「親はなくとも子は育つ」ロボット修理人のAi(愛) odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
親はなくとも子は育つ
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優しい心を持った少年という設定なのでしょうが冒頭で野のユリをもぎます、誰かに贈るのかと思いきや別の野に刺して立ち去ります、無意味な酷いことにしか見えません、何が言いたいか分からないショットで困惑して始まりました。同様に湖畔に野犬化したアイボが出てくるのですが森では充電できずにお終いでしょう。
主人公の不幸な過去が次第に明らかになっていきます、子殺しの母親なんて題材はニュースで耳にするがうんざり、殺されかけた幼子が成長、バイトを重ねながら独り立ちしてゆく。同じく殺された妹の幻と出会うファンタジー、榛名湖には蘇り伝説があるそうだ。ラストでは妹をロボットで復元したらしいショット。
ファンタジーと科学をアンサンブル、奇妙な男の子の物語でした。まあ、感動物語を作りたかったのでしょうが作家性が強すぎて馴染めませんでした。
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