ドリーム・ホースのレビュー・感想・評価
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とにかく馬が可愛い映画
気難しいところや後半追い上げるスロースタータータイプなところはゴールドシップ、足を怪我して奇跡の復活を遂げるところはトーカイテイオーを思い出した。
つまりゴールドシップとトーカイテイオーを足して割ったような馬が活躍する話だと解釈した。
馬の表情のアップの画面がとても可愛らしかった。走る様は映画館で観ると大迫力だった。
こういう馬の物語を映画化出来るなら、ゴールドシップやトーカイテイオーの物語も映画化して欲しいとすら思ってしまった。まあ演技の出来る馬を見つけるのは難しいかもしれないがw(特にゴルシw)
馬好きなら一見の価値ありの映画でした。
号泣
週刊文春の映画評が良かったので、軽い気持ちで観に行った。
結果、観ている最中に号泣。一緒に観ていた妻は泣かなかったとのこと。
確かにストーリーは読める映画なのだが、競馬はお金ではなく、ロマンだと気づかされる作品。
一頭の馬で町中の人が徐々に親交を深め、家族が再生し、身なりもおしゃれになっていくというところが最高だった。
馬のまつ毛ってながくてカワイイのね。
ヒロインが好きになれないので全部にハマれなかった
2023年劇場鑑賞8本目。
田舎の主婦が組合を作ってお金を出し合い競争馬を育てレースに出すという話。
実話なのですが、自分がパートで働いている売り物の雑誌を破って持っていくシーンでこの人嫌いだなと。万引きの方がまだマシですよ、知らないで買ったお客さんがかわいそうすぎます。
その後はレジ打ち中に電話に出て騒いだり、組合のみんなの意見は聞きもせず自分だけで決めたり、嫌な部分しか見えませんでしたし、たまたま強い馬を引き当てたから良かったけど、そこに感動も何もないなと思いました。
ハッピーでエキサイティング
競走馬の映画は『シービスケット』以来。
これが実話ベースだというのだから面白い。初めから映画化が決まっていたのかというくらいに、オーナーになるところから、ドリームの活躍、地元の人の手のひら返しの盛り上がりまで、ドラマが詰まっている。
競馬はテレビ中継で観たことがあるくらいだけど、レースのシーンは前のめりになるくらい興奮。ちょっと機会があれば見てみたい。
実際の組合の面々がどういう人たちか定かではないけど、映画の中ではみんな個性的。
馬主は上流の嗜みのイメージだけど、庶民的なジャンたちとのコントラストが面白い。
そしてずっと気になってたブライアンの歯。エンドクレジットでのご本人登場で、素晴らしい再現度が明らかに。
ドリーム役の子は、とてもしなやかで美しい馬だった。
ジャンが話しかけると、ちゃんと演技しているかのような目をして可愛かった。
やっぱりイギリス映画は好きだなぁ。
ホンマかいなと
12本目。
競馬好きだから大分贔屓目。
観たい作品だけど、海外競馬、ましてや障害となると、さっぱりで。
ホンマかいなと思ったけど、馬の数だけドラマがあるし、そこが競馬の面白い所だと思う。
話の流れだと、種牡馬にはなれなかったのかな?
ブラッドスポーツだから、仕様がないとは思うけど、無事に余生を送る事の方が少ないんだから、幸せだと思う。
実話を基にしたジンワリ感動馬主物語
ウェールズの谷あいにある小さな村で無気力に暮らす村民たちが、共同で馬主になり生き甲斐を見つけていく話。
はっきり言って、以上なんです。
だいたい想像の通りにストーリーが進んで行く。
「フル・モンティ」や「リトル・ダンサー」を期待して行くと肩透かし。
それでも、ジンワリと温かく感動します。
競馬ってロマンがあるなぁって思います。
障害競走だから仕方ないけど
レースシーンが、まあまあリアルなんです。
その為か、レース中に他の馬が転倒する場面を見てしまうと、ドリームアライアンスが勝っても素直には喜べなかった。
その分、感動しきれなかったかな。
ビエンビエンは懐かしいですね。
来日したことは無いけど、コタシャーンのブリーダーズカップターフの2着馬だから、名前を覚えている競馬ファンもいるんじゃないかな。
日本だと馬主のハードルが高いと思われがちだけど、地方競馬だとそこまでハードルが高くないから、この映画で馬主に興味を持った人は調べてみては。
小細工なしに真っすぐ胸の高鳴る希望の映画
競馬映画はどうしてこんなに面白いのだろう。とてもシンプルで実直で清々しく真摯に夢に向かいポジティブで楽しくワクワク胸高鳴り諦めない人生を応援してくれるビールと歌と希望に溢れた感動作である。ウェールズの田舎の小さな村の貧しく退屈などうにもしようがない人生を送っているおっちゃんおばちゃんたちが毎週1600円づつ出し合って競走馬を育ててレースに出すのだ。動物を育てることが好きな主婦が働いているスーパーの競馬雑誌を立ち読みして研究しまず血統に優れたお買い得な母馬を買って種付けをしミルクで仔馬を育てるところから着々と積み上げていくリアルダービースタリオンなのだ。そんな愛馬が中央の大レースで走るなんて!皆でバスに乗って歌いながら競馬場に向う幸せよ。人生とは何かを教わる。
話は馬なり
予定調和な展開という感想を見てスルーのつもりが、高評価につられ劇場へ足を運んだところ…やはり予定調和以外のなにものでもなく、Based on true storyと言われても自分には刺さらなかった。
悪人が出て来ずいい人ばかりで嫌な気分にならない。みんなで飲んで歌って楽しそう。引き締まった馬の姿が美しい(特に仔馬ちゃん)。ウェールズ愛に溢れてる。トニ・コレットが怖くない。そんな好ましい点はあったにせよ、話はドリームアライアンスの成り行きまかせ、まさに馬なり。人間ドラマがろくにない。レースシーンは(英国式?なの?)ゲートに入ってスタート!の緊張感がなく、短いカットで繋いでくるので、ドリームがぐいぐい追い上げる感じがいまいち。JRAの競馬中継の方がスピード感や迫力あるんじゃなかろうか。終盤は、ハワード妻が夫の子供の時のエピソードを知っただけで急に競馬に理解を示したり、いつの間にか勤務先スーパーや村じゅうが盛り上がってたり、Based on true storyの勝利に向けてアゲていきましょう!な感すらあった。
人生に胸の高鳴りをってうまいフレーズだけど、どん底からの一発大逆転なわけではなく、のどかな村の住民の退屈しのぎにお付き合いした気分。やはり物語には意外性やひねりが必要で自分の価値観を揺さぶるものがないと感動にはつながらないと思った。ひねくれすぎかもしれないけど。
なお、実在のモデルも交えて役者たちが歌唱するエンドロールと、最後まで歯抜け夫とトニ・コレットがキスをしなかったのは意外性があった。
Oi!Oi!Oi!
事実に基づく話。
ウェールズを舞台にした、競走馬と、その周囲の人達の話です。
映画として、ほとんど惹かれなくてスルーしようと思いつつ、
もしかしたら…と思い観たけど、
結局、僕は、あんま…でした(笑)
馬好きなら、もっと楽しめるかも。
OiパンクみたいにOi!Oi!Oi!って、みんなで叫ぶシーンが数回あります(笑)
パンク好きなら知っている、ラークスの「MAGGIE MAGGIE MAGGIE」と、全く同じメロディーです(笑)
この映画で、ウェールズの国旗を覚えました(笑)
池袋で号泣してるオヤジがいたら私です。
私はこの114分の中で何度泣いたのでしょうか。
生きてゆく事に何の希望も無かった人達が一丸となって
競走馬を育ててゆく実話の映画化。
人々のキャラクター、個性、繋がり方や描き方が秀逸。
そしてとんでもない撮影技術。
圧巻号泣名作誕生。
もっと拡大公開を希望します。あー泣いた(´;ω;`)
あくまで「競走馬」…なんだよね
(後半で一部ネタバレします)
作品の内容はいたってシンプル。
シンプル過ぎるほどに。
片田舎に住む中高年たちが、とある競走馬を育てることを通して、失っていた情熱やアイデンティティを取り戻す。
これが事実に基づく物語である以上、それを観た私の感想には、当然悪意なんてあるはずもないし、もちろん良いお話だとは思う。
…思うんだけど。
それ以上でもそれ以下でもない。
やはり、競馬をやらない私には「競走馬じゃん」「ギャンブルじゃん」「一攫千金狙ってるじゃん」が頭から払拭できないままでいた。
前半に組合の立ち上げで「金儲けじゃない、胸の高鳴りだ」というエクスキューズはあるものの、もちろんそうは思っていない組合員もいた訳だし、それがむしろ自然。
そんな中で、全員でレースに出すか出さないかの選択をする。
そして結論に至る流れにも、私には全然納得できなかった。
いや、これが例えば怪我で休養していたボクサーの復帰戦にまつわる話とかならまだ飲み込めるんだけど、これ「競馬」なのよね。どうしてもギャンブルとしてのイメージがつきまとう。
現に大きな掛け金を主要なキャラクターが掛けるワケだし。
なんかなぁ…
ギャンブルはギャンブルでいいのに。
競馬ファンたちが口を揃えて言う、「ロマン」ってヤツも、ギャンブルとしての側面ありき、なワケで。
なんだか、あえてギャンブルであることを漂白しようとしすぎてる感じがすごく気になった。
朝起きた時、ワクワクして人生を暮らしたい人向け
まず映画の最後に、実話と知ってびっくりしました。
トニーコレットが馬を見守るときの目がとても強くて、彼女の力で馬も勇気づけられたと思わせる名演技でした。
出てくる人一人一人が丁寧に描かれていて、好感の持てる素敵な映画でした。お勧めです。
#03 馬主って意外と儲からない
ことがエンディングでわかった。
つまり本作は純粋に自分の馬に夢を託して人生を楽しむ人達の物語だ。
毎日テレビを見ることしか楽しみのなかった主人公のダンナさんとか、パブで酒を飲むだけが生き甲斐のじーさんとか、励みになることがあるととたんに生き生きする。
馬小屋がなんだかわからなかったが、つまり公営の区民農園みたいなところなのね。
東京じゃ六畳ほどの土地しか借りられないのに、イギリスは家畜が飼えるなんて凄い。
同じ島国なのになんでこうも違うの?
皆の期待を背負う馬が愛おしい。
日本の競馬を見たことが、アルので、こんな荒れた野っ原をレースで走るのは、壮絶です。しかも長い距離を走り、障害までアルのは、知らなかった。
エンドロールで、キャストと本人達が一緒に登場するのが、感慨深いです。
ドリームを追いかけろ、人生を充実に!
小さな町で、動物を育てる夫婦。犬や鳩を育て、レースで1位を取らせてきた。しかし、年々新しいことへの挑戦心が消えてしまい、動物ビデオをひたすら見る夫と家計を支え朝と夜のパートをする妻、町からも変人扱いされる。とある日、元馬主をやっていた男性が妻の職場のバーで馬の話していることを聞き、馬主にチャレンジすることに決めた。育てる金銭面は町の人を巻き込んでいき、組合を設立しました。組合で討論がありながらもまとまっていき、育てた馬が王者になっていく話です。
好きなことを挑戦していくことは素敵なことであり、生きがいを与えてくれます。また、何もない小さな町で馬一匹で町中みんなを巻き込んで盛り上げられることに感動しました。
何も無く、ただ単に生きていた町の人、馬主をあきらめた会社員、酒狂いな老人、様々な町の人を巻き込み、討論しながら、日々が充実になることに暖かさを感じました。
また、親というのは表に出さないが、陰ながら応援していることが多いですよね(ツンデレな親ってなんか暖かいですね。)
オープニングの音から夫が見る動物の飼育映像まで、細かいところにもこだわっており、とてもよい作品でした。
爽快!愛と夢。感じとれるアンテナこそ自分の人生を彩る基本になることをまたおもいださせてくれる。
正月のはじめの一本に相応しい清々しさ。
楽しくドキドキほっこりする作品で家族で鑑賞にもおすすめ。
自然豊かな英国ウェールズの景色や昔ながらの街並み、ちいさな田舎の人々のかかわり、つつましくも穏やかな幸せがある暮らしぶりだが、トニ・コレット演ずるジャンは、なにか煮え切らなさとつまらなさを感じていた。その彼女の日々が、あるときから変わりだす。
それからの彼女の表情、一喜一憂が素敵なのだ。
我が子のように馬をおもうやさしい気持ちが、競走馬として預ける時、怪我をしたあとの手術の晩の眠れない時間、初レースへの参加をどうするかの話し合いの際にはリアルに心の波動を伝えてくる。
感情の率直さ、豊かで飾らない人間味が以前に増して生き生きしだすのがわかる。
何かが起きたときこそ、等身大の自分をみせれる人柄が光り、冴えない日々に足りなかったものは彼女を磨いていく。
まわりを囲む人々も個性溢れ魅力的に描かれており、ジャンの計画から派生して活気が広がり盛り上がる様子、並行して親や仲間たちのそれぞれの関係性や背景、思いも浮き上がらせる。
人生いろいろな環境や出会いがあるとおもうけれど、山も谷もこんなふうに生きれる1ページがあるのはうらやましいことだ。
それを目の当たりにして、そうありたいな、そうであっていいのかもなーなどといつしか自分を振り返ってみていた。
ドラマチックだが、実話ベースとのこと。
エンディングでそのモデルの方たちが参加されていて、シリアスな歌詞の楽曲とみんなのハッピーな姿の相反するコラボレーションが生きる上でのウィットやスパイスのように思え、ちょっと楽しくそしてなんだかたくましい気持ちをよぎらせながら席を立った。
ドリーム・アライアンス ブラボー👏
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