「ウェールズの小さな奇蹟」ドリーム・ホース 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
ウェールズの小さな奇蹟
イギリスのウェールズの主婦やお年寄り20人の実話です。
主婦でバーテンダーでスーパーのパートの、
ジャン(トニ・コレット)の歩く鋪道の看板には、
【ここも捨てたもんじゃない】
と、ペイント書きされている。
人生も折り返し地点を過ぎて希望のない日常の中、
ジャンの心に閃めいたのは、
「サラブレッドを育てよう!そしてレースに優勝するんだ!!」
この小さくて大きい夢は、ひとりでは無理でも、共同で出資して、
共同馬主になる方法。
元馬主のハワードのアドバイスも聞き、
なんと馬のオーナーは町の人20人。
費用は週に10ポンド。
そうして牝馬を購入して種付け、
みんなの夢を乗せた「ドリームアライアンス(夢の同盟)」は、
その名の通り町の人の【希望】になるのです。
「ウェールズ」
そうです。2020年に日本で開催されたラグビーW杯。
イギリスチームが3つも出場していて、びっくりたまげたものでした。
ラグビー発祥の国イギリスは4つの国から出来ていたのです。
「スコットランド」「イングランド」「アイルランド」
そして「ウェールズ」です。
そのウェールズは立派は国家で、
ラストのレースが開催される日には、
ウェールズ出身の世界的オペラ歌手キャサリン・ジェンキンスの
「国歌斉唱」が!!
またすごく美しい国歌でこれもたまげた。
町の人は「ドリームアライアンス」の活躍に生き甲斐を感じて
少しづつ生活も変わって行きます。
ドリームの怪我などでジャンは心を痛めて、安楽死させるか?
手術を受けさせるか?
実の子のように悩みます。
(馬の世界でも幹細胞手術が行われてるんですねー)
(これも、たまげた!!)
ジャンたちはラッキーだったのかも知れません。
でもジャンの思いつきを、町の人に声をかけたことにより、
手にした喜び!!
そして知る父親の切り抜き帳。
いつもいつも味方になってくれる底なしの優しさの夫のブライアン。
身近な幸せにも気付きくジャン。
ジャンたちが手にしたものはお金より生き甲斐。
素敵な実話でした。
琥珀糖さん、コメントありがとうございます。
ウェールズを探せ
山の多い土地ということからして、日本ならば
長野とか岐阜とかが雰囲気ありそうな気がしてました。
北海道は、山地というよりも大地のイメージがあります。
四国は山地もあるし、ダークホースかもです。うん。
というわけで(?)
今年もワールドカップ開催年です。フランス大会。
イギリスからは何チーム出場?…と確認してみたら
・イングランド
・スコットランド
・ウェールズ
今回もまた3チームが出場するようです。
日本と同じグループにイングランドがいました。
9月が楽しみです。