ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3のレビュー・感想・評価
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御都合主義の似た展開の繰り返しで段々飽きてくるファンムービー
シリーズは好きだったけどこれは無理が多すぎるでしょ?
ドラえもんみたく困ったら何でも都合のいい展開が出ているし、ユーモアセンスもくどすぎて合わなかった。登場人物も増えすぎだし、似たようなアクションの連続。。
銀河を完璧な世界に作り替えようとする敵は意味不明すぎ。そもそも完璧ってどういうことなの??
定義も変だしユルユル。
見ず知らずの敵を簡単に手伝ったりするのが多いとか馬鹿にしてないか?
少しも現実味がない展開ばかりだし過去作に泥を塗った感じがした。
音楽も知らない曲ばかりでのれなかった。
総評:熱狂的なファンのためのファンムービー
マーベル映画で初めて泣いた。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3』鑑賞。
*主演*
クリス・プラット
*感想*
待望のマーベル最新作であり、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー最終章がついに公開!ちなみに前作と前々作は鑑賞済みです。予告編で、スター・ロードが叫ぶシーンや新たなヴィランが登場してたので、気になる所が沢山あって、観る前はとても楽しみでした。
地球生まれ銀河育ちで、ガーディアンズのリーダー、スター・ロード、宇宙一凶暴なアライグマのロケット、「僕はグルート」しか話すことができない木のグルート、暗殺者のガモーラ、そのガモーラの妹で、アベンジャーズの最強の敵・サノスに育てられたネビュラ、元囚人でおバカさんのドラックス、人の心が読めるエゴの娘マンティス
過去の作品は観たことありますが、YouTubeなどで解説動画を見て、1と2で起こった出来事を出来るだけ頭に入れてから鑑賞しました。
1作目は、クセのあるメンバーが揃ったガーディアンオブギャラクシーの結成、2作目は、スター・ロードと父親エゴの話、アベンジャーズシリーズ、マイティソーラブ&サンダーやスピンオフも鑑賞。
いやぁ~もう~とにかく最高!マーベル映画で初めて泣いてしまった!
ガーディアンズオブギャラクシーが住むノーウェアに突然、「金ピカ男」が襲撃。そこから物語が発展してきます。今回はシリーズ最終章でもありますが、ロケットの過去を焦点に描かれてました。
ロケットの過去は今まで描かれてこなかったので、前から気にはなってたんですが、まさかあんな出来事があったなんて、、、
ガモーラは、別人となって戻ってきました。
あまりの豹変っぷりに恐ろしかったですね。
ネビュラもネビュラで、常にキレてますが、仲間想いでありますし、ドラックスは天然でおバカっぷりが逆に可愛かった。マンティスとの掛け合いが今回も面白かったw
今回のヴィランは、アライグマのロケットを育てた、ずるむけ頭のロボコップみたいな科学者。ソヴリン人のアダム・ウォーロック。特にロボコップみたいな科学者は、ロケットのことを執拗に追っかけてしつこかったですし、ヴィランとしてなかなかのサイコパス!アダムは、金ピカ男。超高速で襲撃。母上の言いなり?で、ちょっと天然な所もあったかな?
ロケットの話は中心ですが、スター・ロードとガモーラの関係性も描かれており、別人になったガモーラとの会話が常にヒヤヒヤ。。
今回も音楽を聴きながら、相当活躍しており、ロケットを助ける為なら、何でもするヒーローであります!
最初にも書きましたが、マーベル映画で初めて泣きました。詳細は省きますが、ウルッときます。。
ガーディアンズオブギャラクシー過去最高傑作でした。終わってしまうなんて、ちょっと寂しいな~
エンドロール後は、ちゃんとおまけがありました。
ありがとう!ガーディアンズ!!!
ネビュラ!
クスッとして、泣いて、感動して。
今までのガーディアンの魅力がすべて詰まってた感じの作品でした。
まさか、マンティスがあれを手懐けるとはね。
デビッキ様がちょい役でちょっと残念。
で、やっぱりネビュラがかっこよぇ~
主役といっても過言じゃないですね。
そしてスタローン様!
セリフが結構あって、しっかり役目果たしててうれしかった。
アダムも冷酷な感じかと思ったら人間味あって、いい感じ。
この終わり方で、みんなが次のアベンジャーズにどう絡んでくるか楽しみです。
ラクーン!80sの呪縛から解放された"クソ"ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが帰ってきた!!
満を持して登場アダム・ウォーロックは期待していたより活躍しないし、(ロケットの過去が掘り下げられる中で)ジェームズ・ガンの溢れんばかりの思い入れが深すぎて2時間半もの長尺を持て余すようにやや間延び感もあったけど、終わってみればこの銀河一愛された連中"家族"のフィナーレと新たな旅立ちにふさわしい大団円だった。
本シリーズを語る上で欠かせない大きな要素=サントラは『Vol.2』の最後に手に入れたズーンによってより現代に近い楽曲を違和感なく流すことができるようになり、レディオヘッド/Creep、フレーミング・リップス/Do You Realize??、そしてフローレンス・アンド・ザ・マシーン/Dog Days Are Overなど慣れ親しんだ大好きな曲たちをスクリーンで聴くことができた。それも『ホリデー・スペシャル』で、地球を去った当時8歳だったクイルにとってのヒーロー=ケヴィン・ベーコンと遂に対面したことで、一つの節目が付いたよう。
すべての始まりでチーム結成の1作目ではグルート、親父泣かせの2作目ではヨンドゥと、主要キャラクターの死という大きな犠牲を払うことによって今まで観客を感動させてきたガーディアンズ最後の旅路は誰かが犠牲になるのか?それは見てのお楽しみ。トラップじゃなくフェイスオフ!絵画『アダムの創造』オマージュ。最後に出てくる集合写真カッコよすぎてズルいって!! これはジェームズ・ガン、未練なくDCに移れるよ。盟友ネイサン・フィリオンに役柄を与えることにも成功している。
SPECIAL THANKS
All the fans!
伝説のスター・ロードは帰ってくる
私はクエスタリアンです‼️
間違いなくシリーズ最高傑作ではない‼️1作目のシャレててクールな作風が懐かしい。公開前からのインタビューでジェームズガン監督や出演者たちがしきりに「最高傑作だ」とか「最もエモーショナルだ」とか言ってましたが、確かにロケットのオリジンは胸に迫るモノがあるし、ガーディアンズの未来もそうです。要は脚本は良く書けてるのに監督の演出力不足でしょうか?時折り時間を長く感じるし、音楽の選曲も
イマイチ乗れない、肝心のアクションシーンも暗くてゴチャゴチャしててよく分からない印象。同じSFアクションコメディと言うジャンルでは「ギャラクシークエスト」という大傑作があります。笑えて泣けてアクションに大興奮させてくれる1999年製作の映画で、私はこの作品の大ファン(クエスタリアン)‼️ガーディアンズシリーズを遥かに上回る面白さで、私はこの「ギャラクシークエスト」にSFとアクションとコメディが融合している理想型を見るのです。今回のガーディアンズ3作目を観てますます「ギャラクシークエスト」の偉大さを痛感いたしました。監督のジェームズガンは今作を最後にDCの責任者になるらしいですが、先行きは決して安泰ではないですね、今作を観る限りでは。そしてマーベルでも今後のガーディアンズを考えた場合、おそらく次にガーディアンズが登場するのはアベンジャーズの5作目6作目だと思うのですが、ガモーラとドラッグスの役者さんが今作で卒業を明言していることを考えると、ヒジョーに寂しいアベンジャーズのメンバー構成になりそうですね。アイアンマン亡き今、優等生だらけのアベンジャーズに対し、ならず者集団のガーディアンズの存在は良いカンフル剤になっていたと思うので・・・
ロケットの物語
初日朝イチの回で視聴。
「ガーディアンズ~」の表向きの主人公はピーター・クイルだけど、裏の主人公としてピーターの鏡合わせ的存在であり、監督のジェームズガン自身が乗っかってるキャラクターがロケット。
本作ではそんなロケットの物語を中心に据えながらも、中心キャラクター全員にしっかり見せ場を作っていて、まさにシリーズ完結に相応しいただただ、最高の作品になっていた。
ずっと観てきて良かった。
ありがとうガーディアンズ。
ありがとうジェームズ・ガン。
やっぱりロケット大好きだなぁ
ガーディアンズの愛おしさの全てが詰まってた。
粋な演出が多すぎて後半涙が止まらなかった。
ずっと泣いてた。
全員にしっかりとした見せ場があって素晴らしかったのと共にあぁ、これで最後なのかと思ったらすごく悲しかった。
今回は特に音楽が印象的に多用されてて映像として見てて楽しかった。どの曲も頭にこべりつくけど特に全員揃っての "No Sleep Till Brooklyn" バックに長回しアクションはたまんねぇなあそこ。
ラストバトルもロケットの名乗りからの全員でトドメなのもガーディアンズらしくて良い。個々としての力は弱いけどチームになると銀河をも守れる強さになるのはvol.1から変わらないの大好きすぎる。
インフィニティウォーで取り残されたロケット×ネビュラが他のメンバーより5年も一緒にいる時間が多いからより自然な連携取れてたり、ネビュラがロケット助かったの聞いて泣いちゃったりと絆が強く描かれてたの細かすぎて好き。
ライラとの再会は何度見ても泣いてしまう。
ヨンドゥが頭でなく心を使えと言ってくれるとこも泣いてまう。
ガーディアンズが良いチームすぎて泣いてしまう。
ガーディアンズ解散の時、グルートが「I am Groot」以外で(一回だけWe are Grootがあるが)初めて話した言葉「I love you guys」。これがいつも通り「I am Groot」と言ってるものの、我々観客らがガーディアンズ達との長い付き合いで彼らと同じくグルートの言葉を理解できるようになった演出であると聴いて鳥肌が止まらない、、粋すぎないですか????ジェームズガン???天才???
ロケットがついに歌を口ずさんで、最後にはみんなと共に踊り出し、新生ガーディアンズには「Come And Get Your Love」をお気にの曲として紹介する等、やっと自分の殻を破った姿に感動した。
ありのままの姿を受け入れる強さと素晴らしさを教えてくれた。最近のポリコレ意識しました映画よりよっぽどポリコレメッセージ性が強いと思う。
あとエンドロール最後の全員が肩並べて座ってる写真欲しすぎるので公式グッズお願いします。
これほどまでにない素晴らしい終わり方をしたと思います。ガーディアンズありがとう、、。
ガーディアンズで最高!
続編は続いたら微妙になりがちだと思いますが今回は最高な形での一旦の締めとなりました。
チームでのバトルシーンもかっこよかったです。
ラストの選曲が素晴らしい。
ちょっとだけケビンベーコンさんの話は配信のホリデースペシャルネタです。
安定、面白かった‼️
やっぱり良いね。今回はロケット物語でしたね。
家族愛、仲間愛に溢れていた。
中盤から後半はちょっと飽きた部分があったけど、相変わらず映像、物語はレベル高かった。
あと、音楽も良かった。内心Shazamしたかった。
もう次はないかのかなー?
クソデカ感情で「オレたちはグルート」
ガーディアンズ最終作を鑑賞。
個性溢れるキャラクター達が全ての魅力を出しきった今作。
また一つの宇宙を救い、それぞれの居場所へと宇宙船を漕ぎ出した彼らに、しばしのお別れを。
それはそれとしてネビュラって可愛かったんだな。今作で1番のヒロインだったかも笑
あとグルート七変化が最高でした。
以下鑑賞ポイント
・ガーディアンズ仕様のmarvel studioロゴ
・ホリデースペシャルからノーウェアで暮らす人々
・左腕をナノテクにしたネビュラ
・首だけでも動けるグルート
・ラヴェジャーズ幹部再び
・過去ガモーラはEG後ラヴェジャーズに加入
・ナッツくれないドラックス
・黄色は赤 緑は黒 青は共有回線
・ネビュラもありなクイル
・アライグマ、セイウチ、ウサギ、カワウソ
・ザンダーの商人おじさん生きてた
・ビースターズな偽アース
・グルート怪獣モード
・グルート七丁拳銃
・グルート飛行モード
・「まだやる事がある」
・猿真似が上手いドラックス父さん
・アビリスク×3
・チームが集結したらゆっくり歩こう
・グルート 木遁 挿し木の術
・子供も動物も助け出す
・フルボッコガーディアンズ
・クイルを助けるために枝を伸ばすグルートが泣ける
・一時解散ガーディアンズ
・踊るネビュラ
・祖父と孫の再会
・「合図」で走る新生ガーディアンズ
・スターロードは帰ってくる
王道ストーリー! 最高の形での締めくくり
ロケットの悲しい過去とそれを乗り越えることを軸として、ガーディアン達が友情のために立ち上がる話。
王道だがジェームズ・ガンならではのタッチで可笑しく、ベトベト気色悪く、かっこいい仕上がりとなっており、シリーズを締めくくる最終章としては最高の作品だと思った。
音楽とスローモーションの使い方が絶妙で、いつも複雑な感情を呼び起こさせる上手な演出はたまらない。
ジェームズ・ガンありがとう!
個人的にマーベルの作品で1番泣いたかも⁉️
朝の上映にも関わらず満席状態。
これがマーベルらしさかな❓と思える良い内容に仕上がってたと思う。
スタローンの出番の少なさが贅沢なキャスティングだと思わせてくれる。
物足りなさを強いて挙げるなら,敵役のハイ・エボリューショナリーが弱かった事(笑)
MCU史上最高傑作!!💫 ありがとう、ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー!!!😭
アメコミヒーロー映画「MCU」シリーズの第32作にして、落ちこぼれヒーローチームの活躍を描く『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの第3作。
重傷を負ったロケットを救うため、ガーディアンズの面々は彼の創造主ハイ・エヴォリューショナリーに戦いを挑む…。
監督/脚本はジェームズ・ガン。
○キャスト
ピーター・クイル/スター・ロード…クリス・プラット。
ガモーラ…ゾーイ・サルダナ。
ネビュラ…カレン・ギラン。
ロケット(声)…ブラッドリー・クーパー。
グルート(声)…ヴィン・ディーゼル。
アイーシャ…エリザベス・デビッキ。
スタカー・オゴルド…シルベスター・スタローン。
製作はケヴィン・ファイギ。
ついに…。ついにこの時が来てしまったっ!!
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ、堂々の完結っ!!
もうこの公開日が待ち遠しくて待ち遠しくて…。公開当日の朝イチで鑑賞してまいりました〜😆✨
これは一言で言い切ってしまいたい。
…MCU史上最高傑作っ!!!!👍💥
期待しつつも、流石にあの大名作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー1』は超えてこないだろ〜、とか思っていたんだけど、いやまさか越えてくるとは…。すごいぞガンちゃん🎶
色々あったマーベルと袂を分かち、ライバル企業DCフィルムズのCEOへと就任したジェームズ・ガン。そんな彼の最後の置き土産がこの映画。
「MCUなんてどうせもうオレには関係ねぇし〜〜。最後にみんなが困惑するような、メチャクチャなもん作ったろ…😏」という姿勢が透けて見えるかのような、とにかくメーターの振り切れたとんでもない作品になっちゃってます!
本作は喋るアライグマ、ロケット・ラクーンをキーパーソンに据え、医学/科学の進歩の為に行われる動物実験の是非について、観客に考えさせる内容となっています。
そのため、これまでのMCUシリーズではあり得なかったほど、本作にはダーク&グロが詰まっている。マジで小学生が観たらトラウマになるレベルでキツい。
露悪的な描写の多さはジェームズ・ガン作品の特徴だが、何より今回は残酷な動物虐待シーンが連続して描かれるので、動物好きの自分としては正直目を伏せたくなるようなキツい場面が多々あった…。
しかし、動物実験や動物虐待へのアンチテーゼが本作に込められたメッセージである以上、ここを生半可な気持ちで描く訳にはいかなかったのだろう。
もちろん真っ当な娯楽作品なんだけど、今回はそれ以上に、観客へ思考することを促すポリティカルな映画であったように思います。
ルックはグロくて混沌としているが、その内実はロケットへの愛に溢れたとっても優しい映画。ロケットを想うガーディアンズの仲間達の心根に、何度泣かされたかわかりません🥲
ガーディアンズのメンバーで言えば、ガモーラの描き方も今回は素晴らしかったように思う。
『インフィニティ・ウォー』で命を落としたガモーラ。しかし、『エンドゲーム』において別の時間軸の彼女がサノスと戦うためにこのバースへと参上。そのまま今に至ります。そのため、本作の彼女はピーターたちガーディアンズとは面識がない訳ですね。
『エンドゲーム』でのガモーラの復活劇を、正直自分は受け入れられなかった。だって別のバースのガモーラとこのバースのガモーラは別人じゃん!
それを同一人物として考えちゃったら、死の意味がとても軽くなってしまう。極端な話、今回だってロケットが死んじゃったとしても別バースから連れてくれば万事解決っ♪みたいなことになりかねない。
なんでもありになってしまいがちなマルチバースの世界。多分ガン監督もこの状況に疑問を抱いていたのだろう。今回のガモーラは、これまでピーターたちと付き合ってきた彼女とは全く別の人間として描かれている。
ピーターの気持ちを理解しつつもそれにNOを突きつけ、自らの意思で自分の居場所を決定した彼女の凛々しい姿は、マルチバースという設定に振り回され、「物語の都合」というただそれだけの理由で殺されたり生き返されたりを繰り返すという、雑にキャラクターを扱うことへの反抗のようでもあり、なんだか胸がすくような気持ちになった。
ピーターの失恋は残念に思うが、この2人ならいつかきっと…。そんな爽やかな思いを起こさせてくれる、美しい別れの場面でありました😊
MCUに限らず、アメコミ映画の問題の一つはヴィランの影の薄さにあると思う。
一部の作品を除いては、紋切型のようなつまらない悪役しかいない。これはアメコミ映画はファミリーで楽しめるものでなくてはならないという暗黙の了解があり、その為子供が拒否反応を起こすような非道なヴィランを登場させることは出来ないという因習によるものなのだろう。
しかし、今回ガン監督はこのリミッターを完全に排除。
メインヴィランであるハイ・エヴォリューショナリーを史上最悪最低のクソゲス野郎として描き切った💢
自らのエゴの為には動物を切り刻むことも惑星を破壊することも厭わない、自分が『悪』だと気づいていない、もっともドス黒い『悪』。
こいつのことを好意的に捉える観客は1人もいないだろう。みんな腑が煮えくりかえったはず。これはつまり、悪役としては100点満点ということ。「こいつだけは絶対に許しちゃおけねえ!やっちまえガーディアンズ😡」と全観客に思わせるような、ヒーロー映画としては最高のシチュエーションを用意することに成功していたと言ってよいでしょう。
しかし!この映画の真に素晴らしいところは、これだけの邪悪を登場させておきながら、こいつとの対決ではなく人命救助/動物のレスキューをクライマックスに据えたというところ!!
『スパイダーマン2』や『ザ・バットマン』を鑑賞した時にも思ったが、スーパーヒーローの本懐とは巨大な悪を倒すことではない。窮地に陥った生命を救い出すところにあるのだと思う。
ヒーローがカッコよく悪党を退治する姿はもちろんカッコ良いのだが、それ以上に自分の心を震わせるのは、泥臭くても必死になって救助活動をしている姿。
それをクライマックスに持ってくるのだから、ジェームズ・ガン監督は本当にスーパーヒーローのことをよくわかってる。この救出劇を見られただけでも、この映画を鑑賞して良かったと心の底から思う。
今回のもう1人のヴィラン、アダム・ウォーロック。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のエンドクレジットシーンで言及されていた彼が、ついに本編に堂々の参入を果たした。
超人的なパワーを持ち、映画の冒頭からガーディアンズを圧倒するも、早々に撃退されてしまうこのキャラクターについて、初めのうちは「こいつ登場させた意味あったのか?」と疑問に思っていたのだが、その憎めない性格によってこの映画のトーンを明るくしてくれた。
何より、「倒した宿敵が味方になる」という少年ジャンプ的な王道メソッドをMCUで観れたのが嬉しい♪
最後の最後、宇宙に漂うピーターを「頼む!アダムよ彼を助けてくれ…」という願いを込めながら眺めていたので、いざ彼が本当にピーターを助けてくれた時は、そりゃもうガッツポーズですよっ!✊
ここは本当に熱かった!しかも助けだす構図がミケランジェロの有名なフレスコ画「アダムの創造」をなぞっているというのがニクい✨ここでスーパーヒーロー・アダムが誕生したっつー訳っすね。くー!最高ーーっ!!
オープニングがレディオヘッドの「クリープ」だったし、金ピカのエリザベス・デビッキは綺麗だったし、メンバー全員が活躍する長回しのアクションシーンは最高だったし…。もういくら語っても語り尽くせない最高のヒーロー映画‼︎
しかも「あぁ…あの曲が流れたら最高なんだけどな」という観客の心を見透かしたかのように、最高のセリフとともに最高のタイミングで流れる「カム・アンド・ゲット・ユア・ラヴ」❤️これだよこれ!!!!
ガン監督、あんた観客の観たいもの理解しすぎだよーー!!本当、痒いところに手が届きますなぁ〜♪
とにかく絶賛しまくってますが、バランスを取る為にもちょっと気になった点を書き連ねてみます。
この映画、MCU史上最高にダークな物語なのですが、そこはもちろんガンちゃんの監督作品なのでコメディ要素もたっぷり。ギャグの量もMCU史上最高クラスかも。
実はそこが個人的に気になる。ロケットが死の淵に瀕しているというのに、ギャグシーン挟んどる場合かっ!?とか思っちゃった。声に出して笑っちゃうシーンも多かったんだけど、なんかシリアスとコメディのバランスが悪いような気はしてしまったかな。
また、そのコメディシーンも「物語のためのコメディ」というよりは「コメディのためのコメディ」になってしまっているような気がしてどうにも違和感があった。ギャグをやり始めると物語の進行が止まってしまうため、なんだか作劇にスムーズさが欠けているような気がする。
次に挙げるのはシルベスター・スタローンの扱い。
スライのファンである自分にとって、スタローン演じるスタカーの再登場は非常に嬉しい。…嬉しいんだけれども、今回は前回にも増して登場する意味がわからなかった。今回こそは、弓矢とか機関銃をぶっ放して無双するスタカーの姿が見れると思ったのに…。これっぽっちのゲスト出演だったら、ぶっちゃけ登場しなくても良かったような気がする🌀
あともう一点、これはすごく細かいところなんだけど、ロケットがハイ・エヴォリューショナリーにトドメを刺さなかったシーンについて。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーだからだ」つって怒りをおさめるというのは良いと思ったんだけど、爆発する建物に置き去りにするんだったら、それは自らの手でトドメを刺すのとなんらかわらんのではないかね?
これ『バットマン・ビギンズ』でも全く同じようなシーンがあったんだけど、その時もめっちゃ思ったわそういや。
トドメを刺さないと決めたのであれば、ソイツの命も救えよ、と。救った上でソヴリン人に引き渡すとか、なんかそういう配慮がもう一手欲しかった。
それとこれはMCUという広大なシリーズの流れに組み込まれているからこそ、どうしても思ってしまうことなんだけれど、神レベルのヤバいやつと喧嘩するんだからさ、マイティ・ソーに援軍を頼んだら?ちょっと前まで一緒に行動してましたよね?…いやこんなこと言うのは野暮だというのはわかってるんだけども、やっぱり気になっちゃうんだよ〜😵💫
今回でマーベルを離れるガン監督。自分の作ったファミリーをケヴィン・ファイギに好き勝手に扱われるのを嫌ってのことなのか、最後の最後でチームを解散させます。
ここが少々唐突だった、というのもまた否めない事実だったと思う。ものすごく急拵えでこの展開を作った感があった。この唐突さも、本作がMCUシリーズの一つであることの弊害なのかな、と感じます。
とまぁチビチビと問題点を列挙してきたけど、2014年の登場以来、約10年に渡り世界に笑いと希望を振り撒いてくれたガーディアンズ。その結末として、本作は完璧だった✨
宇宙の平和を守ってくれて、ありがとうガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー!!きっとまたいつか会おう!👋
そして、こんな素晴らしいシリーズを生み出してくれてありがとうジェームズ・ガン監督!!DCでの活躍も応援します!👍
泣いて笑ってまた泣いて…。本当に完璧なクライマックス。
「スター・ロードは帰ってくる」というテロップが最後に流れたが、ぶっちゃけこれ以上のものは作れないと思うので、ここでピーターは引退で良いと思う。
というか、これがMCU全体の最終回でも良いんじゃね?もうこれ以上は無理っしょ。
最後の最後にジェームズ・ガンが荒らしまくったMCU。このあとに続く監督たちは本当に大変だなぁ、と思いました😅
サイコー過ぎた… 観てよかった。
ロケットがさらに好きになります。
笑いありハラハラドキドキあり涙あり🥲
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにハズレなし!
説明はいりません。
期待通りに物語は進みます。
でも目が離せないのです。
気になっているのなら絶対に観るべき作品。
次の舞台はこの地球かな?
楽しみ過ぎます。
最高すぎるラストバトル!
初めてMARVEL作品の完成披露試写会に参加させていただきました!
全てが想像以上でした!
アベンジャーズ作品でも活躍していた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のメンバー、ロケットの残酷すぎる過去が描かれておりシリーズの中で一番シリアスな物語になってますが、ガーディアンズメンバーのマイペースぶりは変わらぬまま!
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ならではのコメディシーンも素晴らしくて、泣いて笑ってまた泣いて感動する作品です!
伝説のジェームズ・ガン監督が贈る『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
ガーディアンズのラストバトルを、是非映画館でエンドロール後まで見届けてください!
そりゃ泣くだろ。
泣きまくった。隣のお姉さんも死ぬほど泣いてた。後ろから何人もの啜り泣く声が聞こえた。
悲しかった。でも最後は温かかった。
ジェームズガンの集大成的な映画でもある。ふざけててぶっ飛んでて、でも軸がブレない。スースク2もそうだったけど、この映画はもっとぶっ飛んでて、もっと力強い。
全487件中、401~420件目を表示