劇場公開日 2022年7月8日

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こちらあみ子のレビュー・感想・評価

全105件中、21~40件目を表示

4.0「おばけなんてないさ!おばけなんてうそさ!」あみ子にとっての“おばけ”とは…?

2024年2月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

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野球十兵衛、

4.0応答せよ

2024年2月25日
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一見思いつきで行動してそうに見えるあみこはとてもよく考えて行動しているし、優しい心を持っている。
応答しなければいけない人が応答できていない、説明できていないことがあみこの孤立を促進してしまう、自分もあるべき姿で接する自信はない。人のために何かをすること、人の心に応答することを心がけたい。

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@R3X

5.0クールな距離感

2024年2月17日
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鑑賞方法:VOD

笑えるけど怖い。楽しいけど悲しい。
ラストシーンは様々な解釈があるだろうが、一定の距離を置いたクールなラストだと思った。
僕のクラスにいたあみ子たちは今どうしているのだろうか。

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チリちこり

5.0『発達停滞大和民族』          こんな家族なら絆なんか要らない

2024年2月13日
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鑑賞方法:VOD
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アンドロイド爺さん♥️

3.5ちょっと変わった子

2024年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

あみ子は両親と兄の4人で暮らす小学5年生の女の子だ。
自分の欲望を素直に出してしまう、ちょっと変わった子だ。
母が出産で子供を亡くしてから、家族関係がおかしくなっていく。
思っていることをそのまま実行に移すあみ子は、周囲を苛立たせることに。
あみ子を演じる大沢一菜は目に迫力があり、とても素晴らしい。

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いやよセブン

4.5言葉にできない心の声をきけ!

2024年2月12日
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鑑賞方法:DVD/BD
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つとみ

3.5普通だと描かれないけれど視点の特異な映画

2024年2月12日
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鑑賞方法:VOD
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琥珀糖

3.0印象に残る映画

2024年2月11日
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鑑賞方法:VOD
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Don-chan

3.5あみ子からのメッセージ

2024年1月5日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

観ていて何だか苦しくなった。

あみ子には、
言っても分からないかもしれないが、
言わないと関係は変わらない。

あみ子は多分変わらないから、
周りの人が変わるしかないのかな。
難しいけど。

あみ子への伝え方はお兄ちゃんの
ホクロかお母さんかの例えが良かった。

あみ子が引っ越す前に級友の男の子に
自分の変なところを一から教えてと
言ったけど、その男の子が
秘密と言って言わなかったのは
優しさからだけれども。

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ほんのり

2.0しんど過ぎたのと、なぜ作ったのかが全く理解できなかった

2024年1月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

予告やいろんな媒体の宣伝、ネタバレに警戒し高評価のレビュー内容は確認せずポイントだけを見て鑑賞したところ、予想外の作品だったので面食らいました

ADHDの方々とそのご家族・周囲の方々のご苦労は他人には理解できないほどの心底計り知れないものがあると思っていますので、容易く手をかけるべきではないテーマだと思いました

本作を高評価する寛容な気持ちにはとてもなれず、むしろこういうのをフィクションの映画で作る意図が全く理解できないな、という一言が私の感想です

昨年「福田村事件」「月」など実話の映像化作品を観て震える思いをし、その事を残す偉業に挑んだ作り手へ敬意を感じ素晴らしいと思いましたが、本作はそれらとは全く次元の違う事だと思いました

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Jett

4.0久々にずんと重たかった一本

2023年12月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

<映画のことば>
ちゃんと宿題をして、毎日学校にも行って、先生の言うこともちゃんと聞けるんなら(お習字を)やってもいいですよ。できますか。
授業中に歌を歌ったり、机に落書きしたりしてませんか。ボクシングも、はだしのゲンも、インド人も、もうしないと約束できますか。できるんですか。できますか。

さゆりさん(お母さん)から、矢継ぎ早に厳しく問い詰められた時の、なんとも言えない、あみ子の表情が、評論子には印象的でした。

題名にも関わってきますが、本作では、トランシーバー(あみ子への誕生日のプレゼントとして両親から贈られた)も、大切な意味を持っていると思います。評論子は。
もちろん、トランシーバーは通信機器なのですけれども、言い直せば、それは離れている「こちら側」(自分)から「向こう側」(通信の相手側)に繋がるもの。
自分自身でしっかりと持っている、あみ子の世界から、物理的にはつながっていても心理的にはそれとは完全に隔絶されている他外界(他者の世界)とを繋ぐモチーフとなっていたように思われます。
反対に言えば、そういう手段だけで外界と繋がっている、あみ子の閉塞的な世界を象徴するものなのだと思います。評論子には。

久しぶりに、観終わって「ずんと重たい」一本を引き当ててしまったというのが、偽らざる実感です、評論子としては。
反面、秀作としての評価に値する一本でもあったと思います。評論子は。

(追記)
たぶん、あみ子ちゃんは、いわゆる「ピンク色のゾウ」を探すタイプの子だったのだろうと思います。
ゾウは、普通はゾウの色をしているのですけれども。
しかし、自分のアタマで独創的にものを考える子は、皆とは違う発想で、皆とは違うことを発想するようです。
(ネットで引くと、また違う意味が多く出てきてしまうのですが、「サレジオ学院」という学校のWebページには、評論子の言う意味が出てくるようです。)
今の学校教育は、そういう独創的な子を排除するので、たぶん、あみ子ちゃんにとっても、学校は、決して居心地の良いところではなかったことでしょう。
文部科学省(旧文部省)が決めた学習指導要領のとおりにものを教えなければならない先生方にとっては、本当に「扱いにくい子」だった筈ですから。
加えて、そういう環境下で教育を受けた他の子どもたちも、長じて大人になると、今度は社会の中で、あみ子のような子を「変わった子」「変な子」と見てしまう―。
そういう負の循環(矛盾の拡大生産)が、早く断ち切れて欲しいと思っているのは、独り、評論子だけではないことと、信じたいところです。

(追々記)
哲郎があみ子を実家に置き去りにして(あえて、置き去りといいます)、ひとり夜道をクルマを運転して自宅に帰る道すがら、彼の心中は、どんなものだったのでしょうか。
男手だけで、生活のために仕事を続けながら、家事と育児とをこなしてあみ子を育てる決心ができなかったことを責めることはできないと、評論子も思います。きっと胸が潰れるような思いだったことは、疑いがないと思います。
反面、実は、評論子は安堵も感じてしまっていました。
大学生の頃から、自分で食べるものは自分で作っていたという「経験」かあった評論子は、彼と同じような選択は、することをせずに切り抜けてくることができたからでした。
同時に、そういう経験がもしなかったとしたら、彼のした選択を、評論子は、責めることができないとも思います。

いずれにしても、走り去る父(哲郎)のクルマを見ながら、あみ子の胸も潰れそうに痛んだことは、疑いようもなかったことと、評論子は信じています。

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talkie

3.5タイトルなし(ネタバレ)

2023年10月5日
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ゴメス

3.0主演女子の素の魅力。

2023年6月24日
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楽しんだ。
主演女子の素の魅力に依るところ大。
こういう子は死界と繋がるかも、
という話し自体に新味は無いが。

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きねまっきい

4.5トランシーバー

2023年6月11日
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笑いもあるが笑えない。画面を境にして安全地帯にいる我が身にあって、偽善者にすらなれないであろう不寛容な自分に鞭を打つ。誰が救えようか。あみ子にとってはその人生だけが与えれたもの。他人から不幸に見えても、本人にとっては比較はできない。拒絶されれば心中にて語りかける。発達障害の話ではない。一方通行のトランシーバーは誰にもあること。辿る道は険しいが、怖くなんてない。海に入って浮かぶ幻想に訣別するシーンは相米映画を思い起こす。「おめでとうございます」と言ってあげたい。

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Kj

4.0成長という生きづらさ。

2023年5月30日
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誰もが通り過ぎた子供の頃の"あの感覚"。
それを持ったまま成長"しない"あみ子。

しかし周りの同級生は成長して思春期を迎えていく。
変わらぬあみ子は次第に同級生と心理的な溝を深めていく。。

あみ子本人はいたって素直。
自分が思うままに話し、生きているだけ。
なのに彼女の奔放すぎる振る舞いによって、周りの大切な人がバラバラになっていく。

あみ子役がもう全く演技に見えなくて、もはやドキュメンタリーを見ているような没入感・実在感。
スクリーンの画角を活かした"見せない"カメラワークや特殊な音響も没入感に拍車をかける。

発達障害の子供と、その子供を抱えた家族の生き辛さ。それを見守る物言わぬ視点。
この包み込むような視点はいったい誰なのだろうか?
そんな事に思いを馳せつつ、エンディングを迎えてその歌詞を聴いていると。
なるほどあみ子の生みの親、今は亡き母親の視点に思えてくるのだ。

残酷な映画ではある。
でも、あみ子はそれでもしゃんと前を向いて歩く事を選んだ。
誰に言われるでもなく、進む事を選んだ。
そんなあみ子の姿勢に一縷の希望があるのかもしれない。

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ジョイ☮ JOY86式。

3.0社会派 ヒューマンドラマ

2023年5月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

あみ子のイージーではない人生模様を描いた作品

レビューより考察を見た方が深く作品を知れると思うけども感想を少し。
あみ子は金鳳花の花言葉のような性格
お父さんは家庭を顧みない仕事人間
お母さんは義母で心が弱い
お兄さんは心優しい子だけどグレる
のり君はマザコン
橘高亨牧はトトロの勘太くんみたいに良い奴

胸糞レビューがあるけど当事者でなければハートフルにも思える作品。
お父さんがネグレストってのは勘違いだと思う、男親だけならレンチンの食事は普通だろうし積極的に会話をしようともしない、あみ子を抱えて病院に走ってるシーンを見たのか疑問、おばあちゃんに預けるのもイジメを悟ってセーフティーの最適解として選ばれた場所だと思う。

初見だと見逃しも多いのでDVDなどで繰り返し見直すと考えさせられる作品になると思うよ!

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よし

4.5油断禁物の傑作!

2023年4月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

「いやぁ~、こういう映画と出会えるから、映画観るのは止められない」と思う力作。

子供の純真さをそのまんま行動・発言に出してしまう「あみ子」だが、あみ子の行動・発言が大人の心臓をえぐるような事もある。また、そうした「あみ子」に降りかかる災いのような出来事の数々にも耐えて元気に……という姿から、元気をもらえる気がする。

広島に住むランドセル背負った小学生のあみ子は、書道教室の先生をしている母親(尾野真千子)と家族を見守る父親(井浦新)、そして兄がいる。
ここで母親が「あみ子さん」と呼ぶので「実母じゃないんだ…」と思うが、母親のアゴに大きなホクロ。「尾野真千子のアゴにホクロ有ったっけ?…にしても大きすぎる?」と思っていると、カメラがしっかりズームして笑える(笑)
こうした風景を見ると「家族の楽しい物語なのだろうか?」などと思ってしまうが、トンデモナイ展開でビックリ!
油断禁物である(笑)

印象的なのは、映画開始しばらくは「小津監督好きなのかな?」と思わせるようなローアングル=あみ子目線で描かれるのだが、このあたりから気になる雰囲気。

この映画、森井勇佑という監督の作品で、長編監督デビュー作。
いきなり凄い映画を撮りあげたものだ。 傑作!

<映倫No.123025>

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たいちぃ

3.0100億個

2023年4月11日
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原作既読の為驚きなく見れた。原作の方がもっとオドロオドロしくあった気がする。怪我の部分も変わり、仕方ないのだろうけどそこはちょっと原作の中では大切な部分である気がする。原作でもあみ子目線なのでわからない所が多いまま話しが進んでいくのだが、誰もが救われない感じ。終わりは原作の方がら良かったかな?

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GAB I

3.0愛すべき厄介者

2023年4月10日
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ラッキー