キャッシュトラックのレビュー・感想・評価
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わかりやすいヨイショ映画
苦手な時系列行ったり来たり場面はあるけど、ストレスはなかった。
わかっちゃいるんだけど、ジェイソンステイサムを持ち上げる映画。
キアヌリーブスとともに、カッコイイアクションスター像をキープし続ける感じが好きじゃない。あんま見ないようにしてるんだけど、見てみた。
評価:3.4
一秒も目を離せないアクションサスペンス!!!
ステイサム最高ォ!!!!アクションも最高ォ!!!!もう何もかも最高ォ!!!!!!!という感じでぶち上がる久しぶりに最高のアクション映画でした。全米一位も納得ですね。
ストーリーはポスターにも描かれている通りステイサムが銃でバンバンッ!しまくる単純明快なお話です。もうステイサムがカッコよすぎて。この人いつも同じ髪型だしいつもアクション映画ばっか出てるしで実は乱発系なのか?とも思ってましたが、このクオリティの作品にばっか出てるの!?という疑念が持ち上がると『こりゃステイサム作品網羅しなきゃ』と思えてきました。
さてさて、先程嘘を付きましたが本作はちょっとそんなに単純明快なお話ではございません。タイトルからも分かります通りキャッシュのトラックですから『って事はそれを盗むのかなあ?』と思い視聴をしていると、どうやらステイサムは守る側らしいというのが分かります。
しかし!随所で何やら怪しい動きをしていたり銃の腕前が(テストと違って)メチャクチャ良かったり、挙句の果てには顔を見せるだけで強盗団が引いて行ったりと、”何かがおかしい”んです。
ここで裏側の物語が動き始め、実はステイサムはこの街で比較的大きなギャングを取り仕切るリーダーであった事が判明します。じゃあやっぱり内部からお金を盗みに来た極悪人か?と思ったら違いまして、息子のかたきを討つ為に色々遠回りな手法でこの現金輸送会社に就職してきた事が分かります。
要するに、現金を襲いに来るギャング達から焙り出すというのと、息子が殺された際に襲われた現金輸送会社と同じ会社ですからワンチャン内部犯行だったらそれはそれで炙り出せるという事なんですね。結果的にはその両方だった訳ですが。
で、結局最後はドンパチして復習も果たせるんですけども、もうとにかく俳優さん方がみんなカッコ良すぎる。ぶっちゃけ脚本はそんなに特別って訳でもなくてやっぱりステイサムが凄い人でしたってのが本筋なんだけど、ステイサムは勿論輸送会社サイドの仲間たちもギャングとしての部下も、そして本筋の敵となる元軍人チームもみんなキャラが立っていて吹き替えのカッコよさも相まり最高。
特にジェフリー・ドノヴァンが最強で吹き替え声優さんの重厚な雰囲気も相まってカッコいい悪役リーダーの役として100点でした。いやあ~この人結構見覚え有るのにそんなに映画出てないのが意外だなあ。
と、ここまで褒めてきましたが些細な点がいくつか気になったりも。大きい部分だとボスが現金輸送会社に就職してるのにそれを知ってか知らずかその会社の輸送社を部下たちが襲ってたり、皆さん忘れているだろうがチラッと出てきたFBI幹部?との妙な繋がりだったり。
更に展開的な部分にケチを付けるとすると、最後最もスカッとするであろう息子の復讐を果たすその瞬間があまりにもあっさり気味だったのには残念でした。そもそもあの脱走中の勢いでやってほしかった感。SWATが今にも来るぞ来るぞ!という感じだったのに、結局SWATとの戦闘はありませんでしたからね(笑)。
いやあ~でも本当に久しぶりに面白いと心から思えるアクション映画に出会えました!!!絶対オススメです。
面白い見せ方
警備会社にやってきた主人公をミステリアスに見せながら、徐々に明らかになっていくストーリーは面白かった。
序盤は、その要素がかなり強かったが、後半は復讐という着地点が見えてストーリー的には平凡でした。
特に襲撃計画を寝る悪役たちの計画がかなり緻密で、オーシャンズのように見えました。
ラストは、あっさりとしてましたが、ステイサムが無敵すぎると思った方は多いのでは。
あと、FBIとの関与や主人公が所属する団体が、説明されずにグレーなままなのが気にかかりました。
うーん、惜しい!
最後の最後のシーン…
どうやってあの屋敷が分かったのか。
どうやって移動して侵入したのか。
ちょっと雑すぎる。
せっかくその前までは良かったのに。
ストーリーの進み方もちょっと変わっていて良かったのに。
最後にマシンガンで撃たれてからどうなるのかと思って見ていたら、いきなり復活して屋敷で待ち伏せってそらちょっと無理があるだろ。
そこだけ残念でした。
あと警備会社の警備員達がみんな撃たれて多分殺されてしまったと思うけど、それは可哀想すぎる。
そして何より、息子を殺されたのは同情するが、お前もっと悪いことやってきたんだろー?
と、感情移入がイマイチ出来ない事に気付いた。
冷徹なステイサム
ジェイソン・ステイサムとガイ・リッチー監督がタッグを組み、フランス映画『ブルー・レクイエム』をリメイクしたクライム・サスペンス。ロスを舞台に、通称『H』を演じるステイサムが、キャッシュ・トラック(現金輸送車)を襲う謎の武装集団の正体を暴き、派手な撃ち合いを繰り広げるガン・アクションとしても楽しめる作品。
冒頭、現金輸送警備会社のキャッシュ・トラックが襲われ、金が強奪され、警備員も殺されるショッキングなシーンから始まる。その警備開会社の厳しい実技試験に、ギリギリで合格した『H』が新入りとして採用される。ある日、その『H』が担当していた輸送車を襲った強盗団を、驚異の戦闘能力で撃ち殺し、周囲はその対応に驚く。また、ある時は、彼の顔を観ただけで、強盗団が逃げてしまうこともあった。
次第に『H』に対して不信感を抱く者が出で来るが、そんな中で、大金が動くブラック・フライディに、現金が集まる警備会社自体を襲う計画が進んでいく。そこに立ち塞がるのが『H』だった。
ストーリーは、時系列が前後して進むが、4つの章立てがされているため、混乱することも無く、5か月前の悲劇が、武装集団と『H』が対峙する因縁となったことも、後半になって明らかになる。また、その武装集団と凄腕の殺し屋のスキルを持つ『H』自身の正体も、意外な展開となって明らかになっていく。
本作は、最初から最後まで、全く遊びの部分が無く、ハード・ボイルド一色に仕上げられている。主演のステイサムも、常に冷静で、且つ残忍で、猛禽類の様な目で、目障りな敵を、躊躇なく狩っていくが、そこには強い復讐心も合わせて描かれていく。また、これまでどちらかと言えば、一匹狼的なイメージが強いステイサムだが、今回は手下を持つボスとしての威厳と冷徹さも兼ね備えている。
今回は、ガン・アクションに偏っており、ステイサムの魅力である、拳法アクションが封印されていたのは、少し残念だった。しかし、リッチ監督が、ステイサムのハードな魅力を全面に引き出し、ステイサムによるステイサムの為の作品として描いている。
悪党ばかり!
息子が現金輸送車襲撃事件に巻き込まれて殺されたヒルが復讐する話。
巻き込まれた息子はまだ子供なのに本当に気の毒。子供だろうが容赦なく射殺するか犯人、ろくでなし!
でもどうやらヒルもあまりよろしくない仕事をしているようで、こちらもまあ悪党らしい。
でもいちばんの悪党は現金輸送車の会社のブレット。襲撃犯に寝返り、会社の仲間は躊躇なく殺すは襲撃犯も殺すはボスまで殺す。
ヒルの経歴詐称を工作した女性、結局何者?
悪党だらけの映画で、なかなか面白い。是非、元のフランス映画も観てみたい。
一言「渋いわ〜」
現金輸送車の会社に、就職した主人公・通称H。
途中襲撃されて、大活躍。
一体何者?その過去は?。と思わせぶり感が満載。
各章に分かれていて、この事件の3ヶ月前・5ヶ月前・そして5ヶ月後。
襲撃犯の目線から見た話等で、内容が肉付けされていく。
そしてHの目線からも。
ストーリーの肉付けをしながらの展開が、ユニークで興味深い。
原題はWrath of Man=人間の怒り。
これなら内容にピッタリなんだけど。邦題的にはインパクトないからなあ。
その怒りの理由が、後半わかって。
ステイサムを怒らしたらダメだよねー。もうコテンパン。
ほぼ感情を出さないところが、余計怖いブルブル。
「ちょっとゴルゴ13ぽいか」(WOWOW・W座小山薫堂さん)
「友人とビール飲みながら、突っ込みたい」(同・信濃八太郎さん)
妙にお二人に納得!。
懐かしい俳優さんも何人か、登場してました(ジョシュ・ハーネット!)
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「今日はヒーロー気取るなよ」
「無敵」ではないジェイソン
現金輸送車を守る謎の新任警備員と、強盗団の闘いを描いた物語。
ジェイソン・ステイサムが主演するクライムアクションです。
やはりジェイソン・ステイサムは格好良いですね。現在のハリウッドにおいて、彼程「無敵」が似合う役者さんはいないと思っています。ただ、「無敵」過ぎて、映画としての面白みに欠けてしますのが難点ではあるのですが・・・
この映画、序盤はそんな無敵さが際立ち若干不安を覚えてしまいますが、後半は敵役も凄腕のプロ。一進一退の攻防に、手に汗握ります。
モブ・・・と言っていい、他の警備員の頑張りを描いていているのも好印象で、アクション好きなら観る価値がある一作に仕上がっていると思います。
やや、過去の経緯の描き方に唐突感があり、分かり難いのが難点でしょうか?
それでも、私的評価4は付点出来る出来栄えだったと思います。
イギリス風アメリカ映画
現金輸送車の警備会社に不気味な男(ジェイソン・ステイサム)がやってくる。
襲撃されるが、一人で犯人グループを皆殺しに。
復讐談で面白いのだが、あまりにも殺し過ぎなのが残念。
まあ楽しめたから良しとするか
途中から違う映画が始まったかと思ったがそうではなかった。二段構造で頭が混乱する内容だっただけに集中して見れた。内容自体は大したことないので脚本家にしてやられたってやつだな。 もちろん主役のジェイソンステイサムの存在感も効いていた。
・・結局最後まで主人公の正体とか立場とかよく分からんかった。主人公の仕事の顔と息子に対して見せてる顔との間にギャップがありすぎて、違う映画作ろうとして撮ったものをつなげたのかと思った。それにしても「銀行強盗でおきまりのアレ、ケアしなくて大丈夫か?」と思ってたやつで最後捕まるなんて・・・ちょっとイージーなラストだったな。
007よりよかった
ノータイムトゥダイを同時期にレンタルで観ましたが、物語もわかりやすくてよかったです。登場人物の心情も無駄なく描かれていて、見やすい。アクションを期待していましたが、そこまでではなく、これまでの映画でジェイソン=アクションというイメージを逆手にとって、少ないシーンで本映画の主人公が「とんでもなく強くてやばい人」というのを、演出している。
他の作品で「ジェイソン・ステイサム強い」というイメージが刷り込まれている鑑賞者は、数分の戦闘シーンでも、一発でヘッドショットで仕留めるさまにも、そのイメージがあるので主人公の全容が明らかにされてなくてもキャラクターに説得力があり、スーッと映画に入っていける。キャスティングが絶妙。オチも大人。ジャケットのロゴとはちがって、硬派でマットな映画。
哀しき復讐劇…
ジェイソン・ステイサムが終始笑顔無し。そして、銃撃のみで肉弾戦なし。ここが残念。息子を現金輸送車強盗団に殺され、その復讐のために自らが現金輸送車警備会社に入社し、囮となって犯人たちを待つ。元々ヤクザの親分なのか、この辺の中途半端な設定が不要。単なる子供思いの父親じゃだめだったのかな。ホルト・マッキャラニーはやはり悪役だった。ジョシュ・ハートネットを久々に見たが残念な役。スコット・イーストウッドも格好悪い最期。アンディ・ガルシアも出番少なし。
現金輸送車の警備員(ジェイソン・ステイサム)がめっちゃ凄腕だったの...
現金輸送車の警備員(ジェイソン・ステイサム)がめっちゃ凄腕だったのだけど実は裏の顔が…みたいなお話。
私の一番好きな監督がガイ・リッチーで、この映画でようやく復活出来るか!…と思ったけどあとちょっとだった。マドンナの呪縛はまだ解けてないみたい~。
ジェイソンステイサムならあり得るな
セキュリティ会社の新人を観て強盗が逃げ出す。予告を見て「ジェイソンステイサムなら有り得るな」と思ってしまった。
観てる間も「ジェイソンステイサムならあり得るな」と思いながら観ていた。
真面目に働く姿は、普段の役のイメージからなのか絶対に裏があるだろうと考えながら観てしまった。
拳銃で強盗を退治していくシーンは観ていて清々しい。
途中で過去に戻って点と点が繋がる構成はとても分かりやすく良かった。
話題にならなかったのか作品の存在に気付くのが遅くなったが良作を見つけ出した自分を褒めたい。
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