ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバーのレビュー・感想・評価
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ライアンクーグラー監督いい仕事する
賛否ある作品ですが、自分は賛です。ツッコミどころは確かにある、しかしそれを感じさせない映像美と俳優陣の演技、主役俳優の死を乗り越えた脚本。池袋グランドシネマの3D imax グランドクラス席で観ることをおすすめします。6000円の価値ありです。
意欲的だけど
それだけですかね。 現実の俳優の病死を映画に持ち込んだのは良かったのですが、それが成功したかはまた別。 なぜなら、マーベルではすでにアイアンマンとスパイダーマンでやってしまったから。 あちらはプロットの段階で決まっていたからストーリーも良かったのですが、今回は急遽書き換えたもの。そのせいか全体的にちぐはぐな印象が多く、新しく生えてきた設定に違和感が大きい。 まぁアメコミは元からそういうものですが、それが最近のファンからも支持されていないことを考えれば、そういう力業は無くしたほうがいいと思います。 ハッキリ言って蛇足ですね。
マルチヴァースでなくて良かったよ
オープニングのCボーズマンに涙。ヴィランは人類ぽいのにワカンダと海底人で争わなくても。新BPは予想通り、ポストクレジットで新々の期待が芽生え映画全体が満ち足りたものに。フェーズ5に期待。
合掌ー!
前作の主役を置き換えることなく、亡くなったとして始まる、完成度の高いストーリー。作品の質を劣化させることなく、そしてラストは見事に次に繋いでいます。また、追悼映画として観ても、素晴らしい作品でした。 次回も是非、(抱き合わせとかマルチバースに走らない)唯一無二のヒーロー作品となることを期待します! あっ、アイアンマンは登場するのか…
追悼
現実に起こった悲しい出来事を映画の中で追悼。 ワイルドスピードスカイミッションと同じものを感じた。 ネイモア率いる軍隊が、クジラやらシャチやらに乗ってくるのが好き。子どもが思い描くそのままの世界観で大人でもワクワクする。 ネイモアはその強さや性格すべて人気になりそう。
追悼映画
ドウィック・ボーズマンは永遠のティチャラでブラックパンサー。 泣きながら観始めました。 私にとってのティチャラはチャドウィックさんなので、代役という選択肢をとられず安心しました。 役者とキャラクターの紐付け方はMARVEL映画らしいなと思いました。 そこを嫌がる方もいるとは思いますが…。 ストーリー的にはヒーロー映画ではなくもはや戦争…?とも思いました。 映画「ブラックパンサー」よりかは 映画「ワカンダ」のような。 ブラックパンサー…ティチャラ逝去のため仕方ないのですが…。 ネイモアとの戦い、見たかったので残念でなりません。 間延びしているとの意見もわかるのですが、ティチャラの死、残されたもの達、国としての在り方、お互いの国の情景をしっかり作品にしてくれたので物足りないよりかは全然いいなと思いました。 帰ってくるブラックパンサーに期待!
見応え充分
確かに弱いブラックパンサーでは物足りない部分あれど、次のブラックパンサーの誕生としては、ストーリーはきちんと描かれており、映画は充分見応えあり、個人的には嫌いではない。 途中のシーンで涙が出てきた程感情移入出来ます。女性が主人公でも、いいじゃないか、先ずは映画見に行こう。 チャドウィックが本当に残念でたまらない。ワカンダフォーエバー。
前作と評価が真逆になるかも
前作は独特の世界観に基づいた若干哲学チックな雰囲気が一程度のファンを獲得したようですが、その種の人々からみれば今回は何とも深みがないんでしょうね。 一方前作が面倒くさいと感じた人は、今回のように中身はなくともスーパーヒーロー物の王道的なド派手アクションには拍手喝采です。 尤も、以前としてカタカナ固有名詞の乱発で細かいストーリーや人間関係はわかりませんが、とにかく大悪役をやっつけるという大筋さえ押さえておけばなかなか面白いです。 どうせ前作同様だろうけど話題作だからまあ観とくか、くらいだったのに期待に外れて傑作でした。 とここまで書いて、単に大スクリーンで観たから面白かっただけかな?とも思いますけど。
見た目をコピーしただけの偽物たち
キャラクターに魅力が欠けており、ストーリー展開も冗長だったので2時間半がとてつもなく長く感じた。 加えて、3Dの効果も薄く、長時間重いメガネをかけさせられた意味が分からなかった。
喪失と再生
MCU作品は配信作品も含めて全て見ています。 感想 チャドウィック・ボーズマンに捧げる映画として満足出来る部分とMCU要素てんこ盛りの詰め込みすぎ感が共存していて、楽しめたという感情と違和感の両方を感じた。 ・物語構成 国王を失い、防衛力が激減したワカンダに、海中帝国タロカンが迫り来る!という感じのあらすじ。 全体を通して、フェイズ4のメインテーマでもある喪失と再生が全面的に描かれていました。国王を失ったワカンダ国民達それぞれの苦悩と成長が全編通して、各メインキャラクターにそれぞれ見せ場をつくる事で見事に描かれていました。特にティチャラの妹であるシュリには、今作で無数の悲劇が起こり切なさに共感しました。 そして、待望のブラックパンサーの復活ですが、納得の復活の仕方で、カッコよかったです。 予想よりも、敵のネイモアの人物背景を丁寧に描いていたので、ワカンダとタロカンの決闘シーンは複雑な心情になりました。 ・暗い現実とハイテンションアメコミアクションのアンバランス感 ブラックパンサーの続編としては楽しく見る事が出来たのですが、現実でも亡くなったチャドウィック・ボーズマンさんに捧げる讃歌映画としては、全体通して明るい印象を感じ違和感を覚えました。勿論、国王の死を悼む場面は多々描かれるのでその度に涙腺が刺激されました。 ・アクション アクションシーンはスタイリッシュでどれもかっこよかったです。特に序盤のカーチェイスシーンがカッコよかったです。 ・新キャラについて 新キャラクターのネイモア(ククルカン)、アイアンハート(リリー・ウィリアムズ)どちらもこれまでには無かったような個性的なキャラクターで、どちらのキャラクターにも愛着が持てました。特に、メインヴィランであるネイモアは、人間味溢れる民思いの兼神で、率直にかっこよかったです。 ・今後の展開 今作で、新キャラクターのネイモア、海底帝国タロカン、アイアンハートの紹介、ワカンダ国の今後の動向の示唆、新ブラックパンサーの誕生、久しぶりのあの人の登場など今後の伏線と思われる要素が大量出てきたので、今後も幅広い世界観の構築が期待できるので、その点でとても楽しみです。 総評 ブラックパンサーの続編としては満足出来たが、チャドウィック・ボーズマンさんに捧げる追悼映画としては惜しい作品。 今後の展開への伏線が多く仕込まれていたので、フェイズ5が楽しみになった。
継承の物語
前作「ブラックパンサー」はマーヴェルのヒーローものでありながらアカデミーの作品賞にノミネートする等高い評価を受けた。でも個人的にはあまり高い評価にはならなかった。白人がほとんど出てこないヒーローものという意味では画期的だったし、込められたメッセージの価値もわからないではない。でも、そこまで心を揺さぶられなかった。 でも本作。とても話が重厚だった。ただのヒーローものじゃない(それは前作から継続しているけど)。悪者(ヴィラン)がいて、そいつと主人公が戦うってだけの映画は作らねーぜ!って気概を感じた。 さらに前作で主演だったチャドウィック・ボーズマンが亡くなってしまった状況で、代役をたてるのではなく、ブラックパンサーが病死したというところから始まる作り。国王を受け継いだ母と兄の死から立ち直れない妹たちの「継承」の物語だった。これがとてもよかった。ヒーローものでこんな継承があってもいい。エンドゲーム以降のマーヴェルはこんな重厚な物語が多くて面白い。今後のラインナップも楽しみだ。
追悼
チャドを追悼する作品としてはまあまあかな ただ現実を映画に持ち込むのはどうかと思うようになってきた、現実と非現実の設定との差と言うか内容があまりにも無理がありすぎる、ブラックパンサーが現実に近づきすぎて面白くないし海中に住む民族などあまりにも設定が可笑しい もともとアフリカ的な儀式などとアイアンマンのような技術的な要素は合い入れないと個人的には感じいる、ブラックパンサーはこれで終わりが良いかも これ以上評価は下げたくない
不毛な闘い
まず、個人的にはいつも辟易とさせられる「マーベルの他のシリーズとの関連性」はかなり薄めですが、少なくとも前作を確認してからの観賞は必須だと思います。 その上での感想としては、良い意味でも悪い意味でも、あまり気持ちの良い話ではなかったなぁ、と。 この二者が戦う必要なんて本来はなかったはずなのに。 もちろんそのつもりはなかったにせよ、結果として原因はむしろワカンダの方(前作ラストで明かした国の方針転換、そしてまた閉鎖的な政策に立ち返っていく)にあり、同じヴィブラニウムの技術を用いる者同士、歩み寄る選択もできたはずなのに。 前の王であるティ・チャラを失った理由の詳細は明かされないが、そのことで女王も王女も冷静な判断ができないでいる。 深く葛藤する雰囲気もあまり感じられなかった。 で、もちろんこの対立の虚しさとさを分かって作り手も進めているからこそ、最後の大バトルシーンもずっとどこか悲壮感を含んだ音楽が流れている。 そして最後、結局両者は本質的な理解には及ばず、終戦。 そんな不毛なやり取りをラストまで見せる作品としては、この上映時間はやはり長すぎる。 雰囲気がずっと悪いので、オコエ関連のコメディシーンもまったく機能していないし。 ピブラニウムとかキモヨ・ビーズの新たな活用とか、SF的な発展も感じられなかったし。 前作が、音楽や美術・衣装も素晴らしかったのに、本作はその辺りかバッとしない…というか、暗くてよく見えないシーンも多かった。 そしていつものエンドロールに挿入されるエピソード。 結局あの子も(わざわざ国外で秘密裏に育てているのに、本人は自分の出自を知っているということは)「悲しき血の呪縛」から逃れることはできないというメッセージとして見ると、もう悲壮感のみで2時間40分突っ走ったんだなぁ、と思えてしまう。 チャドウィック・ボーズマンの死を悼む意図は分かるが、作品として誰にも感情移入できず、胸苦しさだけをずっと感じてしまった。
何処に向かいたいのか?
マーベルシリーズが好きなら 面白いと思います 結局、アイアンマンの人気が未だに重く のしかかってるのかブラックパンサーにまで 1作品キャラでアベンジャーズ状態になっていて 見応えはあるのですが何処に向かいたいのか 良く分からない感じではあります 最近のご時世なのか悪を倒し終わりでは ないのが良いと思います
虚構と現実が織りなす追悼映画
チャドウィック・ボーズマン氏が亡くなったと聞いた瞬間ショックで唖然としました。前作『ブラックパンサー』は世界的・映画史においても人類に大きな影響を与えた作品でした。その主役が亡くなった、すなわち、ケビン・ファイギ氏の筋書きとは大きく書き換わる瞬間を目撃した、という映画体験は貴重な経験でした。なので、IMAX3Dをほぼ定価(2500円])で払った価値はありました。 内容は正直テンションアゲアゲの内容ではなく、「喪失感」と「復讐」に取り込まれたシュリの葛藤を描いた映画で、いろんな重荷を背負った主役のレティーシャ・ライトさんには感謝しかない。 そして、シュリの母親で王妃役を演じたアンジェラ・バセットさんの演技は迫真の演技でした。 ただ、ネイモアの登場シーンはちょっと笑ってしまった。海パン一丁で足首に羽が生えている姿を見るとシュールすぎて集中できなかった。しかし、飛行シーンやアクションはスピード感満載でビックリした。 「この展開見たことあるなー」と既視感を感じさせる瞬間はいくつかありましたが、チャドウィック氏の死を弔うスタッフの心遣いと考えれば納得のいく内容でした。ディズニー配給の割にはシリアスでセンチメンタルな映画でした。
喪失感と如何に向き合うか? その葛藤が、明日を生きる糧となる
などと、わかったようなことを、それらしく言ってみたりして。 いやさ、そんなことより他にどうしても言いたくて我慢できないことがあるので、ここで述べさせてください。 なんというか、ネイモアがですね、お笑いコンビ・デニスの植野行雄ちゃんに似ているような気がして。そう見える瞬間が何度かあって、全然笑う場面じゃないところで思わずクスッとなってしまいました。 以上です、サーセン。
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