ソー ラブ&サンダーのレビュー・感想・評価
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MCU初心者に優しい
【概要】
池袋のドルビーアトモスで鑑賞。
最近のMCUでは珍しく、マルチバース要素がないシンプルなストーリーで見やすくなっていました。
【よかったこと】
物語の冒頭にソーの過去について説明する場面があるので、MCUを初めて見る人でも彼の経緯を理解しやすくなっています。そのため、予習をしなくてもあまり難しく考えずに楽しめるイメージがありました。
全体的に明るいコメディ要素が多く、ビジュアルも豪華で黄金や雷に溢れてキラキラしていました。
登場人物はどれも魅力的で、元恋人のジェーンが新生ソーとして大活躍する姿は、今までとは違ったかっこよさがありました。悪役のゴアも、過去の辛い出来事やその影響による心情に共感することができました。
また、ガーディアンズオブギャラクシーは少しだけでしたが、ソーと共演している場面を見れただけでも嬉しかったです。
【気になったこと】
他のマーベル映画と比べて上映時間が約2時間と短いため、やや急足で進んでいるように感じました。その影響なのか、ジェーンがソーになった理由があまり説明されていなかったため、所々で疑問に思うことがありました。個人的には、ジェーンがムジョルニアの力を手にした時のエピソードや関係性を映像と併せてもう少し追加して欲しかったです。
【全体】
今作はソーの集大成というよりも、次回作に向けて準備運動をしているように感じました。ここからソー達はどんな活躍をしていくのか、今後が楽しみになりました。
ガハハな神様の愉快な旅はつづく。
MCUではソーが好きで、この空気の読めないガハハ神様キャラにファンタジーならではの楽しさを覚えていたからなのだが、MCUが進んでいく中でもソーはあくまでもソーらしく(微妙な路線変更はありつつも)成長を遂げていて、今回もどこか能天気なままでいてくれて本当によかった。
またソー・シリーズがちゃんと独立したシリーズとして成り立ってることも気に入っている理由のひとつなのだが、シリーズの中でも2大キャラ(ロキはケタ違いなので脇に置く)であるヴァルキリーとジェーンがひとつの画面に収まりながら、ちゃんとソー的な世界の中でいきいきと活躍していて、なんだか一座感があって嬉しい。
最後に子供たちを戦いに駆り出す展開に賛否があるようだが、自分としてはアスガルドの民は勇ましく戦って死なないと成仏できないと信じているカルトだと聞いていたので(現実のカルトとリンクするなら問題あると思いますが)、子供たちが戦士になるチャンスがあるなら今しかないでしょというタイミングであり、いい盛り上がりだなあとすんなり楽しんだ。ソーやアスガルドの民は神様なのだから、まあ人間の悩みとかとは違ってるんでしょうと思える便利さもある。
今やMCUで最も熱いロックが似合う男になったソー
面白い、そして熱かった。ガンズ&ローゼズと巨大ヤギの咆哮に彩られて、ソーの剥き出しの魂が燃え上がる。彼はひととおりの人生経験を積んだ4作目の今、まるで”中年のポジティブな悟り”のような、周囲から見るとやや面倒くさくもある境地に達している。対する最恐の悪役クリスチャン・ベイルが宿すのは、いわば絶望から生まれた”ネガティヴな悟り”。両者は相対する存在ではあるが、人生において直面しているものは意外と似ているのかも。一方、ジェーンは今では守られる側でなく自ら強靭に生きようとする人に成長しているし、ワイティティ監督の語り口は相変わらず豪快だし、思いがけないゲストといい、ベイルとの戦いでの創造性豊かな色彩といい、はたまた人生の喜びと悲しみを熱く燃え上がらせるテーマ性といい、終始ノリノリで本当に楽しい。もはやソーはMCUにおけるロックの象徴。1、2作目からは想像もできないが、そんな時代がやってきたのだ。
「アベンジャーズ エンドゲーム」からのソーの帰還は嬉しい。ただ、本作を気に入るかは「ワイティティ監督の作風」の反応で分かれる?
「アベンジャーズ エンドゲーム」では、隠居しブヨブヨに太ってしまったソー。なぜソーがあのようになっていたのかも本作では明かされます。
そして、ソーの恋人だったジェーン・フォスター役のナタリー・ポートマンが、シリーズ第2作「マイティ・ソー ダーク・ワールド」以来の本格的な「MCU」映画に復帰します。
さらには、本作は前作の「MCU」映画28作目「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」のように、ディズニーの配信サイト「Disney+」用に作られた「連ドラ」も見ていることが前提となっていません。
その上、シリーズ第3作「マイティ・ソー バトルロイヤル」から引き続きタイカ・ワイティティがメガホンをとり、「予習」要素を減らすために、「ソーとジェーンの関係性」や「これまでのソーに何があったのか」という新規映像を作成し、「復習映像」として作中で流してくれるのです!
本作の本質的な物語は、「アベンジャーズの雷神ソー」と、ジェーンによる「新生マイティ・ソー」がメインとなります。
そして、敵側の新キャラは、 クリスチャン・ベール扮する「全ての神々を殺害できる」という伝説の恐ろしい剣を手にした“神殺し”ゴアで、「アベンジャーズの雷神ソー」×「新生マイティ・ソー」VS「“神殺し”ゴア」が大きな骨格となっています。
このように比較的わかりやすい作りになっている点はとても良いと思いました。
ただ、このところの「MCU」映画は良くも悪くも監督の個性が大きく出てくるようになったと感じています。
本作では、タイカ・ワイティティ監督はかなり楽しんで作っていることが伝わります。ワイティティ監督は、独特なユーモアセンスを持っていて、第92回アカデミー賞で話題となった「ジョジョ・ラビット」の際は、私は素直に面白いと思っていました。ワイティティ自らヒトラーに扮し、ドイツでナチスに洗脳されているジョジョ少年における「フレンドリーな幻想キャラクター」として登場し、割と絶妙なラインをついていました。
「通常のユーモア」というより、「クセの強いユーモア」と言えます。
本作では叫ぶヤギなどが象徴的でしたが、残念ながら私にはあまり響きませんでした。
おそらく本作を気に入るかどうかは「タイカ・ワイティティ監督によるクセの強いユーモア」がどこまでウケるかによって大きく左右されるように思われます。
最後に「MCU」映画のエンドロール後の映像は常識ですが、本作では、その内容の捉え方が難しく感じました。それは、「MCU」映画ではマルチバース、神の国など世界観が大きくなりすぎたからでしょうか。何れにせよ次にどうつながるのか楽しみです。
ソーの映画の中では一番好きだった!
•武器に感情があるの面白い!めっちゃ拗ねてるのは笑った笑
•終わり方も良かった、、
•子供達強くしたのはソーの力なのかゼウスの武器の力なのかどっちかわからなかった、、
たしかにラグナロクよりは
たしかにラグナロクよりはドキドキハラハラという緊迫感も薄く、前作のアスガルド全域のピンチに対して特に思い入れのない他の神々とアスガルドの子供たちという下位互換になっていることでのめり込みづらかった気がする。
またギャグが多く展開としての引き締まりが薄かったように思った。
ただクリスチャンベール演じるゴアの強キャラ感や久々のナタリーポートマンの美しさ、自分の大好きなキャラであるダーシーのサプライズ登場にタイカ監督の画のカッコ良さが健在だったり、史上最高に仕上がっているクリヘムのソーなどとても良い場面も多かったし、相変わらず音楽の合わせ方が上手すぎてノリノリだった。
とりあえずソーはまだ続くみたいで楽しみ!
面白くない。
なぜか時折入る笑わせようとするセリフが面白いと思うかつまらないと思うかで評価変わる。
ディズニーが作るティーン向けシットコムのようなやり取りが楽しいと思える人向け。
ずっとスベってるように感じた。
そのせいでドラマも軽い。
ヴィランもそんなに悪い感じでもないしMCUも息切れかな。
タイカ・ワイティティのノリが好き
もうこのぐらいの気楽さでいいよ。
世界観が壮大過ぎるので、あんまり真面目にやられると疲れちゃうからね。
ナタリー・ポートマンのカムバックは嬉しかったな。
この年であの肉体、すご過ぎるよ…。
ハリウッドは歳を重ねた女優でもこの様な仕事が貰えるので素晴らしいね。
ちょっとふざけ過ぎ?
よくよく考えると縦軸は重い話なのに、
全編通してふざけ過ぎな気はしました。
笑って「なんじゃそれ!」と突っ込めるから良かった
ものの、バランス的にはアベンジャーズの本編より、
短編の番外編に近い気がする。
タイカワイティティ監督の軽さは好きだけど、
ジェームズガンと比べるとノリは似てても、
内容は薄い気はしてしまいました。
キャラクターも全員を活かせてない気がしたし、
アクションシーンも新しさは感じなかった。
自分としては、アベンジャーズの次のフェーズ?
に向かってイマイチこのキャラを見たい!
と言うのが今のところ見つかっておらず、
盛り下がってるのが少し残念です。
個性が出過ぎ・・・
MCUで監督に起用された場合、1作目は上からの規制が多く、監督が思う存分演出出来ないのではないか?しかし時にはそれが幸と出る場合があり、ガーディアンズの1作目や前作のバトルロワイヤルは強烈すぎる監督の個性が規制され、バランスの良い作品の完成度だったと思います。ところがなまじ1作目が成功するとMCUは監督の思い通りにやらせる。それでやり過ぎて失敗する!失敗とまではいかないですがガーディアンズの2作目以降や本作を観ていると、やり過ぎというか悪ノリし過ぎですね。ただでさえキャラクターがお茶目なのにユーモア、ギャグが満載過ぎて作品が安っぽく見えてしまう。特にこの作品はソーに加えて前半はガーディアンズまでいるから悪い意味でカオス!!せっかくナタリー・ポートマン扮するジェーンのソーがカッコ良くハマり役だっただけに残念。
コメディアン・ソー
タイカ・ワイティティのセンスが最高!
MARVELはジェームズ・ガン、サム・ライミ、そしてタイカ・ワイティティの3人で回して映画撮ってこうよ!笑 本当にこの監督のコメディは面白い。腹の底から笑える。しかも、映像は美しくてカッコイイ。ああ、好きだな〜この映画。
前作よりもストーリーの規模は小さくなったものの、その分映像のスケールが段違い。映画館で見たい、惚れ惚れとする映像美に酔いしれる。ドクターストレンジに引き続き、これまたお金を贅沢に使っているね〜笑 神々しさを一瞬で感じさせる、息苦しいほどの金色。色が失われた世界に輝く、赤の光。音楽で楽しませるジェームズ・ガン監督に対し、タイカ・ワイティティ監督は映像で観客を楽しませてくれる。コメディなのに、抜かりない華やかさ。たまらんな。
もう、ソーはアスガルドを守る王というよりも、笑いを誘うコメディアンのような存在になりつつある笑 ヴァルキリーなんかとの会話の掛け合いが面白く、危機的な状況でありながらも、笑って楽しませようとするソーの能天気さが大好き。1の頃のソーをしっかり残しつつ、更なる魅力を発揮。MCUキャラ最多となる、4作品もの単独作品がありながらも、未だに愛されるキャラを演じ続けるクリス・ヘムズワース。タイカとのコンビネーションはビビるほど最高だ!
なにより、ガーディアンズの登場が嬉しい。
ダブルクリスの会話が笑えて笑えて笑 クリス・ヘムズワースの前では、クリス・プラットが黙りとなってしまう所なんて、何回みても笑える。ソーに対する扱いの雑さが、アベンジャーズでは見られないシーンであるため、こういうのは大好物。ソーもガーディアンズに仲間入りしたら?
最近のMCUにしては珍しい、すっごい勇気づけられるラストバトル。MCUで1番教育にいいのでは?笑 勇気を持つことは素晴らしいんだ!ソーがめちゃくちゃカッコ良かったし、アスガルドの王に相応しい人物は彼しかいないんだとも思えた。悪役の描きもとてもよく出来ていたし、いい終わり方。一切退屈することなく、これほどまでのラストを見せてくれるとは。流石だな。
結構コメディに振っているため、しっかり見れば雑な部分も多々あるけれど、個人的には大好きな作品でした。ドラマは当たり外れ酷いけど、映画はどれも最高だな〜。やっぱり、コメディとソーは期待を裏切らない!
シリアスとコメディを行き来して飽きさせない展開でした。
ファーストシーンで小さい娘・ラブの死を悼み神に復讐を誓う
父親ゴア(クリスチャン・ベール)
全ての神を殺す事を誓い、“神殺しのゴッド・ブッチャーと名乗る。
この映画のソーの敵でもう一人の敵はゴア(後のゴッド・ブッチャー)
ゴアはシリアス・キャラだけど、ソーはおちゃらけキャラ。
私はこんなソーが好きだ。
一方地球では、ソーの元恋人ジェーン(ナタリー・ポートマン)が
ステージ4の癌で闘病している。
自ら生き延びる道を探りムジヨルニアが効くことを知る。
そうして再会したジェーンとソー(クリス・ヘムズワース)。
2人の愛は復活する。
やはりコスチュームプレイのナタリー・ポートマンは神々しいほど美しい。
スターウォーズのパドメ姫の初々しさに落ち着きと優しさが更に加わり
眩いばかり。
現代のシーンではラフなスタイルで親しみやすく、面白い演出です。
そしてソーとジェーンとヴァルキー(テッサ・トンプソン)は、
力を合わせてブッチャーが拉致した“子供たち“を助けるために戦う。
見所はやはりソーとジェーンの愛の復活とソーの献身。
合間合間におちゃらけたシーンがあるので、笑いながら見てました。
痩せて肉体美が復活したソー。
全能の神・ゼウスに身ぐるみ剥がされて見事な裸身を披露。
かなり絞ってて見事でございました。
そして面白かったのはコーグ。全身を岩で作られたクロナン人
(岩じゃし、人とは思えん・・・監督のタイカ・ワイティティが扮している)
(まんまコメディ・キャラ・・・スターオゥーズのチューバッカって感じかな)
ラストでは「ラブ&サンダー」として今後に展開する予告。
ラブちゃんは、冒頭の女の子ですよ。
相棒はグーンと若返りますねー。
そしてゼウスと息子のヘラクレスがソーに復讐を誓う!!
今後の展開も大いに楽しみですね。
これぞ娯楽アメコミ映画
まさかのそしてMCU史上初の単独4作目のソー。NWHやMOMの暗さを吹っ飛ばすように明るい作風で久々に楽しい映画を見ている気分になれてとても良かった。アクションも凄くて暗い展開も明るく乗り越えるソーがカッコ良くて大満足な気持ちで映画館出られたな。
ソー×ワイティティは良い
最初「バトルロイヤル」を観はじめたときには、あまりの方向転換にギョッとして「大丈夫⁉︎」と不安半分で観ていたのに、次第に癖になり、
「ソーの正解はこの方向かも」と思うように。
結果、ソー×ワイティティは、良いコンビネーションだったと思うのよね。
ソーというキャラクターを立たせて、良い方向に変えた。
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