「文句なく、今年一番の作品かも」こちらあみ子 しのらぴゅたんさんの映画レビュー(感想・評価)
文句なく、今年一番の作品かも
感動しました!
とても美しく、愛らしく、画作りに愛情を感じる作品でした。
あみ子は、発達障害があるのでしょう。
でも、普通学級に行けるくらいの自閉症。
明るくて、元気で、まっすぐな。
自分の視点でしか物事が理解できないのです。
それを知ってから鑑賞する方が、理解しやすいかもしれません。
軽い自閉症・・・それは、彼女だけ?
誰もが自分の少年少女時代を思い出して、キリキリぴりぴり
少しほろ苦く、それでもやっぱり涼しい気分になるはずです。
それと、複雑な家庭環境(少しずつ明かされる)が判ると
大人の無責任とばかりは言っていられませんでした。
あみ子を演じる大沢一菜(かな)さんの ‘’奇跡的な‘’ 存在感、
とても魅力的でした。
(フォトだけでは、十分伝わってこないのが残念。
雰囲気は違いますが、みつばち~のアナ・トレントに匹敵?)
その元気がまるで、夏にギュッとしぼって飲み干す
レモンスカッシュそのもの!
なお、軽度の自閉障害がある元気なあみ子ですが、それを
劇中で明確に示していないのには、理由があります。
ラストは、ハッピーエンドとは言えないのかも?
でも、必ず元気がたっぷりもらえるはず!!!
そして、少し優しくなった自分に気づく ・・・ そんな感動作です!
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