モンタナの目撃者のレビュー・感想・評価
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殺し屋コンビやサバイバル夫婦のキャラ立ちまくった群像劇の面白さ
アンジェリーナ・ジョリー主演で、山火事の猛火の中、森林警備の女性が命を狙われた少年を救おうと奔走する。そんなジャンル映画的なプロットはウソではないが、一見、枝葉末節に思える部分が、実は本作の肝ではないか。ジョリーの役は、通り一遍の母性とは程遠く、ひたすら職業人として行動するし、悪役であるはずの殺し屋コンビは、予算と時間がないまま押し付けられた業務に振り回される雇われ人の悲哀を醸しており、そして脇キャラと思われた保安官の身重の妻は、ある瞬間から、この物語を動かす超アグレッシブなトリックスターであることが判明する。気がつけば、ジャンル映画の定番を裏切る、奇妙な群像ドラマが出来上がっている。これまで社会派の側面が強かったテイラー・シェリダンが、ひとつ壁を破った怪作。
やっぱりアンジェリーナ
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汚職絡みのヤバい案件を調べてた地方検事が暗殺される。
そこから調査依頼を受けてた会計士も同様に殺される。
しかし危機を知った会計士は証拠を小さい息子に託した。
犯人は森の中で(何故か)会計士を車のかなり外からメッタ撃ちにする。
だから実は息子が抜け出て物陰に隠れてたことを知らなかった。
ニュースで息子が死んでないことを知った殺し屋はまた来た。
一方、森林消防隊員のアンジェリーナがこの少年を保護。
犯人は警察の捜索を遅らせるために森に火を放つ。
すごい山火事の中、アンジェリーナは少年と共に逃げ、戦う。
そしてついに犯人を倒し、犯人は焼死。
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アンジェリーナって久々に見たけど、やっぱりいいなあ。
知的で冷静で根性がありそうな所が、役にハマってた。
ただ上記のように犯人が子供を取り逃がすのは、アホ過ぎ。
あとアンジェリーナに殺されるのも、油断して背後を見せたため。
頭の悪い犯人だったから、かなり助かってると思うよw
犯人は二人組で、一人は保安官の妻(妊婦)に殺される。
何故かサバイバル術を身に着けてるこの人が実に格好いい。
二人組に監禁されかけたのに火炎スプレーで逆襲して逃げ出す。
さらに馬に乗って犯人を追い、一人を見事に射殺。名前はアリソン。
アリソン・フェリックス並みの格好良さ。顔も何か似てるw
おれはこういう作品の時、割と犯人を応援しつつ見る傾向がある。
でもこの犯人は全くそう思えんかった。アホ過ぎるからかな?
森を焼いたりアリソンの監禁とか、やり方が利己的過ぎるからか?
森林火災シーンが圧巻
森林火災シーンがとても良かったです。
メイキングによると、病気などで伐採予定の木をもらい受け、撮影用の林を作り実際に燃やしたそうですね。CGだけじゃまだまだ作れないんですかね。
役者も皆さん良かったですが、特に妊婦さんは最高でしたね。妊娠というハンデがあってあの活躍とは。
悪役でもっている映画
トラウマを抱える森林消防隊員役のアンジェリーナ・ジョリーが殺し屋に追われる少年を助けることで立ち直るお話。原題は原作マイケル・コリータの小説「Those Who Wish Me Dead(私の死を願う者たち)」と同じ。
役柄から子を守る「グロリア(1980)」風アクション映画かと期待したが、PTSDでうじうじと塞いでいる描写ばかり、終盤の殺し屋とのアクションもキレが無いしがっかり・・、子供が出てくるからといって「チェンジリング(2008)」風の社会派ドラマでもないしアンジーらしさが伺えない。
たった二人の殺し屋なのだが家は爆破するし森に火を放つし極悪非道、身重のシェリフの奥さんを拷問にかけるなど悪役ぶりが凄いから異様な緊迫感で退屈さを免れているという展開。
本来ならアクションはアンジー担当と思うのだがシェリフの奥さん(メディナ・センゴール)が馬に跨り猟銃で反撃、夫を助ける大活躍でおいしいところを担っていました。
『ボーダーライン』(2015)および『最後の追跡』(2016)の脚...
『ボーダーライン』(2015)および『最後の追跡』(2016)の脚本を務め、『ウィンド・リバー』(2017)で初監督。
メキシコ、テキサス、ワイオミングと、その土地に根ざした画面作り、そしてストーリーテリングに定評のある、テイラー・シェリダンによる監督第2作。
モンタナ州はアメリカ合衆国の北西部、カナダとの国境に接している。森林が広がり、山火事の多い土地として知られているそうだ。
前作『ウィンド・リバー』では、冬のワイオミングが舞台。画面を支配するのは雪原で、登場する人間たちもみな寒さに凍え、氷点下の気温が致命的な死をもたらす。
そのような「大自然の支配力」が、今作では山火事に置き換わり、オレンジ色の火炎が画面を占有する。
アンジェリーナ・ジョリー演じる消防士は、隊のリーダーを勤めるほどに優秀な人物であるが、過去の活動中に少年たちを救えなかったことを今でもトラウマとして抱えている。
そこに投入されるのが、暗殺者に追われる少年だ。
「山火事を背景にした、少年との逃避行」が、今作のメインビジュアルを形成する。
※少年の父親は会計士で、とんでもない不正行為を暴いてしまった結果、暗殺者に追われることとなる。(そちらの設定は大まかで、ざっくりとしている)
「過去のトラウマを抱えたまま、現在の事件に対応する主人公」というのは、前作『ウィンド・リバー』にも現れた構図。
かつて娘を失った男が、友人の娘の死の真相を暴き、復讐する(罰を与える)ことを目的に行動する。
過去の喪失を埋め合わせる存在のために行動する人物を、主人公に選ぶことで、物語は深みを増す。
正直に言って、体育会系でマッチョなイメージを持たれやすい消防士という役柄に、アンジェリーナ・ジョリーが説得力を持たせているといは言い難い。
(確かに『トゥーム・レイダー』という実績があるけれど...)
彼女は、あまりにスターとしての話題性が多く、どうしても『何を演じてもアンジェリーナ・ジョリー』な気がしてしまう。
(「何を演じても木村拓哉にしか見えない」というフレーズが、一時期日本のネット掲示板で頻繁に見られたものだった。同様のフレーズが、ハリウッド映画においては、レオナルド・ディカプリオやブラッド・ピットに当てはまるというのが個人的な感想だ)
また、暗殺者を演じるエイダン・ギレンとニコラス・ホルト。
この2人もまた、あまりに愛嬌があり過ぎて観客側が感情移入してしまいそうになる。
確かに有名・豪華キャストを使えるようになるのは喜ばしいことだが、今回の主要キャストがが作品やストーリーに馴染んだものであるかは疑わしい。
認知度にこだわらず、配役を厳選していれば、ビジュアル面での説得力が増すように思える。
作品の内容としては、『最後の追跡』や『ウインド・リバー』でも見られたような「サバイバル主義」ないし「自治主義」というものが根底にあるように思えた。
困難を解決する特効薬のような救世主、いわば神(デウス・エクス・マキナ...?)が存在しないので、敵を倒すには絶対に自らの手で処理しなければならない。
そのような状況を引き立てるのに、ワイオミングやモンタナのように、大自然に囲まれ、時に厳しく、そして人口密度の低い地域という舞台設定は効果的だ。
(個人的にはイニャリトゥ監督の『レヴェナント』もまた同様の設計思想を持つ映画だと思う。)
また「自治主義」に関しては、『最後の追跡』において、住人たちがみな銃を所持・携行し、事件を自分たちで修めようとしている姿や、義賊を応援し、「トップダウンに与えられる法律ではなく、自分たちの正義感に基づいてルールを決めるんだ」というボトムアップ的な姿勢に見られる。
本作でも同様に、主人公の知り合いである夫婦もまた(サバイバル教室の主催者という設定はあれど)、自力で悪役に立ち向かい、力強さを観客に与える。
こう言ったサバイバリズム(?)は、リアリティや時に冷酷さを持って、暗殺者たちの犯行のスマートさにも現れており、彼らの手際の良さはとても良かったと思う。
過去のシェリダン作品の核となる「土地柄」「サバイバル」「救世主の不在」「自力・自治」といった要素を受け継ぎつつ、予算面で余裕ができたので映像・カメラ・CG・キャストへの投資を拡大した作品だったのかな、という感じだ。
最初の監督作品よりも、娯楽性は高まっているのではないかと思う反面、雪の世界とは違って、「山火事」が作為的な画面作りに利用されていたかな。
キャラの魅力が物語を壊す・・・
組織の殺し屋に父親を殺された少年と、トラウマを抱える森林消防隊員の逃亡を描く物語。
アンジェリーナ・ジョリーが主演のアクション映画ですね。
アンジェリーナ・ジョリーといえば、「トゥーム・レイダー」を思い浮かべてしまいますが、本作はリアルなアクション映画に仕上がっています。
傷心を抱える消防隊員をジョリーが熱演。一人の女性が出来るギリギリの攻防を魅せてくれました。
敵キャラも良いですね。広大な森林の中でたった二人の殺し屋。事前に公式レビューを読んでいてそれが不安だったのですが、素晴らしいキャラ設定で不安は一掃されます。確かなプロの技術と冷酷さ、無駄に残虐にならないところも良いですし、雇い主との関係で苦悩する様子等も秀逸でした。後半までは、不足を感じることはありませんでした。
ただ、この映画の一番の魅力は、メディナ・センゴアが演じたアリソンなんでしょう。
銃を突きつけられた恐怖の表情、機転を利かせて危険を知らせ、スプレー式の火炎放射器で殺し屋を撃退し、馬を駆って追いかける。
ボスキャラとの一対一のシーンは本当に素晴らしかった。無駄を省いたリアルに見える銃撃戦。決着・・・と思われたところから、お互いの弾切れでもう一段上の緊迫感。
最後は、危険を顧みずに愛する人の元に駆け付けるオマケまでついて・・・
色々な映画を観てきましたけど、ここまで魅力的なキャラも珍しく感じてしまいます。
ただ・・・このキャラの魅力は、映画のバランスを壊しているようにも感じます。明らかに主役のジョリーを喰ってしまっていました。先に評価していた殺し屋二人も、アリソンの登場で、やはり手薄感を感じてしまいます。
アリソンが、主役と直接的な関係がないところもバランスが悪くなった原因だと思います。例えば、元親友で、三角関係で破綻した・・・とかなら、もう少しバランスは良くなったかもしれませんが・・・
関係性の薄いサブキャラが、主人公と別の場所で大活躍する展開は、戸惑いを強く感じてしまいました。
私的評価は普通にしました。
プロの殺し屋??
と疑うほど、詰めが甘いし、そもそも二人共弱い。久々のアンジーアクション作品で期待したが、結局政府が絡む陰謀も、黒幕も分からず終いでがっかり。ニコラス・ホルトや、見せ場なく死んでしまったジョン・バンサールも勿体ない。政府大物が絡むなら、もっと殺し屋を送り込むだろうし、妊婦やアンジーのが強いって(笑)山火事もあんな簡単におさまらないだろう。。100分の中でアンジーのトラウマや、陰謀、助けた子供との絆などを詰め込み過ぎで薄味。全体的に映像もセットぽく、チープな印象。
面白かったが、ラストがスッキリせずもやっとした感じが残る映画
森林消防隊の主人公が、暗殺者に追われる不正の証拠を握る少年を守り抜くという内容の映画。
暗殺者に追われるなか、山火事だけでなく雷雨などの自然災害から身を守るといった地味だけどスリリングな展開は思っていた以上に面白かった。
山火事のシーンは、迫力とリアル感があり物語に引き込まれる要因にもなった。
ただ残念なのが、暗殺者や山火事から逃げ切ったところで物語が終わり、この物語の始まりである不正に関して最後どうなったのか、この後少年はどうなったのかが描かれていないため、自分の中で消化不良を起こしてしまい、もやっとした感じが残ったのが残念。
できれば、その辺りも丁寧に描いてほしかったかな。
妊婦強い!
予定調和の連続だから、旦那だけは死んだことにしようって感じだった。
二人目の殺し屋を主人公が殺す時、後ろから歩み寄るんだけど、絶対音は聞こえてるはず。あんなうまくいかねーわなー。
少年は縁起がめちゃうまい。
アクションはいい
殺意が交わるシーンは他のこの監督同様に緊張感がある。ただ、男の子がなぜアンジーを信頼したのか、あのメモはどうなったのか、どうしてあの山火事のなか妊婦だけは生き残れたのか、落雷もなんのそのの体力、等々、ご都合がよすぎる展開は気にならないワケはない。なので設定も表層的に映る。
山火事の絵は美しかった。でもあの熱気と風圧受けて吹き飛ばずによう走れたなあとか。
あとやっぱりニコラス・ホルト、怖くないんだな。かわいいのです。
あとエイダン・ギレンという俳優は、ロバート・パトリックだろうか、と時々思ってしまった。年齢はちょっと若いから違うかな、と思いつつ、10年〜20年前の映画だったら確実にロバートパトリックだと思っていただろう。
妊婦強すぎ
ちょっと中途半端だったような気がします。
最後結局男の子の取材?暴露?はどうなったのか?
ハンナの今後とかも描かれず、もう少し後日談みたいなのがあるのかと思ってました。
あとは結構あっさり悪党も死んだし、妊婦めちゃくちゃ強いし、
なんか若干チグハグみたいな感じもしました。
展開ははやかったので、最後まで楽しめました。
妊婦をなめたらあかん
この映画の観客で「2人が殺される」という結末を予想する人は少ないはず。それでもやっぱりドキドキハラハラする。
「ウィンド・リバー」もそうだったが、この監督らしい、アメリカでないと作れない作品。原生林の中のトイレもない塔に一人で監視する職業があるとは勉強になる。しかし塔なんだから落雷を想定した電源確保はしてるやろー、と思うが。
犯人側が依頼主のことを「本来2チームでやるべき仕事を、肝心な時に金をケチりやがって」と愚痴るのがユニーク。ニコラス・ホルトの青い目が悪っぽい。
アンジーがアクションスターぶりを発揮しているが、あんまり唇にヒアルロン入れると、こういう役が難しくなるよ。
ちょっと中途半端
まず話が薄い。
キャラの掘り下げが、中途半端であまり生きてない。
暗殺者側もあっさり退場するし、山火事も気付けばおさまってるし。
もっとこう、過去の経験から、こう対策するとか、それを活かして暗殺者を撃退するとかあってもよかったな。
役者の演技は良かった。熱演。
肩肘張らずに楽しめる映画
サスペンス。そうだなあ、サスペンス。ただ、謎解きとかそういうようなものとはだいぶ距離があるかな。アクション映画かなあ。ストーリーもさほど込み入ったものではない。悪者は悪者で最初からはっきりしているし、黒幕はいることになっているけど、一切出てこない。黒幕をあばく話ではない。追ってくる悪者から逃げる子供を守っていく話。
悪者も結構、冷徹なんだけど、予算をけちるからこんな失敗になるんだとグチったりと、なんというのか、小物感いっぱい。
そんなラスボス感のない悪者から子供を守る主人公たちはそれなりにカッコいい。
「野グ●をするところを見た男とは寝ない」なんてセリフを言っちゃうワイルドっぷり。体当たり的な演技は面白かった。そんなに難しいストーリーでもないけれど、悪者と森林火災に追い込まれていく中でいかに生き残るか、肩肘張らずに楽しめる映画でした。
古き良きアメリカ映画
最近は説明過多の映画が多いけど(特に邦画)、この映画はちょっとした描写で、下品で口が悪くてもお互いに命を預けられる男たち、その男たちの主人公アンジーへの思い、詳しくは分からないけど警察には頼れない巨悪、老保安官の性格などがわかるように描かれていて、脚本、演出が上手いと思う。
汚職を暴く映画でないから、この終わり方でよかったと思います。
この時代に黒人女性、それも妊婦に焼きごて当てて殺すなんて有り得ないと思ったら、彼女が一番強くてかっこよかったのね。
クライマックスの山火事に追われるシーンはCGと分かっていても息をのむ。
ただ、「アオラレ」もそうだったけど追い詰められて絶対絶命の主人公が戦って勝つからにはもうひと工夫あってほしい。
華のある映画スター アンジェリーナジョリーを映画館で観ることのできる幸せ。
邦題 モンタナの目撃者は、秒で殺された女性ドライバーのこと?
なんだかんだ言っても
アンジーをたっぷり観られて、話のスケール以上に派手な山火事も観られたので映画料金分は元が取れたかなって思いました。
期待はしてなかったのが良かったのかな。
前知識が無かったため肩透かしを食らったのが、タイトルでもある「目撃者」を巡るエピソードの扱い。
事件の中身云々ではなく、子どもを追われる身としてアンジーに引き合わせるための舞台立てなんですね。
全体的に、要素のほとんど(夫婦の小さなサブストーリー以外)がアンジー演じる主人公のトラウマ克服話に向かうための書き割りです。
なので画面で起こっている惨事の割に、後味はかなり軽いです。
悪役チームが終始2人っきりというのは予算の都合かな。その安っぽさが良い意味でB級の証ですね。
しかし、この悪役がほんとうにアホなんですよ。確認不足で子供に逃げられたり、アンジーにとどめを刺さずに返り討ちとか。
ホームアローンの泥棒コンビを思い出しました。
冷酷な追跡者の割に終始ドジをし続けるので、あのニコラスホルトが演じていることも相まって、どこか憎めない感じ。
他は、パラシュートを活かして欲しかったのと、意味ありげな馬描写が気になったかな。(そういえば、妊婦さんが乗ってた馬は火事から逃げ切れたのかな…)
全体的に良い意味で「毒にも薬にもならない」を体現したような作品。
タイトな尺も作品に見合ってますので、空き時間にちょろっと観れる映画としては嫌いにはなれないですね。
これもタイトルがピンとこないし
しかし悪い、2人組やな。
いきなり関係無い人、バンバン殺すし。
森林消防隊員の話がメインかと思っていたが、そっちはサブでメインは殺し屋に狙われる親子の話なのね。
【以下ネタバレ注意】
しかし、森林火災。そんな急に襲ってくるかいな?
そしてそして一番納得できないのは、水中に逃れてから、すぐに?あたり一体消火されるかな?
せめて、ヘボだけど、雨降らして欲しいわ。
シェリフも殺しちゃいかんでしょ。
後味わる。
散漫で不可解なシナリオ
アンジェリーナ・ジョリー
2000年代からハリウッドを中心に活躍し始め
トゥーム・レイダーのララ役で知名度を一気に高め
社会貢献活動も含め活躍し続けているトップスター
個人的には2000年「60セカンズ」のスウェイ役で
知りました
今作はそんなアンジーを
かつて自身の判断ミス(と本人は思っている)
子供を救えなかったトラウマを抱えた
モンタナの山岳消防士に配し
ふと森に迷い込んだ暗殺者に追われる子供を
今度こそと助けるストーリー
で感想としては
山火事パートと暗殺者との対峙パートが
あんまりかみ合っておらず
無理やりくっつけた感じでテンポが悪く
ちょっと理解に苦しむ展開が多かったです
暗殺者から必死に逃げる少年コナーと
トラウマを抱えたモンタナの山岳消防士ハンナを
平行して描く冒頭
コナーの父はモンタナの親戚の元を
頼りますが暗殺者に先回りされ
父は殺され証拠を持って逃げる際中
ハンナと遭遇します
ここでようやく一緒になるのですが
なんか絡め方がおかしくなってきます
暗殺者二人はその親戚宅に先回りして
妊婦の妻を脅すのですが逆にやり返され
大やけどを負わされ逃げられます
暗号で呼び出した旦那の警官イーサンは
全く無警戒にパトカーを降りてきて
あっさり丸腰にされコナーを探せと
脅されます
なんだこれ?
この世のどこに6か月の妊婦に
アクションさせろと言う人がいるのでしょうか
また武装した2人の殺し屋を撃退できる腕前
完全に主人公級の無敵さを発揮され
唖然とします
その理由も特に説明なし
ネットで「サバイバル教官だからだろ」
と言われましたがそれはアウトドアの
ライフハックなど中心の技術であって
殺し屋も撃退できる能力ととらえるのは
無理があります
じゃあボーイスカウトでも強いんか
これらは主人公補正ならわかりますが
主人公のハンナはロープで手がこすれて
手をすりむいたり
落雷を避けて走るようコナーに指示して
落雷を受けてまた負傷など全然関係ない
とこでケガしていきます
なんだこれ?
殺し屋二人も容赦なく殺しまわって
おきながら妊婦になると急に躊躇し
丸腰にしたイーサンに父親になれなく
なるぞとコナーをあてもなく捜索させます
これがまたマヌケにしか見えません
イーサンは殺し屋に加担したくないから
自分を殺せとまくしたてますがそれもしません
今更なんだこいつらって感じです
この殺し屋たちも応援を呼んでもらえず
不満があるような描写もあるのですが
色々くっつけすぎてこういうシーンが
全部時間の無駄になって後半の
バタバタ展開にみんな響いています
妊婦が殺し屋相手にそれぞれ弾が切れた
ボルトアクションライフルと自動小銃の
リロード合戦で勝ってしまうなど
ポカーンでした
かたやイーサンは丸腰のまま撃たれて
最後はありゃたぶん死んでいるでしょう
警官と言うキャラクターが
全く活きてません
あんまりポリコレだどうだ
言いたくないですがこうした不可解な
展開が平気で起こっている最近の洋画
だんだん興味が失せてきます
全35件中、1~20件目を表示