「アクションのリアルさが際立つので、日常のシーンとの強い緩急・コントラストが本作の魅力!」ベイビーわるきゅーれ 矢萩久登さんの映画レビュー(感想・評価)
アクションのリアルさが際立つので、日常のシーンとの強い緩急・コントラストが本作の魅力!
Morc阿佐ヶ谷さんにて『ベイビーわるきゅーれ』『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』の2本立て上映があったので、第3弾『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』公開前に復讐ならぬ復習鑑賞。
『ベイビーわるきゅーれ』(2021)
オープニングのコンビニでのアクションシーンからグイグイと作品世界に惹き込まれますね。
『キングダム』や『るろうに剣心』『ジョン・ウィック:コンセクエンス』にスタント参加している まひろ役の伊澤彩織さんの殺陣・技斗がより実践的な総合格闘技(=MMA(Mixed Martial Arts))の動きで、今までの国内アクションにはないリアルさがあって良いですね。
アクションのリアルさが際立つので、日常のゆるいシーンとの強い緩急、コントラストが
生まれて、それが本作の魅力になってましたね。
また、主人公二人の生い立ちや背景を全く描かないのも良く、観客の想像と解釈を喚起する余白を残し、作品全体のテンポ感アップに功を奏してますね。
個人的にはアニメ化もされた『ダーティーペア』のケイとユリの二人を投影しましたね。
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