「バラハ嬢とシズのやり取りが、尊い「お気に入り♪」狂信者最高(笑)」劇場版「オーバーロード」聖王国編 マスタージャパンさんの映画レビュー(感想・評価)
バラハ嬢とシズのやり取りが、尊い「お気に入り♪」狂信者最高(笑)
原作未読、アニメ1〜4期、劇場版総集編視聴済
賛否両論入り乱れる劇場版となった今作。
まず、みんなが気にした『聖棍棒』グロさがマイルドだったのは、少し残念。聖王国の精神的支柱たる聖王女カルカを武器として惨殺するシーン早見沙織さんが演じられるとの事で、期待が高まり過ぎました。基本的なファンタジー作品は、アーサー王伝説、聖女ジャンヌ・ダルク伝説、D&D、AD&D、指輪物語、ロードス島戦記、ソードワールド、各ゲームブック、ウィザードリィ、ザナドゥ、イース、ドラゴンクエスト、リネージュ、FGO、各種アニメ作品SAO、ALO最近だと無職転生、葬送のフリーレン、ダンジョン飯なども観ているので、ほぼ原作を読まなくてもファンタジー作品のお約束は、理解出来るので、視聴で理解に苦しむシーンはなかった。
ただ、原作ファンと初見さんお断りなところはあるかな。攻城戦や聖王国兵の重装歩兵ファランクスとかニヤリとするシーンもいっぱいあるのだけど。俯瞰視点で、魔導国の茶番劇に面白さを見出だせるかがカギ。アインズの目的は、アインズウルゴーンのプレイヤーキャラクターの捜索、プレイヤーキャラクターギルドとのギルド戦を想定した魔導国勢力の拡大。
最大勢力の人間種の数を減らす事、アインズ達アンデットや非定型モンスターは、勢力的には、元々少数派、法国との戦いで、ワールドアイテムを持つ人間種がいる事がわかったので、ワールドアイテム捜索やルーン工房でマナを付与されたマジックアイテムを持つ者は、プレイヤーか血筋神人やアガネイアなど13英雄(過去に飛ばされたプレイヤー)などが、滅んだ事実があるので、何らかの条件でアインズが死ぬ可能性はある。鈴木悟自体は死亡している可能性もある。
バラハ嬢(ぼっちちゃん)を始め、キャスト陣の演技が最高過ぎる。狂信者にしてもジャンヌ的側面あるよね。神の啓示を受けて、農民兵を率いて王を冠載させる田舎娘の悲劇だからね。
IMAXで2回と舞台挨拶に行ったので、テンポは良いし、演技は、100点あげられるけど、やはり場面や話のつなぎが下手な部分があるようなので完全版やディレクターズカット版があれば良いのかも。特典が1日で無くなるのも、アニメ映画だと良くある話だけど、マニアは、特典欲しさに、6回とか観るツワモノ(異常者)がいるので、部数を考えて欲しい。