ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバーのレビュー・感想・評価
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チャドウィック・ボーズマンを惜しむ
初日、ドルビーシネマにて鑑賞
ドルビーシネマだと
ブラックパンサーの黒が映えるね。
さて、前作ブラックパンサー役の
チャドウィックさんが亡くなったの
ですが代わりの役者を立てずに続編が
制作されました。
個人的には、チャドウィックさんが
ブラックパンサーはまり役だったので
良いと思った。
しかし、ブラックパンサーがいない
ブラックパンサーどんな映画になるのか
期待値高で鑑賞です。
で、続編はティ・チャラ王が亡くなる
ところから始まります。
すぐれた科学力を持ってもティ・チャラ王は
救えませんでした。
妹のシュリ、母のラモンダ、国民の悲しみは
チャドウィックさんの死を悼むようでした。
ここは、ぐっときましたね。
で、ここからどうも展開が遅くなんだか
分からないあれ、ちょい眠くなってしまい
ました。
今回のヴィラン
ネイモア
足に羽が付いていて自由に空を飛べて
水中も自由自在!めっさ強いんですが
なんか印象が弱い
前作、キルモンガーがカリスマ性
凶暴、悲哀があったから凄い印象があった
ネイモアも悲哀があるんだけどね。
また、タロカンの人々も本編前のアバター
の予告により印象が薄い感じに
やはり、敵側も大事だよね。
そんなそんなで、強いヴィランがいるのに
ブラックパンサーがいない。
ブラックパンサーなるためのハートハーブ
がない
今回、タロカンの人々と争うきっかけを
作ったリリの協力により人工ハートハーブ
の開発に成功。
シャリがハーブを飲み、ブラックパンサーに
なります。予告通りです。
しかし、ブラックパンサーになる前に
先祖に逢うのは、兄ティ・チャラでなく
キルモンガーでした。
闇落ちのシュリ、大丈夫か
ブラックパンサーになったシュリは
タカロンに攻撃をしかけます。
前段でタカロンが攻めてきてラモンダが
死んでしまってますんでシュリの怒りは
MAXです。
最終決戦はマーベル映画らしくド派手
でしたが何か軽い弱い感じCG感バリバリ。
リリ作、初お披露目のアイアンハートも
アイアンマンに到底かなわず。
全てが弱い感じでした。
最後のブラックパンサー串刺しも
ネイモアへの火炎爆破も弱いなあ。
ネイモアへの降伏もあっさりだった。
160分の時間をかけての内容は私には薄く
弱かったです。
あと、ぐっときたシーンは最後のシュリ、
ナキアとナキアの息子トゥーサンとの会話
でした。
ディズニー+で半年ぐらいで配信される
だろうから2回じっくり見ればまた感想
も違うふうになるだろうか。
エンドクレジット最後のブラックパンサーは、
帰ってくる
次回に期待します。
当たり
もう、呪術なんだか科学なんだか、魔術なんだか技術なんだかw
代役を立てないと言う潔さが好き、って言うのはありますし、シュリが後を継ぐのも期待通りだし、アレだコレだの不満らしきものも、大きいもんは無いんですが。
あ。アレか。白兵戦のアクションは、物足りないってのはあるかw
いずれにしても、ディズニーのポリコレ色の濃ゆい作品特有の、クォリティー高いけどつまんねー!の典型みたいなエンタメ作品どした。
端的に言うと、子供っぽ過ぎて緊迫感に欠けるところが致命的かと。
そこと戦う?!
そんな予感はしていたけど、予告編を越えなかった。予告編はNo woman no cry とalrightのマッシュアップと映像の編集が完璧。
チャドウィックボーズマンの不在がうめられなかったことがわかった。アンジェラバセットはだいぶ支えていた。レティーシャライトじゃ弱かったかなあ。
ワカンダとタロカン(黒人とメキシコ人)が戦う展開は、そこと戦ってる場合?敵はそこじゃなくない?戦いがあって、共闘するとこまで描かないと映画として成り立ってなくない?と思った。
キルモンガーの問いには結局答えられないまま。
一緒に植民地主義乗り越えようよ。
ヴィブラニウムを現実の資源戦争の暗喩として、物語をもっときっちり書く手はあったはず。
リリは余計じゃない?発明者が白人の中年だったら速攻殺されてない?アメリカにでも渡しとけ。
NOPEの撮影と被ったんだろうけど、ダニエルカルーヤが1秒も出てこない。どこ行ったかくらい教えてほしい。
直前にアバター2の素晴らしい予告編が流れるので、海の中のシーンはなかなか厳しいものがある。
そして、アクションはてんで面白くないなあ。だったらドラマがおもしろいならいいんだけど…。最後、お互い瀕死だったのに一瞬で治ってた。
説明が多くて、長い。
前作であんなに大事にしてた王位も伝統もなんか軽くなっちゃったし。
国連のくだりはよかったんだけどなあ。やっぱりアンジェラバセットが優勝!アカデミー賞!ワカンダフォーエバー!
無音のmarvelロゴシーンは泣けました。無音でみんなシーンとしてたから我慢した。
マーベル起死回生の逆転劇が始まろうとしている‼️❓
まず、映像が、素晴らしい、アバター超えたかな。
それ以上にシナリオが素晴らしい。
最近、迷走していたマーベルの展開が、ここにきて初期のスパイダーマンのような心理面重視が打ち出されて、とても感激しました。
主人公は復讐心に悶えながら、仇を許すだけで無く、改心させて、戦争を回避します。
ああ、なんとゆう崇高で、時事的な、物語なんでしょう。
でも、いかんせんなが過ぎる、なんか、芸術点意識しすぎて、間延びしてる、アカデミー賞狙いの勘違いあるかも。
でも、海底王国も、マイノリティなんで、人種差別反対運動、植民地政策の反省なんかも意識してて、ハリウッドの良心的なのも評価しても良いかも。
まあ、老若男女楽しめます、理屈抜きに、是非。
彼への別れの物語
続編の話が出た後に、主演のチャドウィック・ボーズマンが亡くなり、果たしてどうするのだろうと思っていた本作
彼の訃報は物語の世界同様、衝撃を受けた
だから、オープニングから、現実とリンクして、胸が締め付けられた
マーベルのロゴのおなじみのオープニングも、そこに追い打ちをかけてくる
賛否はあるかもしれないけれど、私はこの作品がとても好き
かなり長いにもかかわらず、大画面に吸い込まれるようにストーリーに引き込まれた
悲しみを抱えながら生きる遺された人たちと、新たな出会いと訪れる試練
そんな中でも女性たちの強さが際立っていた気がする
シュリもまさにそのひとりで、偉大なレガシーを引き継ぎ、力だけではなく、精神的なたくましさと強さも手にする
ラストのティ・チャラの映像連続とシュリの表情、そこからのリアーナのlift me upの歌詞、涙腺がゆるゆるなった
全体を通して、制作側と出演者たち全員によるチャドウィック・ボーズマンへの追悼の意が込められていた
この作品によって、全員がチャドウィック・ボーズマンの死を受け入れようとしているようにも見えたし、その死を心から悼んでいるようにも見えた
シュリの成長物語だが、謎のノイズが……
本作はブラックパンサーの正統な続編。
テーマは、「故人を偲び、想いを受け継ぐ」といった所でしょうか。
シュリの葛藤や成長。伝統の中に自身の気持ちと向き合う事が繋がり、ラストシーンの彼女の涙に全てが込められていると思いました。良き。
ただ、ハーブを勝手に呑んでパンサー継承はどうなの?
って気持ちも若干あります。
また、本作ヴィランであるネイモアも非常に魅力的なキャラクターです。
彼は王であり、神であり、復讐者である。閉鎖的で攻撃的な為、海底資源の簒奪という脅威に対して武力を持って先制を良しとします。
ただ、やはり特徴的なのは民を愛する王であると言うシーンです。タロカンの描写も美しく、そこに生きる民も彼を慕っているのが数カットですが深く分かります。
……ただ、個人的な海底都市の描写としてはアクアマンの方がエフェクトビジュアルともに優っていたような……まぁ、この辺は好みの問題ですが。
また、ワカンダのトンデモ科学マシーンも前作よりパワーアップしている為、アクションシーンは前作以上に格好良いシーンが多かったかと思います。
そんな本作ですが、脚本上、どうしても不可解なノイズとも言える点が3点あります。
・リリの価値
アイアンハートとなるリリですが、授業でヴィブラニウム調査機を発明してしまった為、タロカンに狙われる事になります。
ここで疑問なのがワカンダ人でもない学生の女生徒と、ワカンダとタロカンとの戦争を天秤に掛ける事です。
何故かリリは救われます。理由もなく救われます。
ヒーロー映画だから救われて当然と思うかも知れませんが、どうもバランスが悪く感じます。
とっととアメリカに渡してしまうか、タロカンに渡してしまっても問題ないでしょうに。
・ナキアの行動
シュリ達を海底に助けに来たナキアは、躊躇なくタロカン人を殺します。しかも助けようとしたシュリを止めて、見殺しにします。それが戦争の火種になるってわかるでしょうに……。
そもそも最初のセンター襲撃のフランス系グループは電撃等で殺さず無力化し、捕虜にしていたのだから、外交をするのであれば、先に引き金を引くべきではなかっただろうに……。戦争を起こさせる為の動機として、殺人をするのは如何なものか? そこには不毛なものしかなく、大義のない悲しい戦争となりました。
・ラストシーン
cパート、ナキアが息子を紹介するシーン。
「この子には王の重責は負わせたくない」と語ります。ふむふむなるほど。だからここで暮らしてるし、葬式にも行かなかったんだね。しかしその後、
「名前は?」「ティチャラ王子(原語ではティチャラジュニアかな?)、ティチャラ王の息子」と語ります。
……は? いやいや、ちょっと待てよ。王の重責は負わせたくないのに、王位は主張するの!?
これじゃキルモンガーじゃん! キルモンガーになっちゃうよ!? なんなのナキア、この女。問題しか起こさねぇよこいつ。
しかも、そのせいで、せっかく受け継いたシュリが、まるでツナギのようにも見えてしまう悲しさ。
このラストシーンのせいで、総合80点の映画が65点くらいまで下がりました……。
また、吹替版での視聴だった為、主演の百田夏菜子さんの演技レベルの若干の低さが悪目立ちしてしまいました。そこも残念だったので、字幕で見られた方は正解かと思います。
まぁ、色々書きましたが、
良いシーンも多いです。細かい伏線もあるので、そのシーンが繋がるとかなりの心地よさもあります。
ティチャラ陛下を皆で偲び、次の未来へと足を進める体験が出来たので、劇場で観れて良かったです。
次のアントマンは、もっと気持ち良い作品になってくれ……。
追記
そう言えば「ヒーローになる瞬間」が無い事も、本作の満足度を下げる要因だったと思う。
ブラックパンサーのスーツ
アイアンハートのスーツ
ミッドナイトエンジェルのスーツ
これらの装着シークエンスがない。
アイアンマンで上がるシーンの一つに、スーツ装着シーンがあったはずだ。
せっかくアイアンマンのオマージュを多用しているのであれば、装着シーンも行って欲しかった。
また、主演のブラックパンサーのスーツも、前作のネックレスから全身を覆うシーンが格好良かったし、そのスーツネックレスがキルモンガーに奪われるなどの重要アイテムでもあったはずだ。
そこの魅せ方にも、少し残念な印象だったなぁ。
起承転結素晴らしい脚本ですが、予告で見せ過ぎ!
金曜レイトショー『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
<ネタバレあり>
ブラックパンサーことティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンさんが病気で亡くなったという事が・・・
そのままリンクした冒頭がリアル過ぎて胸が熱くなる哀悼作品と言っても過言ではないでしょう。
起承転結が分かりやすい脚本なんですが、予告でチョッと見せ過ぎ・・・
全体的に全てが綺麗にまとまりすぎで、ティ・チャラの精神もXXも受け継がれる。
私的にスパイダーマンNWHやドクター・ストレンジMoM級のマジかよ!!って感じではなく、あっそうなんだって感じ^^;
どのキャストの熱演も素晴らしいのですが、ラモンダ演じるアンジェラ・バセットの圧巻の演技は見応えあり!
今回ヴィランとして初登場するネイモアは、DCのアクアマン的な海の支配者的な感じなんですが・・・
強くても見た目も含めてビジュアルがイマイチで、フィギュアになっても欲しくない^^;
アイアンハートは、ドラマでの成長が楽しみです。
で、、、ロス捜査官とロス将軍もややこしいし(^◇^;)
ファルコン&ウィンター・ソルジャー』『ブラック・ウィドウ』に登場したヴァル!!
彼女が、今後のMCUのキーなんでしょうが、ヒーロー含めて女性キャラの比重が多過ぎの気がする。
・・・バッキー出て来て欲しかった。
待望の続編
ついに公開されました。
結果としては大成功だったと思います。何と言ってもブラックパンサー役のチャドウィック・ボーズマンが病気でこの世を去ってしまったのでここをどうするかが、最大の焦点でした。私的には劇中でも国王が病死とし、現実の世界と同様にしたことで、非常に深い内容になったと思います。
確かに、前作では端役だった妹のシュリが主役では荷が重いと言う方もいるでしょう。だからこそ複雑になっているから第3作目が楽しみでならない。きっと偉大な女王となら表舞台に登場しワカンダ国を国際社会の一員に導いてくれることでしょう。
適役が「え、それでいいの?」と思ったりしましたが深く追及しません。
最初と最後、マーベルの愛が溢れていて泣いてしまいました。
見事
Chadwick Boseman Forever
ありがとうチャドウィック。
しっかりとお別れをさせてくれる161分でした。
オープニングと最後のシュリの回想シーンでは熱くなりました。あまりにも偉大な方を亡くしてしまったんだなと。
あなたのブラックパンサー 、ティチャラは本当にカッコよく、大好きです。これからも一生忘れません。
ワカンダフォーエバー。
シュリもしっかり主役張れててよかった。
アイアンハート、好きだなぁ。
オコエも良いキャラになってきたし。
シュリと邂逅するのがまさかのキルモンガー。
そこでキルモンガーと繋がってくるのね。
今の時代に重ねた復讐と戦争の話。
私たちの復讐に民を巻き込むわけにはいかない。ほんとそれ。
正直フェーズ4の映画はNWHとこの2本しか満足じゃなかったかなぁ。
シュリブラックパンサーも良かったので、フェーズ5に期待。
この国のフォーエバーは危うい
【”故、チャドウィック・ボーズマンに捧ぐ、第二作。”怒りは怒りを来す。愚かしき民族対立から、協調に至る過程を描いた作品。新たなキャラクターも魅力的な作品でもある。】
ー 前夜、第一作のパンフレットを読み、人物相関関係を確認の上、劇場へ。それにしても、当時時代背景もあるが、絶賛された第一作の、チャドウィック・ボーズマンのコメントを読むと、切なくなってしまった。「42 ~世界を変えた男~」でイキナリ、主演。
その後も「ジェームズ・ブラウン 最高の声を持つ男」で、連続して主演し、益々の活躍を期待していたのに・・。43歳は若すぎる・・。残念である。-
◆感想
・前作に引き続き、SFガジェットの数々が、新鮮であるが、ワカンダの戦士たちの基本的な武器が槍であるところが、嬉しい。
そして、最強の女戦士オコエ(ダナイ・グリラ)の槍捌きも、見事である。
・前作は、ワカンダ内の武力闘争がメインであったが、今作は、ワカンダにしかないヴィブラニウムが、海の王国タロカンにある事を知った、CIA調査団が海中調査するも、何者かに襲われる。
ー タロカンを率いる王、ネイモアが魅力的なキャラクターである。又、タロカンの人々が皮膚から呼吸している設定も斬新である。-
・ネイモアが劇中”手を組めたのに・・。”と呟くシーンがあるが、ワカンダとタロカンの戦いが勃発してしまう。
クイーン、ラモンダ(アンジェラ・バセット)は命を失い、継承者になったシュリ(レティーシャ・ライト)は復讐心を持って戦いに挑むが・・。
ー ネイモアを追い詰めたシュリの決断。
恩讐の彼方に、という言葉が脳裏を過る・・。-
<今作は、ワカンダが世界に認められつつ、ヴィブラニウムを独り占めしていると、国連で糾弾されるシーンから始まるが、そこでラモンダが毅然として言い放った言葉
”貴方たちの国こそ、手段を択ばず、ヴィブラニウムを欲しがっているのではないか!”
で一気に物語に引き込まれた作品である。
エンドロールで映された男の子の笑顔が、自作ではキリっと引き締まった男の顔になっているんだろうなあ・・。>
最初アバターかと思ってしまいました
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