「映画としては酷いけど見て欲しいので高評価を」189 だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)
映画としては酷いけど見て欲しいので高評価を
映画としては酷い部類。
脚本はありきたり、セリフまで先が読める。
演出と演技も酷い。
地方局のテレビドラマレベル。
ところどころ失笑。
ただ、、、伝えたいことはとても重要で、たくさんの人に見て欲しいところなので高評価とさせていただきます。+星2。
私もよく子供の頃は、言うことを聞かないと玄関の外に出されていました。今なら虐待なのでしょうけど、私は愛情があったと思っています。
私はかんしゃく持ちで、わんわん泣いたり、欲しいものを買って貰えないと、座り込んで動かなかったり、ワガママな子供だったのだと思います。
大人になり、虐待が問題視されるようになってから、アパートの隣から子供の尋常じゃない泣き声が。これは、、、189に電話かと思ったけど、電話する前にネットで調べると、親が虐待していなくても、通報があるとしばらくの間は監察対象になるそうです。そう考えると、通報も簡単には出来ない。しばらくの間は耳をすましてどっちなのか考えたものです。
結局は、周りの人間が、子供が泣いている以外の時を見て、感じて、判断するのでしょうけど。
この映画では、虐待する親は完全悪。はやく189に掛けよう。という話だけど、本当はそんなに単純じゃないかと。虐待されて、親が悪い、親元に帰りたくない、と話が簡単ではないでしょう。それでも子供が自分が悪い子で、親は大好きで、親元に帰りたいと思う子供の方が多いだろし。
親も本当に子供を愛していて、それでも虐待してしまうことも多いのだろう。
問題を単純化して安易なストーリーになっている感じで嫌。
でも、単純に、制度や仕組みに問題があって、児相については、単純に悪とも善ともつかないという所は好き。
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