モンタナの目撃者のレビュー・感想・評価
全128件中、101~120件目を表示
森林火災もの+暗殺者に追われるという珍しい組み合わせ。
今年114本目(合計178本目)。
過去に森林火災のことでトラウマになった女性と、その女性を狙う暗殺者との対峙がテーマという作品。森林火災自体は日本でも時々起こりますが(消防体制がしっかりしているので、あまり延焼はひどくならない)、海外だと延々1か月燃え続けたりということは普通にあるそうです(国土面積が違うし、消防行政も全然違うので、一概に比較はできない)。
お話の筋自体は、この2つ「それぞれ」はわかりやすいのですが、両方を混ぜてしまったために、どちらも消化不良になってしまって、しかも、後半にいたるとアクションシーンになりますが(いわゆる、撃ち合い)、結局森林火災はどうなったのかとか、暗殺者は何者だったのかとか、謎な部分が残ったまま終わってしまいます(続編前提の作品なんでしょうか?)
このような事情もあり、どう考えても「森林火災を起こさないように火の取り扱いには注意しましょう」という趣旨の映画ではないことは明確な一方、異色な2つを混ぜてストーリーを展開したことはわかるのですが、いかんせん、展開が突飛なまま終わるという問題があり、そこは気になりました。ただ、ストーリーの筋「自体」はわかるので(俗にいう巻き戻し描写などはないので、何の話をしているかわからないという類型はない)、そこまで低評価ではなく、今週(9月3日の週)では本命~対抗には入ってくるのでは…と思います。
※ いつも気にする英文法ミスは少ない一方、この映画、なぜかしら関係代名詞・関係副詞が妙に大好きで(序盤からバンバン飛んでくる)、かなり多く登場します(高校英語程度の文法以上は登場しない)。この関係詞は使い方を誤ると「意味が分からなくなる」類型を生みますが(先行詞が一意に特定できない、係り方が複数解釈可能で二通り以上の解釈が可能等)、そのミスは「まったく」みられず、理解のしやすさも手伝って、余り気になりません(関係代名詞等は乱用すると、時によっては「文法的には正しいが、誰もそんな言い方はしない」という類型もあるが、そういう不自然さはない)。
採点は下記が気になったものの、大きな傷とは言えないので、5.0まで切り上げています。
--------------------------------------------------
(減点0.2) やはり「森林火災」と「暗殺者の存在」は、単独では理解できるのですが、両方同時に出てくると、何を伝えたいのかはっきりせず(いわゆる「何かを伝えたい」という趣旨ではなく、単純に娯楽映画と解することも可能?)、2つ混ぜた結果、さらに、上述した通り(他の方もレビューしている通り)、「どちらも中途半端なまま終わる」ため、「消化不良」という類型は存在するのかな…とは思いました。
ただ、逆にいえば「~・Part2 」があるという趣旨であえて描写しなかった(ただし、Part2の予告編などは一切ない)という解釈も「一応可能」で(それには期待してます)、上記のように「あまり意味はなく、単純に娯楽映画」と解することも可能で、確かに「2つ混ぜて意味が理解しづらい」類型はあるものの、「意味不明なまま終わって???過ぎる」ということも「積極的悪害をもって、ではないので(続編を意識したと解するのも妥当)、この「続編の期待」も兼ねて、フルスコアの0.2減点の扱いにしました。
--------------------------------------------------
普通な人達のサスペンスドラマ。
消防士も警察官もCIAも普通の人達ばかり。極端に強いヒーローとかいない。それぞれの身の丈に合った活躍が展開されて派手さはないが魅せられる。悪徳ネタがはっきりしない分サスペンス要因はないが山火事の迫力はなかなかの見もの。ちょっとシーンは少ないが…
スリリングでスピーディーなサバイバルサスペンス
山火事と暗殺者、迫り来る二種の恐怖からの生存を目指す一夜のサバイバル劇。
登場人物も少なく背景説明も分かり易い。単なる暗殺者からの逃亡劇ではなく、熱が伝わってくるかのような巨大な炎が行手を阻む絶望感が凄く、「もうだめだ…」という瞬間が何度も訪れ、最初から最後まで緊張感が途切れることなくハラハラドキドキ楽しめました。
主演のアンジーはもちろん、いつもなら守られる側になることが多い女性や子どもが強く描かれてるのも良かった。それぞれの逞しさや諦めない姿勢はカッコ良かったです。意外な人物が有能ムーブをかましてくれたのもナイス。
しっかりエンタメとして楽しめるスリリングサバイバルサスペンス。オススメです。
大きな物語のプロローグ?
最初のインパクトがデカく、結構酷いことを起こしているのに、その事には触れず、末端で起きる事件を追っていく。それ自体は、ある程度安定予定調和的で、僕には満足。あのラストで終わりなのか、伏線なのかわからないけど、若干のフラストレーションを残しながら、それでも、まぁ面白い、って感じです。
アンジーがカッコいい
山火事の消火中、少年3人を助けようとしたが、風を見誤ったため救出出来なかった事からトラウマを抱える森林消防隊員ハンナは、目の前で父親を殺された少年コナーと出会った。コナーは父親が命懸けで守り抜いた秘密を持つ唯一の生存者であるため、暗殺者に追われていた。コナー守るハンナ達の行く手に暗殺者が放火した山林火災が迫ってきた。さてどうなる、という話。
暗殺者がいつも2人なのはどうなんだろう?本人達が言ってたように、もう1組追加で送り込めばいいだろうに、と思った。そうするとストーリーが成り立たないのかもしれないけど。
山火事や、銃撃も迫力あった。
アンジェリーナ・ジョリーがカッコよかった。
話しは解りやすいね。
まずはあの終わりかた、コナーがテレビ局のインタビューで誰やらの不正を明らかにすると思いきや寸前で終わり、なんかモヤモヤする。
殺される人、助かる人予想通り。
あれだけの大火災、塔の周辺がいきなり鎮火
消火シーンなかったぞ、不思議だ。とまあツッコミの多い映画でした。
そうそう、ガス会社だ消防署だと名乗る奴らをああもあっさり家に入れちゃ駄目だ、もちろん日本でも。
アンジーが2時間サスペンスの主人公位活躍するよ
森林火災のスペシャリストが暗殺者と炎から子供を守り抜く・・・位の情報で観に行った作品。丁寧に上記の状況に至る経緯を描きつつ、アンジェリーナ・ジョリー演じる主人公のバックグラウンドが丁寧に描かれていきます。いや丁寧過ぎぃ!
開始45分でようやく火災発生。もう映画の半分終わってます。その後も魅力的なキャラクターが大活躍して「あれ?アンジーいつ活躍するの?」と思っていたら、事件を追っていたら犯人が勝手に自白してくれた二時間ドラマの主人公程度の活躍して終わりました。こっちは火災の知識でプロの殺し屋を翻弄する展開を待っていたのですが・・・。罪のない人もガンガン殺され、この人死ぬ意味あった?っていうのもあり気分悪いわカタルシスも薄いわで消化いや消火不良でした。
迫力ある森林火災のシーンは凄かったけど何もかもが中途半端だった感じ。
満足感はいまひとつ。
ある秘密を握った父が暗殺者に殺され、その子供が暗殺者に追われながらもマスコミに秘密を伝える展開。
森林火災の中、アンジー演じる森林消防隊や警察官や妊婦の妻などと暗殺者と戦ったり逃げたりするシーンは迫力があった感じ。
妊婦の妻が予想外な活躍(笑)
追われる子供の勇気ある行動もなかなかの見所。
終わってみれば追われる理由の真相も不明だし火災も鎮火してないし、消化不良は否め無かった印象。
山火事の火の手が予想外に早くて、走っても逃げられない速度にはビックリ( ´∀`)
そんのものなのかな?
147本目。
なんか久し振りのアンジー。
相変わらずセクシー。
贖罪映画か、最後そうなるのか?と匂わせてのからのそっちかぁと。
んーでも、面白いけど、なーんか色々クエスチョンで、まあそんなものなのかなと思うのと、消化不良の部分があったりで。
でも、ジョン・バーンサルは見る度に、カッコよくなっていく。
余計なものを削ってスリリングな展開
余計な情報、ストーリーをそぎ落として、思いのほかスリリングな映画に仕上がってる。
暗殺者二人組が、あとワンチーム暗殺者メンバーを増やしてくれたら仕損じなかったのに…
と嘆くほどに余計な登場人物も削減。
エンドロールのVFXチームも少なかったな。
ただ、アンジェリーナジョリーだから、ついつい超人的なアクションを期待してしまう。
アンジー見たさでも…⁉️ まったくOK‼️
コナー少年のお父さん、はじめ声だけ聞いている時は、あれ、ケビン・コスナー出てたっけ?と勘違いしてました。違う人だと分かってからもコナーにとっての相棒振りと覚悟の決め方は、コスナーが演じているのと遜色がないほどカッコよくて、我ながら随分早いタイミングでウルっときてました。
さて、私にとってこの映画の一番の見どころは、精神的に弱っているアンジーの繊細(そう)な演技。普通はそれまでのキャリアや男社会でも頼られるようなリーダーシップを持った人物であることを、もう少し長い時間をかけた映像やエピソードで説明的に描くことが多いと思いますが、アンジーの醸し出す雰囲気や同僚との会話だけで、そういうものが違和感なく伝わってきました。
この映画で初めてアンジーを観るという人にとってどう映るのかは分かりませんが、それなりに彼女の出演した映画を観てきた私にとっては、面白かった、という印象よりも、ありがとう、という感謝の気持ちのほうが強く残りました。
一昼夜飲まず食わずのあとの非常食?は相当に不味そうでしたが、あれはアンジーのリュックに入ってたのでしょうか。美味しいものをかなり諦めないとあの細身の体型は維持できないのですね。
この映画で一番説得力のあるシーンはもしかしたら、あそこかもしれません。
ド派手な火事だけど結果はボヤ並み
山火事、プロの暗殺者、狙われる少年、消防士アンジェリーナ・ジョリーと、面白さ抜群の素材が揃っていて、なぜかイマイチ噛み合わなくて、生焼けの状態でした。まず、悪役二人組の行動が場当たり的で、プロとは思えないお間抜け振りでピンときません。肝心の山火事も主人公達との地理的な位置関係や距離感が分からない上、地元の消防士チームも警察も出てこないので、迫り来る恐怖感もなく、まさに対岸の火事。タフなアンジーはカッコいいけど、消防士らしい反撃方法もなく残念でした。
お気に入りのスタッフとキャスト
スタッフとキャストに惹かれて鑑賞することにしました。
原題は「THOSE WHO WISH ME DEAD」で「私が死んだらいいのに」で、
ハンナのトラウマと死ぬ気で守る決意を表しています。
「私が死んだらいいのに」と思えるほどのトラウマを抱えている人は、
少ないので、ハンナに感情移入するのは、難しいと感じました。
「私が死んだらいいのに」と思えるほどのトラウマを抱えている人が、
立ち直っていく物語で、トラウマを抱えている人には響く映画です。
邦題は「モンタナの目撃者」で、コナーのことを表しています。
邦題は、分かりやすさを狙って、モンタナで事件を目撃するということ
を表しています。
原題の方が映画を良く表していると感じました。
陰謀、暗殺、逃走、追跡、森林火災、雷という複数の物語が描かれています。
複数の物語を詰め込んだせいで、一つひとつの物語の描写が不足している
ところはあります。
人間の狂気、自然の恐怖を感じることができれば面白い映画です。
この映画が気に入れば、映画「ウインド・リバー」、「ボーダーライン」も
気に入ると感じました。
米国の背景が理解できないと、理解できません。
ハンナのような森林消防隊員は、日本には存在しません。
ハンナのような森林消防隊員は、広大な国土と大規模な森林火災が起きる
米国ならでは存在だと感じました。
ハンナのような森林消防隊員は、森林火災が起きると、初期消火のために
2分で飛行機に乗り込み、森林火災の現場へ空からパラシュート降下するそうです。
今も、米国カルフォルニア州で森林火災が起きていて、2週間以上燃え続けていて、
東京23区より広い8万ヘクタール以上が焼失し、700棟以上の建物が被害を受ています。
地味に面白かった
スタートは緩め、徐々にエンジンかかって盛り上がる!
ストーリーが色んな所から始まり、途中から重なり合う。
犯罪を知る親子、過去に山火事で失敗をした女性、妊娠中の妻を持つ刑事。犯罪を隠そうとする悪2人組。
主人公は誰なのかさえ分からなかった。
随所にハラハラする場面が散りばめられていて集中度を失わない。
サスペンスとアクションの間って感じの内容で、激しさや展開スピードは緩めだが、地味に凄く面白い。
視聴時間もちょうどよく内容も良かった。
サスペンスやアクション好きの方に今週のお勧め作品です。
【Those Who Wish Me Dead】
レビュー・タイトルは、この作品のオリジナル・タイトル。
あのー、この邦題タイトルだと、大切な部分が伝わらないと思うんですけど…。
😁😁😁😁😁
まあ、分かってる人も多いと思うけれども、この映画は、相当シンプルに構築した、政治的に皮肉たっぷりのメッセージを含んだ作品だと思う。
ストーリーは単純で、ほとんど説明不要。
リアル世界で説明したら、トランプは納税記録は出さないし、温暖化なんてないと言い張り、毎年のように大規模な森林火災が起きている。
9月3日時点でも、2週間以上前に発生したカリフォルニアの山火事は続いており、京都市とほぼ同面積の森林を焼き尽くしている。
この作品の火災のきっかけは放火じゃないかとかイチャモンつけるのは、Qアノンとか、日本だったらJアノンとか、ディープステート論の大好きな連中で、そんなのは気にする必要はなし。放火したのはおまえらみたいな連中なんだからね。
犠牲をはらってでも、”貴様ら返討ちさ!”みたいな、勧善懲悪気分で観たら良いと思います。
そこがオリジナル・タイトルのミソ。
まあ、映画としては単純ストーリー過ぎて……だけど、タイトルと要点だけで、これだけ皮肉って、映画で返り討ちってところは加点しました。
アンジーなんてトランプって聞いただけで、吐き気をもよおすんだろなあ。
以下蛇足。
それにしても、映画前に飛び込んできた菅義偉総裁選不出馬の報道。
昨日から、その可能性はあるってニュースで言ってたけど、最低の最低首相で、今頃辞めんのかよみたいな、安倍のお腹イタイイタイ逃亡に続いて、逃亡兄弟だな、まったく。
株価大幅高だし。
検察さん、審査会で不起訴不当なんだし、ねえ、お腹イタイイタイの安倍にゃん、起訴しようよ。
全128件中、101~120件目を表示