キャッシュトラックのレビュー・感想・評価
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微妙なアクション映画
まず最初に感じたのはジェイソン・ステイサムの出番少なくない?
強盗達の話を長々と描いてる割には、強盗達が結局どんな奴らだったのかは
深堀されることもなく、何者?とクエスチョンがついたまま終わる。
また、時系列を入れ替えているのでちょっとわかりにくいし、
実は!って感じはあったのだけど、そんなことのために話を
わかりにくくする必要性はなかったと感じた。
ちょっとわかりにくいんだっけど、
ジェイソン・ステイサムは以前はギャングをやっていたってことらしい。
全体的に重々しい感じの雰囲気で進むけど、主人公の子供が死んだのは結局のところ
自業自得としか言いようがない。
ラストで息子を殺した男を殺すシーンもカタルシスがあるわけでもなく、
悪党同士の諍いに普通の人が巻き込まれてたくさん死んでいくという
なんとも盛り上がりにかける話だった。
現金の中スマホを入れてあったけど、いつ入れたんだよって感じだし
警備会社での主人公の間抜けっぷりはないなと思った。
あそこは一番の見せ場じゃないのかね?
人のこと平気で殺しまくってるから、自分の息子も殺された
ということでそこに正義もへったくれもないタダの傍若無人の
物語だった。
いつもとちょっと違うステイサム
全体的には良い映画だと思います。
普段とちょっと違うステイサムの雰囲気も良かったし
それが後からわかる感じも良かった。
視点が変わってくとこも良かったけど
犯人たちの視点は薄かった気がした。
もうちょっと内容に厚みがあっても良かったかなと思いました。
キャッシュトラックって職業も面白いし
色んな伏線が回収されてくのもいい。
トレーラーで気になったとこがキッチリ本編のきっかけになっている。
銃撃戦のシーンはもう文句なしに良かったです。
久々に観たジェイソンはかっこよかった…
映画館で予告編を観た時から、わけわかんない内容でおもしろそうだなぁと思っていた。でも、予告編倒れの作品も多いので、あまり期待はしていなかった。やはり、リメイクだからかな? 元ネタのフランス映画は全然知らなかったが、途中でネタばれされても、最後まで、ハラハラしながら観ることができた。脚本がしっかり描かれているからだろう。一匹狼の役が多いジェイソンが子持ちというのは珍しいが、年齢的に、今後はありだろう。
かっこいいし面白いんだけど、惜しい。
・影のある人物を演じるジェイソン・ステイサムにはもう飽きたよ。たまには明るい空気をまとった彼を見たい。
・説明不足に感じる部分(主人公の立場やFBIとの関係など)と説明過多に感じる部分(敵役の背景など)のバランスが非常に悪い。
・最終的に仲間が全員死んでしまうことに監督の意志を感じる。状況的に一人二人は助かっても良かったはずなのに、監督が無理矢理殺したように思えて違和感があった。
時系列シャッフルを使えばいいってもんじゃない
いくつかの章立て
笑いの少ない強盗もの
悪役と悪役のぶつかり合い
既視感があると思ったら『Den of Thieves』にテイストが似ている。
場面転換でいちばん大事なネタが
色気も素っ気も無いような形で暴かれるのはいただけない
カタルシスが感じられない
戦闘シーンもいまいち
カーチェイスもないし
展開もいちばん大事なネタがわかった瞬間読めてしまって後半は消化試合気味
うーん…
単純なアクション映画、と思いきや練りに練った脚本が良い。
予告編からもアクションを前面に押している様に感じるが、どちらかと言うとストーリーを楽しむ内容。時系列を前後させているので「何故?」「どうして?」とあれこれ考えながらが心地良い。起承転結が章仕立てにしてあり、その章ごとのタイトルが絶妙に計算されている。
何故強いのか、ジェイソン・ステイサム演じる''H''の目的とは。そして、誰を探しているのか。
現金輸送会社を舞台に、大きな犯罪と黒幕、紛れる内通者。FBI、マフィア、そして徐々に明らかになっていく''H''の正体と、その目的と理由に心を締め付けられる。クライムアクションとしては若干の物足りなさも感じるが、脚本と演出で上手くまとめている。目的を達成した後の、虚しさあるラストも良い。
Gレーティングですが、かなりストレートな射殺シーンが多々あるので注意。こんなに早くAmazon primeで鑑賞出来るとは思わなかった。
こんなもんか…
ガイリッチーにジェイソンステイサム。
なんか馬鹿な大人の映画になりそうだぞ!と期待してたけど
そこらにたくさんあるアクション映画って感じで
ガッカリしました。
キャッシュトラックをやる謎の男から始まり、
男の過去、敵の正体、とラストに向けてとんでもない事が
始まるぞ!と期待させて煽って伏線張った割に
なんだこんなもんか…と言うラストで物足りなかった。
ジェントルメンがロックストックをそのまま大人にした
と言うノリで最高だったのに、
なんだこれは?と言う感じだった。
脚本が違う人かと思ったらガイリッチーだし
ムラのある監督ではあるなと思いました。
ブルーレクイエム未鑑賞
ガイリッチーの映画は好きだ。
その面白さは、無駄な説明を完璧な演出で省いた、
全編通してのテンポの良さにある。
しかし、この映画はそこが冗長だ。
なぜだろう。フィルムノワールのリメイクだからか。
説明不足で?となってしまう部分が多少あり。
それでもガイリッチーならではの
「後で分からせる系か!?」と思わせ
ただの説明不足だった。
ジェイソンステイサムの映画は好きだ。
無表情に、時に熱く、時に冷徹に、
完璧な仕事をやってのけるところにある。
しかし、この映画のステイサムはそこまで
完璧ではない。
いろんなキャラクターが登場するが、
あまり際立っておらず、物語の重要な部分にも
絡んでこない。
なぜだろう。フィルムノワールのリメイクだからか。
それでも最初から最後まで退屈せず
しっかり見れてしまう。
なぜだろう。フィルムノワールのリメイクだからか。
アンディガルシア。
笑顔の素敵なベビーフェイスに、白髪は似合わない。
年はとってもいいけど、髪は染めよう。
ステイサムの演技が魅力的
異常な戦闘スキルで武装集団を返り討ちにした新人現金輸送員のヒル。英雄と持て囃される彼には隠された目的があり…。
登場人物が容赦なく死亡する冷たい温度感がガイ・リッチー監督らしい作品。覇気なく人を殺すステイサムの雰囲気が恐ろしいけど格好良かったです。
ステイサムかっこいい
アマプラでアナを見た後にこちらも見る。ストーリーはやはり想定の範囲でありつつも、構成で飽きさせないのが似てる。最近の流行り...?と思ったくらい。
ちょっと物足りないのは、犯人グループのバッググラウンドがあまり見えてこなかった点。衝動的な現金輸送車強盗と一線を画した感じが一部に表現されてそうだったけど、そこがもっと伝わってくると面白かったかも。
映画宣伝者の苦悩
打ち損ねのフライだが、好打者ガイ・リッチーを警戒しすぎた深いレフトの守備位置に助けられてポテンヒットでなんとか1安打、のような印象の映画だった。なので低めの2.5。
ただこれは、ステイサム映画に多い元々超ハードボイルドな男の更に過激な数日間、そして普通にハードな日常に戻るのようなキレのあるアクション小品として見た場合、3.5くらいにはなるでしょう(あまり変わらない?)。私的にはジェイソン・ステイサムの安定した演技と画面・物語進行のかっちり感は十分楽しめたので、もっと点数盛りたい気分もありますが。
一方たしかに説明的場面やタネ明かし、エンディングなど、あっさり過ぎる感もあります。しかしそれも映画の原題名をテーマとして考えれば、監督さんはそれらを故意にドラマチックにしなかったようにも思えました。この映画は製作・キャストへの期待感の割に客入りが悪いようですが、それは製作者の意図を伝えず邦題を敢えて「キャッシュトラック」とした映画宣伝側の功罪が出てしまったと感じました。
本作の原題は”Wrath Of Man"。warthは「憤怒、復讐せずにいられない激しい怒り」を示す文語的な英語です。そしてWrath Of Manは特に欧米人には直感的に、”Wrath Of God"つまり「神の怒り・神罰」との対比を想起させる言葉でしょう。映画でも有名な"Aguirre, Wrath of God"(1972)がありますが、こちら邦題は「アギーレ・神の怒り」とそのまま直訳です。
つまり、この"Wrath Of Man"を観る一般的な米国人は最初からこの映画が、「男の、または人間の許し難い憤怒」について描いた作品だろうと思って映画館に足を運んでいます。彼らからすれば、題名に反し極めて穏やかなステイサムと下世話な警備会社風景の冒頭部を見て、かなり不思議に感じるでしょう。良く解釈すればここで”意外な初期展開”に引き込まれたあと、予期したとおりストレートな「人の度し難い怒り、その復讐」を観るわけです。がっかりするほどのあっさりや物足りなさは感じないかも知れません。
一方日本の観客は「キャッシュトラック」(劇中では現金輸送車をmoney truckと呼んでますが、「マネートラック」だと金融犯罪モノか「マネーボール」風の軽妙な映画と取られると思って変えたのでしょうか?)のお話と思って見始めるので、冒頭の警備会社入社も新人いじりも特に不思議とは感じません。逆に「銃・格闘の達人なのに上手く入り込んだな、主人公は騙しを楽しんでいるのか?」くらい思うでしょう。後から考えれば、彼には場違いの警備員を楽しむつもりも余裕もなくただ一心に仇を討つ機会を待っているに過ぎません。「現金輸送車を襲うか護る格闘達人・ステイサム」のお話を観ている日本の観客にとっては、映画の中盤〜クライマックスと話が唐突な悲劇と粛々と進む徹底復讐になるのを「あれ〜?ステイサムはトランスポーターとかバンク・ジョブみたいな役どころじゃないんだ、復讐か〜そーだよなーお子さんお気の毒」と軌道修正しているうちにスパスパと話が進み、あっさりと終わってしまう(主人公は息子の仇討ち以外一切関心ないので矛盾もなし)ので、あれ?確かにりっぱに仇討したけどこれで終わり??となるのも自然な感想でしょう。
映画宣伝の邦題決定者からすれば、”Wrath Of Man”から邦題「人間の怒り」ではアクションスターの90分映画にはいかにも重すぎ、何とか映画館に足を運んでもらうため「トランスポーター」「メカニック」シリーズでクルマ仕事人のイメージもあるジェイソン・ステイサムに掛けて「キャッシュトラック」としたのかも知れませんが、結果的に映画製作側と観客の両方をある意味確信犯的に裏切ってしまったと思います。私だったら「襲撃: 男の怒り」とかブロンソン風にしますが、どうかな?
ただその邦題決定のおかげで本作が日本で劇場公開しない「ビデオスルー」化を避けられたのであれば、それはそれで評価されて良いと思いますし難しいところです。そんな本作ですが、私はこれを劇場で観ようか迷ってるうちロードショーが終了し後悔していたところ、あっという間にAmazon Primeに出てきて鑑賞した次第。皮肉なものです。
追伸、この作品には私の大好きなマイケル・ウェスティン、じゃなかったジェフリー・ドノバンがそれなりに抑えの効いたイイ役で出ています。そのイイ部分(襲撃グループ側の事情・日常)は、「敵討ち以外に興味なし」の主人公と全く絡むこともなく、それが上述の作風上の意図かも知れませんが、ファンなので端的に残念でした。"Burn Notice"続編観たいなぁ‥。
今度は現ナマ運び
「トランスポーター」のジェイソン・ステイサムが落ちぶれて現金輸送会社に就職、今度は現ナマの運び屋かと思わせるジョークのような出だし、それでもいいのだが謎の男に仕立て気を揉ませる。
分かってみれば復讐劇なのだが自身もかっては悪党という設定、別れた妻にも責められる。
そんな設定は過激な殺戮シーンを所詮、悪党同志ですよとの言い訳にも思えるが感情移入しずらくなるでしょう。だからなのかFBI公認のような保険を付けていましたね。
賢い強盗は金は盗っても無暗に人は殺さないのが相場、そこで強盗団がアフガン帰りの軍人という設定、時節柄意味深でした。
タイムラインをいじるのはガイ・リッチー監督の十八番だが、劇伴奏が不協和音のようで不安を煽るので気が急いてしまうからなのか面倒臭いし必然性があまり感じられない、リメイクなので独自色を出したかったのでしょう。
観終わってみれば登場人物の素性も分かり概ね納得、ただステイサムなので不死身はわかるが撃たれて倒れていた筈なのにとか、携帯を仕込んだとしても、なんで奴の居場所が分かったのかとか終盤は端折りすぎの気はしました。
ここのところ、ブルース・ウィルスのお下劣コメディを見て気落ちしていたので看板に偽りなしのハードアクションは有難い。
こんなガイ・リッチーも全然アリ。
まーたレビュー記していない作品が溜まってきちゃった!溜めると書くのがより面倒になっちゃうので大急ぎで簡単に記録しておきます。
「ジェントルメン」に続き今年2本目のG・リッチー監督作。でもジェントルメンとは全く対照的な作品。
そもそもリッチーのクライムムービーは軽快でスタイリッシュ、が持ち味だったけど今作はかなり重い。ダークでシリアス。ずっと鳴っているのは不穏な音楽(というより単に「音」)。
時間軸を行ったり来たりしながら徐々に真実を明らかにしていく手法はリッチーのお家芸だけどいつの話か明記してくれているのでわかりやすくて混乱しません。私はむしろ「ジェントルメン」の方が(あれれ?これいつの話??)ってなってました(ハズイ)。こちらは章立てでわかりやすい構成になってます。
サスペンス要素強めなクライムアクションなので苦手な人は苦手でしょうけど(そりゃそう)私は楽しめましたよ。いつもとは違うリッチー節だけどむしろそれは進化と受けとめました。作品もステイサムも渋さ増し増し。
まぁいつものおしゃれでおバカな雰囲気も好きですけどね。
アンディ・ガルシアの配置といいキャスティングもなかなかエッジが効いていましたね。
ちょっとオマケの星4つ。
しぶとすぎ
ステイサムしぶとすぎ〜!
敵のこと見過ぎ〜〜!
その執念こそが醍醐味なんだろうけど、あまりにしぶとくてちょっと笑えてしまいました。淡々としたキャラクターと執念深さの対比はよかった。
バラバラだった話の経緯が時系列で紐解かれていくところが気持ちいい。
ズンズン腹に響く感じの音楽もよかったな〜〜
話に絡んでそうかな…?と思ったキャラもガンガンしんでいくのでその辺は拍子抜けでした。
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