「全身全霊で歌う事で社会に抗議」BILLIE ビリー 重さんの映画レビュー(感想・評価)
全身全霊で歌う事で社会に抗議
リンダと言う記者が亡くなり膨大なビリーホリディ関係のインタビューが発見された。教師でもあったリンダは記者としても伝記をまとめたりもしていた。
ビリーホリディなる名は有名だが、この映画で初めてビリーホリディの歌を聴いた。すごい歌手として名を馳せたのだが、正直ダイアナロスやロバータフラックの様なインパクトは感じられなかったね。ボルティモアで生まれたビリーホリディは貧乏だった様で、14歳でニューヨークへ出た。人種差別も激しかった様で客は正面から入ってもビリーは裏口だった。黒人歌手が歌えないホテルもあった。全身全霊で歌う事で彼女は社会に抗議したのだった。しかし麻薬にも手を出し警察はビリーホリディ逮捕に向けて努力していた様だ。何度も逮捕されたビリーは心不全のため44歳で亡くなった。偉大な記録映画かと思うが、感動作ではなかったね。劇場で観なくて良かったかも。
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