「見どころが少ない」スパイラル ソウ オールリセット コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
見どころが少ない
ちょっと拍子抜け。
シリーズ9作目にして、前作までを踏まえつつ、リセット。
新たな模倣犯ものシリーズの開始。
人間性を判断するためのゲームだった真のソウ(=ジョン・クレイマー)ではなく、私情ベースの目的のはっきりした殺意があるだけに、なんだか物語が薄い。
犯人は、前半ですぐ分かった。
一作目のメンツ(リー・ワネル脚本ジェームズ・ワン監督、グレッグ・ホフマン製作プロデュース)ではないのが、露骨な作風。
監督は『2』~『5』と同じで、中でも『3』のアマンダや『5』のホフマンら、殺すのが目的だった犯人のテイストに近い気が。
なので、見どころが人体損壊くらいしかないように感じちゃって、いまいち。
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