの完結編?劇場版に、ついついユニコーンやシンエヴァと比較してしまうのだが、個人的にはあそこまでのカタルシスは得られなかった。
あの頃の中高生の時分なら観られたけれども、もう次の世代に託しつつあるおじさんは世界観に入り込めない。
おじさんは揚げ物をあんなに食べられない。それどころか必死に子供のお迎えをして妻の帰りを待ちつつミールキットを捌いている。愛されるからこそ愛するからこそ最低限の働きはしなければならないのだ。
……SPY×FAMILY観ないと。
20年越しの確認
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