「ジョン・ウィックと決戦を」ベイビーわるきゅーれ kwmdさんの映画レビュー(感想・評価)
ジョン・ウィックと決戦を
これも、一種の舐めてた相手が殺人鬼系の作品です。
ただし、舐めているのは我々鑑賞者の方です。
出だしから、伊澤彩織さんのアクションが楽しめます。実にあっさり殺します。
日常生活の動作も良く見ると、難しアクションが入っています。とてもかっちょいいです。
伊澤さんは元はスタントウーマンとして鍛えてあるからのようです。
アクションの演出も限られた条件(おそらく予算や機材やCGの制限)を感じさせない、爽快なものです。
一方の、高石あかりさんはダレたトークが魅力で、伊澤さんと良いコントラストです。
この作品中、よく聞き取れないセリフが合ったり、噛んでしまってもそのままであったり、アドリブなのか台本通りなのか分からないい言い回しが出てきます。
それが、すごく自然で、この作品の味になっています。
高石さんは伊澤さんと比べで、高度なアクションはして居ないみたいですが、演出でそれが気にならないようにできているし、決めるところは決めています。
そして、アクションが全くなくても、ダラダラした二人の日常生活だけでも、バディーものとして十分楽しめます。
ストーリーとしては特筆すべきところはないので、星は4つとしましたが、とても楽しめたのでおすすめです。
劇場版よりも深夜ドラマにして、しょうもない殺人を毎週見て見たいです。
パンフレットには主題歌とラジオドラマが収録されたCDが付いてきます。売り場に行かないと気づかないと思いますが、映画が面白かった人は、在庫があるうちに買ってしまいましょう。
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