キャッシュトラックのレビュー・感想・評価
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もう少しスカッ!としたかった
ガイ・リッチー×ジェイソン・ステイサム、期待値・MAX!で鑑賞。
時系列が交錯する展開は、いつものガイ・リッチーって感じで楽しいのだが、
オリジナルが「ブルー・レクイエム」てフランス映画らしくて(知らん)、
ここで調べたらネタバレで書いてあったので、皆様お調べになる時はお気をつけください。
ほんで、オリジナルではないせいか?最後の最後の復讐が、あっけなく感じた。
もっとスカッ!!!!!!とする終わり方もあったんじゃないかと。
もっとネチっこく復讐して、ドりゃ〜〜〜〜〜!!!って大見得を切って欲しかった!
それと、ジョシュ・ハートネットがしれーっと出てるけど、何の見せ場もなくて驚いた。
もう、そういうポジションまで落ちたのか??
で。結局、Hはそもそも何をされてる方なん?by和田アキ子
意外と面白かった。
ジェイソンステイサムの単純なアクションかと思って観に行ったら意外と面白かった。
謎の男が現金輸送車の会社に雇われるも、何か目的がありそうな雰囲気。
その後の展開は知らずに観た方が楽しめると思う。
待ってました!ステイサム兄!
これです、ファンが待っていた兄さんは!
サメを追う兄さんではなく
この寡黙で裏のあるめちゃ強い兄さんですよ!
兄さんお得意の肉弾バトルが無かったのはちと寂しいですが
ストーリーも見せ方も申し分なく
リッチーさんとのコラボレーションを楽しませていただきました!
まだまだこれからもこういう、良い意味です泥臭い作品で
ファンを喜はせてくださいね!
エクスぺンタ4ももちろん期待してますが
カオスやブリッツみたいなのもお願いしますよー
無口なメリー・ポピンズ
目が優しい感じがしたジェイソン・ステイサム。怒りを抑えているけど、はらわたが煮えくり返ってるに違いない。一見して物静かだけど、実は怖い男といった雰囲気を醸し出していた。そんなパトリック・ヒル、通称“H”がファルティコ警備会社に入社してくる。ギリギリ合格点だったHはさっそく現金輸送車襲撃に遭うがものの見事に悪党たちを皆殺しにしてしまう・・・
時系列をかなりいじくってあるけど、基本的には発端となる、息子ダギーを殺された凄腕現金輸送車強盗団のシークエンスであり、3つの視点で描かれていた。息子を殺したジャン(イーストウッド)の顔をしっかり目に焼き付けながら現場に倒れるステイサム。そんなところで死んじゃいけない!
とにかく静かな復讐者というステイサムの作品で、実はフランス映画の『ブルーレクイエム』がオリジナルだという(未見)。最初は単なる警備会社を渡り歩いているといった設定だと思わせておいて、実は裏社会のボスだったことがわかる。それでも捕まらずに生きていけるのはFBIの上層部と繋がっているからだ。もちろん部下たちは何も知らない。警備会社の内部にも強盗団の一味がいるとわかり、FBIと組んだ“H”が潜入するという具合だ。
計画と実行を同時進行させるなどして、シンプルでわかりやすい復讐劇ではあるけど、納得できない部分も多い。とりあえずステイサムの不死身ぶりは置いといて、部下たちが勝手に別の強盗団として襲撃を繰り返していたのに、ボスの行動パターンが分からなかったのか?とか、ケータイの着メロが「ワルキューレ」とわかりやすいけど目立つんじゃないか?とか。その他にも細かなところが・・・まぁ、ワルキューレの伏線は良かったけどね。
最も納得できないのは「無口なメリー・ポピンズ」というあだ名。てっきり魔法を使うとか傘を広げるとか、家庭教師をするとか、そんな伏線があるのかと思ってたのに・・・残念。ステイサムの組織が実は義賊であったりとか、そんな設定も欲しかったかも。
ワーグナーいいね。
ツッコミたいシーンとか、Hの正体は?とかありますがそれは抜きにしていいんじゃない。
時系列がややこしいですがなんとか理解。銃撃戦もなかなか迫力あり。
当然フィクションなんだろうがアメリカの警備会社って警察官より命がけ?
スクリーンだからこそ味わえるスリリングと興奮!
激しい復讐劇!時系列も巧く入れ替えてあるのもあってか、退屈なく想像以上にのめり込んでしまった。
脚本には色々ツッコミどころはあるかもだけど、カッコいいアクションに魅せられ、アドレナリン大放出。エンタメ映画として最高に心が躍る作品(ただ暴力的かつ目を塞ぎたくなるシーンも所々ある)。
本作は2021年初めに公開された『藁にもすがる獣たち』と同様、金に目がくらむ人間の恐ろしさと愚かさを描いている。
主人公はHは、英雄(HERO)でも悪党(heel)でもない、息子を愛する一人の父親なんだよね。
見事の一言に尽きます
ガイ・リッチーとジェイソン・ステイサムの16年ぶりのタッグ作品。
この組み合わせだけでも心踊るってものです。
いつものガイリッチーとテイストが違い、気の利いたユーモアを省いた太いハードボイルドな作り。
音楽もUKロックな音は一切なく、腹に響くひたすら重いBGM。
これがいつ死人が出てもおかしく無い感じで、観ていて緊張感がありました。
何より主人公の心情をそのままに伝えていました。
それは彼の着信音にも。
それと最近だと「ファイナルプラン」でも見かけたジェフリー・ドノヴァンが良い感じでした。
でも彼をみるとどうしても「バーン・ノーティス」を思い出してしまいますね。私だけでしょうか。
作品はクライムサスペンスで、前後に散らせた構成が実にうまく、段々と見えてくる全貌が実に心地良かったです。
終盤からは畳み掛けるような圧倒的な流れで、ラストの着地まで完璧な作りだったと思います。
あれだけずっと、誰も救われない重い流れなのに、何故か爽快な香りを一つ置いていくのも良い。
見事の一言に尽きます、とても楽しませてもらいました。
銃撃が好きな方はどうぞ!!
全く予備知識無しで、時間が空いたので鑑賞しました。
んー俳優陣は豪華なんですか(個人的には好きな布陣)、いかんせん分かりにくい構成が、気になります…(*´Д`)
キャラ立ちもイギリスのボスなのに、完全イタリアンマフィア風なのも気になりました。
見所は、ステイサム氏がアサルトライフルをフルオートで射撃しまくる終盤でしょうか。 あの胸板が無ければ無理でしょう笑
いつものステイサム映画を観たい方は是非、ご観賞ください!!
なんだか勿体無い
予告編もポスターも目に入れずに観たのでなかなか楽しめたが娯楽寄りにするのかノワール寄りにするのか些か中途半端な作品になってしまった感がある。主人公のキャラクターをどう見せたいのかが曖昧なせいで「警備会社の新入りが実は復讐に燃える裏社会の人間」という作品の根幹の設定があまり機能しているとは言えず仮に主人公が正義の元軍人でも元警官でも何なら元々警備員でもそれほど問題無くストーリーが成り立ってしまうのも気になった。何故なら主人公が裏社会の人間らしいバイオレンスさを発揮するパートは人違いの八つ当たりばかりで無能に見えるだけなのでいっそ要らないからだ。更に主人公が同僚や敵に正体を明かす機会が無いまま敵も味方も裏切り者もどんどん死んでいくので「まさかお前が○○だったなんて…」というシーンがほぼ無いのが潜入ものとしては物足りない。おまけに主人公の怒りと興味の対象がほとんど下手人の三下野郎のみに向いていて事件の首謀者や裏切り者は主人公の預かり知らないところで勝手に退場、主人公のことを碌に知らない三下野郎を簡単に殺して終了というのもカタルシスに欠けるところだろう。三下野郎は確かに主人公からすれば許せない奴だが所詮は任務遂行中の暴発に過ぎないので観客からするとそこまで三下野郎にムカついてはいないからだ。首謀者のマイホームパパぶりをやたらと丁寧に描画していたことやラストの簡素な話の畳み方からすると首謀者とその家族を対象にした、よりバイオレンスなエンディングルートも試写では用意されていたのではないかという気になるが真相は分からない。とにかくこの映画は各キャラの役割を少し入れ替えればもっと面白くなるのではと思わされる惜しい作品だった。特に意地悪で弱虫だった同僚が終盤なかなかの成長ぶりを見せていただけに雑な退場は惜しい。ベタベタだがこういう映画のラストは「事件解決直後、主人公の正体に気付いた同僚が主人公に銃を向けるが主人公に何度も救われた日々を思い出して銃口を下げ、主人公は同僚を一瞥して闇に消える」というような感じが無難なのではと思う。
怒れる不死身のステイサムによる復讐劇
予想通りであり期待通りの分かり易いプロットと、マシンガンで撃たれても死なない男・ステイサムによる無双が楽しいアクションムービー。
めちゃくちゃ強いし全然笑わないし見るからにカタギじゃないのに舐めて接する警備会社の同僚にヒヤヒヤする序盤から、すぐに明らかになる主人公のバックヤードと目的、予想通りの黒幕たちの展開と、物語としてはこの手の作品の王道展開でした。
そうなるとアクションに全力投球でひたすらにステイサム無双が見れるのかと期待しましたが、ちょっと物足りない。もっともっとステイサムが暴れまくる姿を見たかった!
今作の敵に位置する現金輸送車を襲う側のマフィア(?)も、緻密な作戦を練るわりに仲間同士の信頼関係はペラペラだったりと、わりとツッコミ所は多く、ラストのカタルシスも薄い…。
とはいえ、シリアスなステイサムや一貫して重くて暗い演出、ハードボイルドアクションは一定の満足感があり、何も考えず楽しめる娯楽作品としては全然アリだと思います。楽しかったです!
報復
血と硝煙にまみれた復讐劇だった。
のだけれど、報復と書いた方がなんだか馴染む。
さすがはガイ・リッチーというか、オープニングアクトでガッツリ世界観に呼び込まれる。
現金輸送車を強奪する一部始終を目の当たりする事になる。しかも、コレが発端になるとは…。
技有りな展開に唸る。
で、まぁ、言うなれば悪党vs悪党で…見事なまでにどちらにも感情移入できない。
なのだが設定とかは素晴らしい。
軍人を引っ張りだしてくるとことか、ステイサムがかなりヤバい組織のトップっぽいとことか。
この手があったかーってなもんだ。
かなり単純な骨組なのだけど、しっかり見せきっちゃう手腕に感服致しました。
いつにも増して無表情なステイサムは、貫禄もあったけどキモかった。
ぶっちゃけあそこまでいったら、部下の裏切りというか寝返りで殺されちゃうラストもありだと思う。
悪党が悪党のまま終わった珍しい作品になった。
現金輸送車ってそんなに危険なの?こわっ!!
時間が先いったり後に戻ったりで んっ?ってなったりしましたが、なるほどそういうことか。とか、そこに繋がるのね。って感じで伏線回収。
でも、最後がちょっと疑問が残ってしまった。主役は死なないからなんだろうけれど、それにしても 今さっきやられていませんでしたっけ??ってなった。
_:(´ཀ`」 ∠): えええええ、、、ひねりあった?
ごく普通の復讐劇にしか見えず、、、?
何かひねりがあったのかも分からず。
息子が殺された→復讐、単純なお話だったんですよね?
ジェイソン・ステイサムは禿げててもカッコいい?なんでか?
今日はそれを夜通し考えよう。それでいいじゃないか、、、、。そうしよ。
小説を読んだ。
かっこいいハ○ジェイソン・ステイサム主演のクライムムービーの後味は実に複雑だ。
Hと呼ばれる主人公ヒルは、現金輸送車の社員として就職するが、訳がありそうだ。しかも、章題は「悪霊」?
鍵を握るのは冒頭の事件のようだが、この段階では分からない。
「悪霊」の意味がわかった時、次の「虱潰し」の中で語られるのは、ギャングのボスに起きた悲劇とその解決方法。実に凄惨でクソ野郎だ。その結果、どうやら内通者を探すために身分を隠してこの会社に潜り込んだことが分かる。
一方、目的の襲撃グループは傭兵上がりのギャングらしい。実に周到で手際がいい。ついにブラックフライデーの襲撃を計画するが・・・。
主人公はクソ野郎です。でも、人並み以上に強い家族の情愛を持っています。だから、動機は理解できます。
これが普通の人だったら、この成り行きはわかる。これがジョン・ウィックのように裏社会の中での話ならある意味痛快である。
でも中間の話だから複雑だ。
最後の章「肝臓、脾臓、肺臓そして心臓」こりゃまた?
謎は最後に全て回収される。
でも、失われたものは帰ってこない。この辺が、重い後味になっているんだと思う。原題は「Wrath of Man」は“人間の怒り”、まだ、下敷きにした「ブルーレクイエム」の方があってる感じ。「キャッシュトラック」は軽いなあ。
さて、映画としてはよくまとまっていて破綻がない。やや冗長な007よりもスピーディーでセリフ回しもキレがある。得意の体術で意味もなく戦うよりも銃で解決するあたり現代的だと思う。ある意味小説を読んでいるような後味だ。21ブリッジのような佳作と言っていい。むやみにグロいシーンもなくその辺も小説的。
ところで、この映画には女性はほとんど出てこない。色気ZERO(笑)
映画館でふりかえってみると、こちらも色気ZERO。平日ということもあっておっちゃんばっかり(自分もだ)アクション映画の常だけど・・・ねえ。( ̄▽ ̄;)
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