こちらあみ子のレビュー・感想・評価
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発達障害者が家庭を壊して捨てられる話。酷すぎる。
発達障害と言わないが冒頭の母親の台詞はそれを指している、彼女の言動も含めて。
物語の都合のために発達障害を使うが、、、
母親を傷つけるために発達障害を利用して傷つけるが。。。
物語の上で情報として必要なときは誰かが話し出すと都合よく話を聞くが。。。
都合良すぎるだろうが。
病気扱うならちゃんとやれ。
本当に苦しいんだ。
本当に苦しんだ。
産んだことすら後悔した瞬間だってあるんだ。
ちゃんとやれよ。
どちらもコントロールできないから辛いんだ、本人も家族も
カメラを奪われたら狂ったように取り返そうとして本当に嫌になるくらい叫んで言うこと聞かずに暴れ回るでしょう。
なんで、ちゃんとしてるのに、都合いいところだけできないの。
今はネットの情報、療育、学校環境もなんとか生きやすい道を懸命に探しているのに、ここに出てくる人たちは誰も何もせずにただ子供を捨てる。
なんだよそれ、大人がみんな馬鹿すぎるでしょう。
なんで広島??
考え方が田舎なら遅れているでしょうってこと??
東京ならもう少し大人がまともでしょうよ。
ひでえな、広島を馬鹿にしてるの??
作り手の浅はかさが本当に嫌になる。
なんでこんなひどいことできるのだろうか。
広島の現風景
お母さんだけずるい
尾野真千子と井浦新が夫婦役で出演しているということで、鑑賞。予告すら見ていなかったですし、ポスターとタイトルからして一人の少女の成長物語かと勝手に思っていました。だが、全く違った。予想していたものとは180度違った。まさかの胸くそ悪い系映画でした...。
ちょっとした違和感からのスタート。
ん、なんでだ。なんで、何も言わないんだ。なんで、そうなるのだ。どうもあみ子のことを好きになれないな...。それ以上に、尾野真千子演じるお母さんのことが好きになれないな...。音樂はほんわかとしているし、叱られている時にその人のほくろを見てしまうというあるあるがあったりするし、独特な日常を画いた作品なのかな〜と思って見続ける。
そして、まさかの出来事。
衝撃的な出来事が起きたってのに、意外にも平然としている家族。ずーっと周りとかなりズレていたあみ子が、母親のためをおもってとあるものを庭に作った。めちゃくちゃ悲しい、胸が苦しい、辛い、のだが、あみ子は子どもながらに励まそうとそれを作った。なのになぜだ。泣きたくなる気持ちは理解できるが、何故そこまで。どうしてこうなったのだ。急に襲ってきた胸くその悪さ。今年一キツかった。
そこから、またもやほんわかとした音楽が流れる。この映画は完全にあみ子の頭の中の話だ。あんなことがあったのに、何も心に来ていない。彼女は悪くない、悪くないのだけど、これまたどうしてこうなんだ。見ているこっちとしては、もう耐え難い気持ちでいっぱい。でも、すごく考えさせられる。人は生まれてきた時、死ぬことを知らない。生きて、生きて、成長することしか知らない。親の影響はある意味、偉大だ。こういう感想を抱くのはもしかして間違っているのかもしれないけど、私はそう思ってしまった。
あみ子目線で描かれる本作は、イライラムカムカする場面が沢山。何故か。やってはいけないことだとわかっているから。でも、あみ子は恐れない。何にも飛び込むし、無責任で身勝手で馬鹿な行動をしまくる。テスト中に歌を歌ったりもしてしまう。これは、あみ子だからだろうか。誰でも、こうなり得るのではなかろうか。
かなり、観客にテーマを放り投げるタイプの映画だったので、どうも好きにはなれませんでしたけど、なんだかしばらく考えこんでしまうような映画でもありました。何があっても一生見たくないですけど、そういうわけなので興味がある方はぜひ。
自由と生きづらさ
あみ子はただ自分が思うままに生きてるだけで、大人になった私たちが失った自由をそのままに生きているんだけど、それが周りの人からしたら辛いっていうか。。。流産をした母が希望を取り戻し始めた時、より母を元気づけようと動いたあみ子の行動がずっと優しかった兄を不良に、優しかった父親を子を捨てるような育児放棄をする人間に変えてしまい、好きだった人にはこくはくしたら殴られ。あみ子の世界ではそれすらも強く生きる希望だったというか。。
多分ていうか絶対あみ子は発達障害なんだけど父親があみ子に関心がないから病院に連れて行ってあげないんだなって苦しかった。彼女は病気の自覚がないし、幻覚とか話をちゃんと返せなくなってきてたのに、、。
個人的に幽霊の演出めっちゃ好きだったし、絵作りや音作りにすっごい才能を感じた。
ただ客目線からしたら希望なさすぎてこっちが辛かったから星4。
人生色々、それでも力強く生きる
「応答せよ、応答せよ…」
兄とトランシーバーでやりとりするまでは、家族に囲まれて幸せな生活を送っていたあみ子。
母から生まれてくるはずの赤ちゃんが(妹だった)亡くなり、母は精神的ショックから病に伏せる。
そこから幸せだった家族の形、あみ子の日常が少しずつ崩れていく。
優しかった兄はいつしか暴走族と連みだし堕落、父は無関心、ほぼネグレクト、学校では居場所がなく、あみ子が想いを寄せるのり君には嫌われる…。
家庭崩壊、あみ子どうなる?
あみ子は最後には祖母の家に預けられ、祖母と一緒に暮らすことになる。ラストの岸辺でのシーンからは、どんな環境に置かれても、どん底に落ちても生きろ!という力強いメッセージを感じた。
手招きする“おばけ”たちに着いて行かずに、手を振ったあみ子が本作の中での唯一の救い。
発達障がい、非行、ネグレクト、いじめ、死産…
色んなテーマが混在していて、正直救いようのない物語。終始不協和音が鳴っている感じで、見ているこっちが辛かった。そのため評価は低めです。
「後味の悪い映画」が好きな人はどうぞ
あみ子の奇抜な言動により、家族や周囲の人間関係がボロボロになっていく様が描かれています。もちろん、あみ子に悪気はない。でも、この子は残酷。
こういうトリックスター的な人物は、結局は「愛されキャラ」になったり、周囲も影響されて「ほんとうに大切なもの」を見つけたりするのが(ストーリー作品の)常なのですが、そういうことにはなりません。
誰もあみ子を愛してくれないし、みんな本当に残酷。(そして不幸)
特に父親がひどい。ダメ人間キャラが最後にバシッと決めてくれるのかと思ったら、最後まで本当にダメ人間だった…。
作り手は、「世の中の予定調和を突き崩したすごい映画なんだぞー」と言いたいのでしょうが、とにかく後味が悪いです。
それから、突然バッハみたいな幽霊がたくさん踊り始めたり、おとなしい幼なじみが突然あみ子をボコボコに殴りつけて顔面を血ダルマにしてしまったりと、「マジックリアリズム」だかよくわかりませんが、ほんとに白けました。(そしてかわいそう…)
※原作は未読です。芥川賞を受賞した『むらさきのスカートの女』が面白かったのでこの映画を観てみたのですが、原作もこんな感じなのか「逆に」気になりましたね。
最近広島が舞台の映画が多い
よくわからないうちに終わって、映画館を出てパンフレットを見て納得。そうなのだ、あみ子は常に1人。彼女を助ける、助けてくれる家族、友達はいるが、常に1人で色々と考える。行動する。最後そこに残るのは幽霊たちだったりする。
自分も1人で妄想にふけったりすることはよくある。広島時代はご飯を食べたあと自転車で港まで行き、1人で海を眺めてた。そこで、どんなことを考えていたかは覚えてない。そこには、程度の差こそあるが、あみ子的な自分がいたような気がする。
でも、広島という温かい風土に育まれたあみ子という印象が強い映画でした。
不幸とは何ぞや?
家族が崩壊していく様を描いている訳ですから、恐ろしくヘビーなもんを題材にしてる訳ですが。あみこにシリアス感が無い、と言うか、あみこの目に映る世界にシリアス感が希薄って言うか、悲愴感が希薄って言うか。
この、あみこの描写の妙ですよ。破天荒を通り越して、軽い発達障害がある事は間違いが無いとしてですよ。のり君のお母さんの言いつけ、「ちょっと変わった子だけど優しくてあげて」に、その背景が凝縮されています。
つまりは、あみこはフリークな訳で。であれば、あれで精神崩壊してしまう継母の方も、どうかとは思うけど。
好きだと告白した相手に、その場で鼻を折られ、実の父にも捨てられたあみこは不幸なのか。中学校さえ卒業できず暴走族に足を踏み入れた兄が不幸なのか。死産を経験した継母は?家族がバラバラになってしまった父親は、どうなのか。
あみこは、周囲を不幸にする存在なのか?
と言う問い。
コレが、皆んな自爆・自己責任にしか見えないんですけど。
地味ではありますが、作家性があるとか無いとか言う文脈で語るなら、作家性を感じさせてくれる映画でした。
良かったか、悪かったか、と言うと、可もなく不可もなし、なんですが。
好き。結構。
オバケの描写には苦労してた様ですが、バッハは要らんだろうと。自国のオバケで普通に良いやん!って思いましたw
少し変わった女の子"あみ子"とその家族の物語。
少しまわりと歩調の合わない女の子"あみ子"。
それでも、最初は幸せそうに両親と兄と暮らしているが、母親の死産を境に、徐々に家庭が崩壊していく。
その途中経過はあまり詳しく描かれないが、兄は暴走族のようなものに入り家に帰ってこなくなり、母親は精神的に塞ぎこみ、入院したり、家で寝込んみがちになる。
母親が作っていた食事は、父親の買ってきた店屋物に代わり、家庭はあたたかさを失っていく。
そして、あみ子は父親から引っ越すと言われ、両親は離婚し、自分は父親とおばあちゃんの家で暮らすものだと思い込むが、あみ子一人だけ、おばあちゃんの家に預けられ 、父親は「お父さんは帰らないといけない。」と言い残し去っていく。
すべての場面は、あみ子の目線か、あみ子のいる場面のため、背後で起こっていることは一切わからない。
あみ子は泣かない。子供だが、殴られても、蹴られても泣かない。
この映画は、それ以上のことはわからない。それを監督が意図してやっているのかもわからない。
メッセージはない…。
あみ子は生きている。そして泣かない。それだけはわかる映画だ。
これは評価しにくい、、
うーん😔子供に振り回され…
応答せよ、応答せよ。こちら、あみ子。応答せよ。
つらい。観終えてそんな感情しか湧いてこない。結局、あみ子のことが原因で家庭崩壊してしまった話。だけど、あみ子は全然そこに気付かない。気付くことさえできない。それは彼女がADHDだから。空気が読めない子だから。彼女に1ミリもの悪意がないから。だから、つらい。映画紹介とかで彼女が「純粋無垢」だとか見掛けるが、あみ子は清らかだとでも言いたいのか。わかってないなと思う。たしかに正直ではあるが、世間から見ればどこか歪んでいる。ゆえに、あみ子の「良かれ」も時には悪になる。周りから「変わった子」で見られ、散々振り回された家族にしてみれば、きれいごとの欠片などみじんもなく、苛立ちでしかない。でもね、そんな家族でさえ、本当のあみ子のことを理解してあげていないんだよな。父も継母も兄も"あみ子のせいで"としか思っていない。だから、つらい。たまに、ガサツな人間がセレブな会合に居合わせた時に生じる場違い感が、常にあみ子とその周辺に起こる。あみ子にとってはそれが普通。だけど、周りにとってはそれは奇妙。それを感じることができないあみ子にとっては、世間は不条理で成り立っているとしか思えない。だから、つらい。そしてようやく違和感を感じたあみ子が尋ねる。どこが気持ち悪いのか教えてほしい、と。たぶん、あみ子はそれを聞いてもわからないだろう。だから、つらい。つらくて仕方がない。ただ、この映画を作った人は、そのことを分かっている。そこがせめてもの救いだ。
応答せよ、応答せよ
唯一気にかけてくれていた坊主頭のクラスメイトに
自分のどこが気持ち悪いか尋ねたあみ子。
だけど、「ワシだけの秘密じゃ」と教えてもらえない。
「あみ子には分からんよ」
父親のセリフ。
あみ子が語りかけても
そこにあるのは、コミュニケーションの遮断。
どうせ言っても分からない。無駄だから。
あきらめ。優しさも含む。
なぜダメなのか
これをされるとどういう気持ちになるのか
あみ子だって、その都度きちんと説明されれば
分かるかもしれないのに…
1つなくなったトランシーバーは
あみ子の一方通行の語りかけの象徴。
これは特別な話じゃなく
人とちゃんと関わることを恐れる
私たち皆に向けた物語だと思う。
言っても伝わらないかもしれない。
でも、伝わるかもしれない。
向き合おうとしても、無駄かもしれない。
でも、無駄じゃないかもしれない。
「応答せよ、応答せよ」
人と正面から向き合えない弱い私たちに
あみ子は果敢に語りかけている。
大丈夫じゃ!
他の人の気持ちを思えない。純粋とか素直とか風変わりではない。感じている他者がいない。こちらあみ子という通信は届かない。
母はお母さんと言うが、黒子しか目に入らない。父は優しくなんかない。関与したくないだけだ。そしてあみ子は皆から捨てられる。
海に行かなくて良かった。どうなるか分からない。孤立した我々に映画は宣言する。
レビューが異様なまでに難しい…。
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▼ 映画のストーリーの趣旨的に、個人の思想が入りうる点がかなりありますが、他の方の思想を否定したりする意図はないことは断っておきます。
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今年213本目(合計489本目/今月(2022年7月度)25本目)。
私は18までは広島市に在住していました。
こちらの映画、後援など明確に行政は絡んでいないようですが、大阪市でも広島県事務所(大阪市に出張所がある)が大阪市のミニシアターにプッシュしていたりと、やや特殊な一面があります。また、原作小説は今から12年ほど前ですが存在することも事実です。
家族に起こったある「悪い出来事」をきっかけに、主人公の様態というか挙動が異様に不自然になる…というストーリーなのですが、どうにも趣旨が理解しがたいです。
確かに「衝撃的なできごと」ではあるので若干精神的に揺動することは十分考えられる一方、映画内で描写される内容は、「合理的な範囲で」いわゆるADHDなどを連想させます。
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※ なお、特に精神疾患に関しては、いわゆる「ネットによる私人の個人認定」が名誉棄損などの問題を引き起こすだけでなく、その性質上、医師(精神科医、心療内科等)による「厳格な」診断のもと下されるべき、という点は断っておきます。映画内ではこのことについて明確な描写はありません。
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そして、症状が何であるか(あるのかないのか、あるいは精神の揺動なのか)がさらに悪化して、変わった行動が「度を越して」、母親・父親をはじめとした家族が疲れ果てて、その結果とった行動は…という趣旨の映画です。
趣旨としては理解しなくもないものの、原作小説が2010年と今から12年も前なので、人権感覚も「若干」異なる(30年も前ではないので、ものすごく違うということはない)点、さらに、いわゆる「ご地域枠」としての扱いなのではないか…と思う一方で広島県の地名は一切でない(呉市ではないか、と思えます。エンディングロールでも出ます)など、「趣旨が理解しがたい」という点はかなり残ります。
広島県を舞台とした映画といえば、いわゆる「ヤクザ抗争もの」か「原爆もの」で、それ以外が「その他」の枠に入りますが、その「その他」の枠の中でも、「広島県を舞台にする趣旨」が理解しがたく(極論、岡山でも山口でも北海道でもストーリーは成立する)、原作小説がそうなのでそうしたのだと思いますが、逆にそうである以上、趣旨が理解しがたい部分はかなりの部分で及びます。
採点は下記を考慮しました。
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(減点0.2) この映画は今は関西でも見ることができますが、広島県では先行上映されていたようで、いわゆる「ご当地枠」の映画です。そのため、広島弁はかなり登場しますが、中には明確に聞き取れない(私も18までは広島市にいたので)点はあります(単純に早口すぎる。広島弁としても理解が難しい点もあるが(語彙の論点)、ここは広島からどの程度離れているかで理解の差は分かれます)。
また、「はだしのゲンごっこやインド人ごっこはやらないと約束してくれる?」というセリフ(最初の10分くらい出る)の「インド人ごっこ」は何を意味するのかよくわからないどころです(映画内で、ニンテンドースイッチをやっている子が出てくることから、2020~22022年が物語の軸と思われますが、「インド人ごっこ」はよくわからないし、仮に(舞台がどこであるかは別にして)今現在の人権感覚では通らないと思います)。
(減点0.3) 結局、安易に素人が病名を(映画内という架空のものに対して)安易につけるという行為それ自体が危険だという話は先にしましたが、通常人の理解であれば、やはりADHDなりの疾患を疑うのが普通ではないか(あるいは健常者とのボーダー)というところです。
ただ、50年も前ならともかく12年も前で、舞台は明示的に出ない(おそらく呉市と思われますが…)ものの、親も、あるいは小学校も「(家族・本人に相談の上で)、福祉行政につなげようとしていない」点は明確に気になりました。
ただ、この部分は極めてセンシティブな問題で(現在、2022年でも偏見が残ることはご存じの通り)、どこまで引くかはかなり微妙です。ただ、引いても減点0.3程度ではないか、と思えます(原作小説も同じくそう進むのであれば、今度は小説にあることないこと書けない、という別の問題が入るため)。
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フランケンシュタインファンタジー
とても丹精に作られてた。原作未読。冒頭とその後に出てくる子どもたちの下校時間のいくつかのカットがロケーションとあわせてとてもよく、また主人公が不敵な面構えで期待は高まる。でも進めていくとこの子が純粋とか無邪気とかでなく、ちょっと病気を抱えてることがわかる。とても危なっかしい。それがわかる頃から先行きに黒雲が見え始め、母親の流産の後、決定的にやらかしてしまい、時間の進み具合の中で、兄はどこかに飛んでしまい、母はおかしくなり、父はひたすら耐えており、あみ子だけが変わらぬままで、変わること(=成長)のできないあみ子はやがてそこから連れ去られる。
この辺りから「大人はわかってくれない」「お引越し」的なイメージになるのだけど、その2作に比べてあみ子がそれほど感情移入できるようなキャラクターではない。ある意味、劇中あみ子が見ていたフランケンシュタインのモンスターみたいなものだ。まともな子供ではなくどう反応するかわからないのでそれをずっと追っていくが見ているこちらが不安・不穏になる。野生の昆虫や爬虫類が出てくるのも象徴的だ。
そんなこんなでいくつもの映画的なチャレンジもやっていたが、ラストはなんとなく「バーディ」を思い出したな。
子供可愛い
がっつり刺さった。
いやー良い映画でした。思わず5付けちゃった。
若々しいけど、手練れ。
話は特に斬新な所はないけど、女性の優しい目線を感じる太宰治賞、安心です。
優しいけど直線的にしかコミュニケィション出来ないあみ子とその家族の崩壊の話で、皆んな凄く優しいのになかなか幸せになれないのが歯痒いです。
しろーとに毛が生えた程度の子役達を井浦新と尾野真知子、手練れ達が支えます。あみ子も、兄ちゃんも、友達達も、素人の素朴さを上手く利用してこの田舎の話は確信犯的に構築されてて演出の底力感じました。
何気に優しい友達や、兄ちゃんや、オバケ達。
奈良美智のキャラにも似た黙って何かを見つめているあみ子のアップがなんか刺ささりまくってしまいました。
おすすめ出来る良い映画です。
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