「研いで吟じて醸す酒」吟ずる者たち Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
研いで吟じて醸す酒
明治時代に日本で初めて吟醸酒を造った三浦仙三郎の話と、酒造りの仕事をする覚悟を決める現代の酒蔵の娘の話。
理想を貫けない仕事に心が折れて東京から実家の広島に帰ってきた娘が、三浦仙三郎の回顧録をみつけるストーリーに、三浦仙三郎が酒蔵を始めて腐醸に悩まされるを織り交ぜてみせていく。
そこそこ説明的ではあるものの、主人公と永峰酒造の置かれた状況をしっかり始めにみせてくれてwお友だちとのお食事中に電話が鳴って…いや~見事に次が読めてしまうベタベタな展開ですね。決してつまらなくはないですけどね。
明治の話になってからは、大して日本酒に詳しくない自分的にも興味津々なお話になっていくくし、気付いたらこっちの話が7割ぐらい占めてる感じ?まあこっちが多くて良かったけれど。
最後の最後までベタではあるけれどしっかりドラマチックなエピソードもあって、なかなか面白かった。
さーて、飲みに行こう…洋酒しかない店だけど(´・ω・`)
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