「期待度○鑑賞後の満足度○ 女、三人寄れば文殊の智恵。」マーベルズ もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
期待度○鑑賞後の満足度○ 女、三人寄れば文殊の智恵。
①バーブラ・ストライサンド歌う「メモリー」が朗々と響き、逃げ惑うクルーが次々とフラーケンに呑み込まれていく中、“怖がらないで呑み込まれてください”とアナウンスが流れるシーンがコミカルで一番面白かった。
取り立てて褒めるところのない映画だが(といって悪い出来でもない)、バーブラの歌と可愛い子猫たちで☆一つオマケ。
②宇宙や異空間、マルチユニバースが舞台といいながら結構地上世界で話が展開するじゃん、というマーベル映画の中でホントに宇宙が舞台だわ、という感じは宜しい。
③映画そのものよりも、マーベルズの一角をインド系の女の子が演じているということが現代の世界のパワーバランスを反映しているようで興味深かった。
もはや中国ではなくインドの時代になってきたか。(ハリウッドも中国市場よりもインド市場を狙いだした?)
④監督も女性だし、ヴィランも女性だし、出てくる男性キャラは刺身のつまみたいな感じで、少なくとも映画の世界はもはや女性上位ですな。
⑤太陽を復活させられる程のパワーがあればサノスなんか直ぐにやっつけられた筈で、相変わらず自家中毒しているマーベルワールドです。
⑥マルチユニバース(平行世界)の描き方としては此方の方が好きだが、また今までのマルチユニバースと絡めて来るんでしょうな。
⑦ブリー・ラーソンも、ロバート・ダウニーJr.と同じ様に、そろそろマーベルを卒業したい、と思っているかも。
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