ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバーのレビュー・感想・評価
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追悼カラー
ブラックパンサー/ティ・チャラが亡くなり1年後、ヴィブラニウムを巡る出来事から、ワカンダが未知の勢力に狙われる話。
原因は示されないけれど、ティ・チャラが亡くなり1年後、世界中からヴィブラニウムが狙われる中、ワカンダ以外に…!?
何となく予告編とかで知識はあったけれど、どこぞの映画の寄せ集めみたいな軍団がっ!w
そんなチープさを感じる勢力の言い分と、王女の思いが交錯していく物語で、話し自体はちゃんと面白い。
ただ、思い返してみてもこの内容で161分て、丁寧というかクドイというか…尺が長いと丁寧過ぎる描写はムダに感じてしまうよね。
しかもなんだかキャットウーマン味が…(´・ω・`)
中ボス?と思われたキャラもその後特に拾わないは、超回復も何だった?水中だからしかたないところもあるけど青色が薄くて何だかなぁ…等々、と色々活かせていないのももったいなかった。
ルピタ・ニョンゴの扱いが凄く良くなっていましたねぇw
ティチャラの鎮魂歌
衝撃が走ったチャドウィックボーズマンの訃報から2年 次のブラックパンサーはどうなるかと心配だった 代役は絶対に認めたくないが、ブラックパンサーがいない現状のMCUは考えられない
そんな心配は杞憂だった
ただお葬式をして、新しいブラックパンサーを迎えるだけでなく、新キャラ登場や戦争といった深みのある脚本、曲、海川森の美しい描写、チャドウィックの弔いにもふさわしく、MCUに新しい息吹を吹き込む最高の作品でした。
何度鳥肌が立ったかわからない程美しく、昂る今作を作った熱意と才能に称賛と喝采をただただ送るだけです。
アイアンハート等のデザインが受け入れきれなかったので満点にせず
復旧・繋ぎ・追悼作品
海の王であるネイモアの登場は早い段階でアナウンスされていた。チャドパンサーとの直接対決が見たかった。
つくづくチャドの逝去が残念でならない。
彼が存命ならまた違ったものになっていただろう。
主役電車が脱線し、ストーリーを元のレールに戻すような復旧作業作品であるためいろいろと苦心したようだ。
代役なし、CGなしを当初より発表していたので、かなりの制約を受けながら制作陣は苦労したと思う。3時間弱という長さにその苦労が垣間見える。ちょっとダラダラ感はある。
ほぼ女性陣の映画。ワカンダ版「大奥」みたいな。
ブラックパンサーですらオマケ。
なので物足りない感はあるが、落ち着くとこに落ち着いたので良し。次作以降の繋ぎ的位置付け。
いざとなったらマルチバースもあるし(笑)
やはり嫁はストームでしょう。
重責な作品でハードルは高くなる
ここ最近はマルチバースという錬金術を手に入れたDisney_Marvelに嫌気がさして仕方がないが、あのボーズマン亡き後のブラックパンサーがどうしても気になる。
先ず今回はIMAX3Dで鑑賞したのだが、やはり製作の意図する箇所にフォーカスが集中して観ていて疲れる。自分には通常のIMAXの方が数段良いと思われた。
そして作品だが、高評価をされている方には非常に恐縮なのですが、個人的には良いと思える所がなかった。
突然出てきた感しかしない敵、(自分勝手ながら)自身がブラックパンサーはこうであって欲しいと思う理想像から程遠かった事、物語の作り込みの足りなさ具合、『何故そうなる?』と疑問符だらけの後半、そして残念ながらキャストの印象が薄い。
ボーズマンへの哀悼・追悼を背負う重責の作品にして、一見壮大なストーリーながら、意外と軸は細いと感じざるを得ない。
そして本作を観ていなければ『今後のMarvel作品での繋がりが分かりづらくなる』トラップがあるのは間違いなさそうだ。
当たり
マーベルの中で当たりの方でした。
3時間近く長いと思ってたけど飽きずにいけました。
追悼加減は半端ない割にCG使うなどの強引さはなかったし
社会情勢に訴えかける感も強引ではなく心地いい程度でした。
女王のお母さん凄く良かったです。
マーベル起死回生の逆転劇が始まろうとしている‼️❓
まず、映像が、素晴らしい、アバター超えたかな。
それ以上にシナリオが素晴らしい。
最近、迷走していたマーベルの展開が、ここにきて初期のスパイダーマンのような心理面重視が打ち出されて、とても感激しました。
主人公は復讐心に悶えながら、仇を許すだけで無く、改心させて、戦争を回避します。
ああ、なんとゆう崇高で、時事的な、物語なんでしょう。
でも、いかんせんなが過ぎる、なんか、芸術点意識しすぎて、間延びしてる、アカデミー賞狙いの勘違いあるかも。
でも、海底王国も、マイノリティなんで、人種差別反対運動、植民地政策の反省なんかも意識してて、ハリウッドの良心的なのも評価しても良いかも。
まあ、老若男女楽しめます、理屈抜きに、是非。
待望の続編
ついに公開されました。
結果としては大成功だったと思います。何と言ってもブラックパンサー役のチャドウィック・ボーズマンが病気でこの世を去ってしまったのでここをどうするかが、最大の焦点でした。私的には劇中でも国王が病死とし、現実の世界と同様にしたことで、非常に深い内容になったと思います。
確かに、前作では端役だった妹のシュリが主役では荷が重いと言う方もいるでしょう。だからこそ複雑になっているから第3作目が楽しみでならない。きっと偉大な女王となら表舞台に登場しワカンダ国を国際社会の一員に導いてくれることでしょう。
適役が「え、それでいいの?」と思ったりしましたが深く追及しません。
最初と最後、マーベルの愛が溢れていて泣いてしまいました。
見事
話そのものは、私には響かなかった。
しかし、長尺ではあるものの長さは感じなかった。
ただ、主役を欠いた環境で、よくぞここまでの作品を作り上げたのは、お見事としか言いようがありません。
そして出演者の方々も計り知れない重圧の中、演じきった。本当にお見事です。
星4は、この映画に関わった全ての方に対してです。
-1は最初に述べた通りです。
この国のフォーエバーは危うい
見切り発車したかのかなと思えたフェイズ4を象徴する様な出来だと感じました。まず尺が長い。もっと省いてもいい。族長が寄りあってるけれど、鶴の一声で決まってしまうならいらないだろ会議。アクションが見にくいし、足りない。あんな形で決着するんなら巻き込まれた国民はたまったものじゃないし、そもそもなんで海上で戦うんだよ、アドバンテージないじゃん。美術はとても豪華で素晴らしかっただけに残念な面が目立ちました
最初アバターかと思ってしまいました
やはり、いいもの、平和利用すればこの上ないものでも、どこか米国それらを欲しがる。自国が持つのは良いが、他国にはもたせたくない。
そういう米のいやらしさ満開の前半だったが、後半は少し趣がかわった。でも、終わってみれば次のフェーズに繋がる良い作品だった。
それにしても、次のアッセンブルは白人男性は少数派?かな?
死は始まり
チャドウィック・ボーズマンの喪失に向き合うキャスト皆良かったけど、レティーシャ・ライトが素晴らしかった。そして、ネイモアが!アイアンハートが!遂にスクリーンに登場!! トレーラーから予想されていたように陸と海の戦いの図式。正直、本作は"ものすごく素晴らしい傑作だ"とか、"MCU史上最高の作品だ"とかといった熱量を持って語れるほどドハマりはしていないというのが現在の気持ちではあるが、これまた正直に言ってしまうと、あの出来事の後に作られた続編としてこれ以上の作品が期待・実現できようか?という意味で考えうる最良の作品では…。展開自体に大きな驚きはなかったけど、思いのほかしっかりと戦争していたし、フェーズ4の最後を飾るにふさわしい見応えのあるいい作品だった。にしてミッドナイト・エンジェルのポスト・アップル的な流線型のデザイン、素面になっているときは現代解釈プレデターかな?『トップガン』は海軍で、『アバター/ウェイ・オブ・ウォーター』がこれからあって、水の年。
アレ?こんなんでいいんでしたっけ?
チャドウィックさんへの追悼。
そういう要素を除くと、なんだか全般的に薄いというか軽いというか。
活劇部分は、ほとんどアイアンマンとアクアマンからの借り物のようでしたし、巨大な船の攻防戦も、大河ドラマなどで見る城攻めのほうが迫力あるように思えたり。
玉座(=ブラックパンサー?)の継承を巡るドラマも、なんだか奥行きが感じられなくて…
途中、まったく想定してなかった眠気にも襲われてしまい、昨晩からの期待と気合が、錆びてチェーンの外れた自転車のペダルを漕いでるかのように空回りしてました。
※国連に連れてこられた兵士たちは、フランス軍の人たちでしたか?
製作陣の中には、旧宗主国がフランスだったというアフリカのどこかの国の出身者がいるのかもしれませんね。
チャドウィックへの哀悼映画
チャドウィック・ボーズマンに最上の敬意を払った映画。
オープニングで泣かしてくるヒーロー映画ある?!代役を立てるのではなく、現実での俳優の死とリンクさせ、ティ・チャラも死を迎える。そして、ティ・チャラがいなくなったからと言って、ブラックパンサーの物語を終わらせずに、ちゃんと繋げていく。制作陣のチャドへの想いが詰まっていて、泣かずにはいられなかった。
ティ・チャラは別の場所に行ってしまったけど、彼の想いは皆に受け継がれていく。死は終わりではない。ワカンダの死生観が垣間見れる中、彼の妹のシュリだけは違う想いを抱えているように思えた。彼女にとっては「兄を救えなかった」この事実だけが虚しく心に残ってしまっている。
葬儀も喪に服すことも喪が明けることも彼女にとっては、遺された者を慰めるだけの無意味なものであって、亡き兄との繋がりは感じられない。ここらへんが他の人とは異なっている。
伝統が受け継がれているワカンダの中でも「伝統嫌い」。実際、現代において多くの民族でシュリのような若者がたくさんいて、シュリはとても現代っ子を象徴している。自分の力で救えなかった故に想うことすら止めてしまった彼女がWFでどう変化していくか、ここが1つの見どころ。
ちなみに個人的MVPはオコエ!
なんかカワイイ。応援したくなる。これからもMCUで出続けてほしいな。
WFを観ると、そこから続けて前作を観たくなる。そう思わせてくれる、愛が詰まった映画だった。
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