サイコ・ゴアマンのレビュー・感想・評価
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B級映画快哉!
気負い込まない作りの抜け具合が心地良く、素直に楽しめる佳作。'80〜'90年代のSFものへのオマージュというよりも、その流れを汲んだ踏襲作品。クリーチャー(宇宙人)たちのデザインもハリウッドのように作り込まず「ま、こんなのでどうかな?」「イイネ!オッケー!」と言った軽い感じでスケッチがそのまま生かされた軽いノリがとても秀逸であり、共感を覚える。主人公のミミは子供なのに、イカれたパワフルなオバサンのノリで物事に動じない何ともヘンテコなタフなキャラクター設定が強引過ぎて面白い。惑星ごと潰してやまない悪の権化のサイコ・ゴアマンが中の下の家庭に翻弄され、愛を理解する設定もチープで良い。結果的に地球はこのミミを主役に中の下の家庭によって救われたといったもの凄いスケールダウンも好ましい。要はこんなB級作品が私は好きなのである。
蛇足だが、ミミの狂気が炸裂した結果である脳みそくんは一番可愛いキャラクターだが、その成り立ちが可哀想で少し心が痛む…
サイコ〇スな田舎町の少女と奇妙な怪人とのハートフルストーリー
ざっくり言うと、サイコパスな田舎町の少女が庭先を掘り起こしたら、人類を気合いで〇せる怪人(属性:厨二病)が爆誕する話。
なお、少女の兄貴はルーク。比較的常識人。
某宇宙大戦との関係性は不明。
この怪人が人類皆Gろし計画を立案するも、少女が所有する謎の宝石の力により彼女に抗えず、なんも計画通りに進まない。
そのうちに謎の美女(注:怪人業界の話)に命を狙われたり、かつての仲間に裏切られたりしながら、徐々に力を失っていく。
だいたいこんな感じ。
ゴアシーンはそこそこありますが、だいたいコメディチックな描写なので、苦手な人でも観た後にモツが食べられなくなるレベルでは無いかと思います。
なお、基本はサイコパスな少女と怪人のハートフルストーリーですが、ちゃんと家族愛の素晴らしさも踏まえた涙溢れる良作となっております。
なお、少女が歌う劇中歌がありますが、なかなか歌詞が酷い。お前ホント自分大好き過ぎだなおい。
特撮好きとゴア好きと何にも考えずに笑いたい人向け。
⚡残虐宇宙人襲来⚡
面白かったー!
残虐宇宙人サイコ・ゴアマンが少女に振り回されつつ、宇宙怪人と血みどろバトルを繰り広げるSFスプラッターヒーローアドベンチャーファミリー映画(笑)
初めて《アストロン6》が手掛ける作品を見たけど、頭を空っぽにして見るにはうってつけの内容だったw
やっぱなんといってもキャラクターの造形がやばい
去年米国で公開されたポスターを見て、自分好み過ぎてビンビン(゜∀。)
サイコ・ゴアマンを始め、テンプル騎士団のパンドラや、ガイガックス評議会、《暗黒の勇士》たちが揃いも揃って最高すぎる
特にお気に入りがパンドラと死体満載酸性風呂ことデストラッパー笑
デストラッパーはピョコピョコ動いてて可愛すぎるし、
酸性風呂に入ってる死体は自分で頑張って入れているのか、それとも仲間の誰かに手伝ってもらっているのか
そう考えただけで可愛いが止まらない…!
そんで、パンドラの剣は何やらすごいらしいけど、蛍光灯が入った玩具の剣にしか見えないのがまたいいし、身に纏ってる甲冑の下が思いの外グロテスクなのも素晴らしかった
クレイジーボールはまじで意味不明だけど、サントラは結構クールで買い確
俳優の演技とか物語性などの一切を頭から吹き飛ばし、
ただただスクリーンに映し出される、下らなくて残酷な映像を見るのがすごく楽しい作品でした(* ゚∀゚)
いけ!サイコ・ゴアマン!!
つよいぞ!サイコ・ゴアマン!!
こんな狂気のヒロインは初めてです。 笑いのセンスが最高でずっと笑っ...
こんな狂気のヒロインは初めてです。
笑いのセンスが最高でずっと笑ってしまった。
ミミの狂気はパパ譲りなのでパパもやばいです。
サイコゴアマンが1番まとも。
🧠も可愛かったw
人間
不条理と不謹慎が度を越しすぎる一歩手前というか、もうライン超えてる気もするが、ヒーローもののセオリーを全部ぶち壊しながらコメディとしてのセオリーはかなり無難に守ってて面白かったのは面白かった。
親父が娘を優しく昔話で諭すシーンは、全ての童話や寓話を無に帰すカスな話でほんと笑った。
ヤバい悪魔がもっとヤバい子供に出会った話
悪の強大な力をもった存在が、正義感の強い人間に出会って段々感化されていく、といった設定はよくあります。「うしおととら」「仮面ライダーオーズ」「ヴェノム」などなど。
しかしこの作品で支配権を持った子供がとんでもないサイコパスで、人の命などどうでもいいタイプだったので大変な事に・・・。
「スーサイドスクワッド "極"悪党集結」の気まずい笑いとまた違った笑いでした。笑えるところ結構あるのですが、そことドン引くところのシーンが自分は違うのであそこまでひどい展開にしなくても・・・と思いました。かわいそうな人が多すぎますね。
とはいえサイコ・ゴアマンと少女のやり取りは他の映画では見られない面白さなのでこの点にしました。
いやはや、ダメ家族と悪魔怪人の愛と絆の物語?!
面白かったー。
とにかくキャラクターがどれもいい。
自己チュー娘ミミ。ヘタレの兄貴。怠け者のダメ男パパ。唯一まともなママ(でもこのダンナと結婚してる時点でどーなの?)
そして、弱みをミミに握られた復活した悪魔怪人サイコゴアマン。
悪魔を倒そうとしているテンプル騎士団という名の宇宙人たち。
ニチアサで見たような怪人の造形に戦いっぷりも笑える。そして、期待通りの破壊と殺戮。なぜかマメな道案内。変なクリーチャーにされたままの友達。まじめさ故に怪人にされるママ。
小ネタ満載でテンポよく笑って、スッキリ。チープな感じも良し。
客は選ぶが爆笑映画です
イカれた作品
でも、監督のモンスターやエイリアンに対する愛も感じる。
ちょっと安っぽいカンジはするけど、やっぱりCGよりも特殊メイクのキャラの方が実際に生きてる感じがする。
そこまでグロくは無いし見やすいんじゃないかな?
ただ、主役の女の子、あれは受け付けない。
あまりにも性格の悪いクソガキで、あの子のせいで笑えるシーンも笑えない。
本当に性格がひねくれてて終始イラっとさせられた。
全体的な評価としては、悪くはないかな。
「俺の妹が世界を破滅させたいわけがない」兄は魔物に嫉妬する。
この映画は「LOVE(愛)」とは何かということがテーマになっていた。
奴隷として生まれた魔物は復讐を誓い、残虐の限りを尽くそうとする。
封印から解かれた後に、人類の代表と出会ったことで「LOVEって何?」という未知の考えに興味を持つようになる。
魔物は自分を操作する妹とその兄と彼女らのホラ吹きの父親とその家庭を守ろうとする母親たちとのやりとりを経験して、「愛」を理解する。
ということ気づきましたが、兄が魔物に嫉妬している行動が健気で楽しい時間を過ごせました!
エンディングの食卓シーンの、自分の子どもを無視しているのか、その変化を受け入れているのか、どちらにも取れる不思議な演出が心に残りました。
いやぁ、ここまでぶっ飛んでるともう脱帽ですねぇ。
今年93本目(合計157本目)。 ※投稿が1週間遅れです(視聴は8/1)
この映画、公式のツイッターのアカウントも「いい意味で」ネタに走っていて、昭和を彷彿とさせる放映映画館の一覧っぽいCM(昭和40年代とかにありそう…)を流していたり、はては各種グッズの映画館への配送に際して「宇宙配送」といっていたり(だから、「宇宙配送」には時間がかかるので、シネマート心斎橋(大阪)にはサイコゴアマンのクッキーも、事実1日遅れだった)、かと思えば、各映画館(大阪市では、シネマート心斎橋さんのみ)もぶっ飛んだ展示(あの、脳みそみたいなものの展示(一緒に写真を撮れる))とか、「残酷ドリンク」とかぶっ飛んだものを販売していたり(シネマート心斎橋さんってそんな映画館でしたっけ…?)、公式と映画館が「いい意味で」悪乗りしたというか、ネタに走ったというか、そういう点はとても良かったです(これらのやり取りは映画の公式アカウントから全部見られます)。
肝心の映画も、何というか憎めない感じ。日本でいうとああいう映画はすごく評価の高い映画が多くて、それ基準に判断するなら多少の原点は免れないところですが、この映画はそういう視点で観るものではなく、「いかにばかばかしく観るか」という点に全部尽きちゃうので、そういう意味では「A級」とか「B級」とかという分類にふさわしくなく、まぁどうしても分類しろというなら「A級マイナス」程度にはなるとは思うのですが、そういう判断基準で観るものじゃないですしね。
まぁ、「子供同士で穴を掘っちゃダメ」とか思うところはあるけど、それ言い出すと映画成り立たなくなりますから…。まぁ、確かに上記通り「確立されたこの手の映画」基準でみれば採点は落ちても、そういう軸で減らす映画じゃないですし。しかも、どの子(主人公も含む。案外、大人よりも子供のほうが多い。子供(生徒?)があれこれ企むという内容も多々入っているので)もかわいくてかっこよくて、これは良いなぁと思えるところです。
現在はかなり限られた映画館でしかないようですが、今後増えることが告知されていて、「面白おかしくみるこの手の映画」という観点でいえば減点のしようがない(むしろ、先週も今週も競合枠が多かったのに、公式アカウントや各映画館が面白おかしく盛り上げているのが今)ので、特に減点要素にしませんでした。
イカれたメンバーを紹介するぜ!
とんでもねぇ!イカれクレイジーな作品だ。家の庭に封印されし全世界が恐怖するサイコゴアマンが蘇り!彼を操る宝石はこれまたクレイジーな少女の手に全人類の運命や!特撮物が好きなら必ず響く80年代から90年代を舞台に登場人物のイカレ具合と最後に愛とはと理解する最高B級映画だ!
特に、サイコゴアマン(PG)の名付け親で宝石を使って操る!ミミことニタ=ジョゼ・ハンナのイカレっぷりは劇中必見。タイトル、サイコゴアマンなのに大事な話を飽きたとぶった切ったりワガママ放題で役者を食うじゃないけど!完全にサイコゴアは喰われていたくらいの存在感だった!
あとは個人的に、ミミに振り回される!残虐非道のサイコゴアマンのいつか〇す!と殺意剥き出しながらに従ったり。出てくる登場人物全員がB級感満載で、監督がゼイラム好きとか言ってたのが見て感じられた!続編を作るなら是非ともゼイラムとかも出して欲しいな🧠👀✨
個人的にこの手のおバカB級映画は大好物なので
是非とも続編を期待したい!
映画館で観よう。で予算を制作に取らせよう
やりたいことやったなあ。清々しい。
クレイジーボールにこだわりすぎた。自分には面白くなくなってしまった。
でも一方でそれなら、落ちもクレイジーボールにこだわったら、面白かったと思うんだけどな。
いや、そんなことより、日本の仮面ライダー・戦隊シリーズのノリがカナダに引継がれているのが嬉しい。
この映画は映画館で観ておこう。みんなが観れば、いずれ予算がつく。リアルスチールとかパシフィック・リムに並ぶようなサイコゴアマンを作ってマーベルに対抗して欲しい。
「こういうのが好きなんです」って人向き
ある筋の方にのみおすすめします。
私同様、「最低だから最高」「『酷い』は誉め言葉」「バカ映画が大好物です」って思う方々へ。
すごい狭い範囲のご近所感と、家族と友達以外どうでもいい子どもの価値観の暴走。
デザインは80年代特撮悪役+『ガイバー』『真仮面ライダー』『ゼイラム』韮沢、雨宮テイストの「どこかで見た」感。
ストーリーは一作目の『アイアン・スカイ』に、さらに『チーム・アメリカ』『オーガズモ』を足したようなはちゃめちゃさ。
人の命がわたあめ並みに軽い、紙のような倫理観の描写。
息子をモンスターにされても自然に流して朝飯を食う両親、というイカれっぷり。
そして何より主人公の女の子のキ〇ガイ演技。
どこを切りとっても、酷い。
どこを見ても、B級カルト系。
溢れ出た「こういうの好きなんです」という情熱が、観る側からしたら「お前ら(制作陣)頭おかしいだろ」って突っ込みにしかならない。
一般的にはダメ系。
どうしたって酷い。
だからいい。
まさかここまでB級とは思ってませんでしたが、異色すぎてなかなか楽し...
まさかここまでB級とは思ってませんでしたが、異色すぎてなかなか楽しめました♪
子供の頃見てた宇宙刑事シリーズのギャバンやシャリバンやらを思い出し、懐かしみながらの鑑賞。
そして高嶋ち◯子さんが子どもの頃って、妹ちゃんみたいな性格やったのかなぁと勝手に想像w(スミマセン)
まあ、こんな妹やとそら兄もハキハキせんわな、てかお父さんまでがうだつのあがらん系やった訳で..
で、脳ミソみたいなのに変えられたお友達はもう元には戻れないの?? 可哀想だけど、普通に家族と食事してたのがまたシュールでよき!
腹ちぎれました(笑)
めちゃくちゃのやりたい放題!
一生懸命ホラーにしようと状況説明する怪物=サイコ・ゴアマンにチャチャを入れ続け話の腰を折る怪人=妹。
手拍子する怪物を初めて見たかもしれない(笑)
どことなく日本の昔のヒーロー物の悪役達っぽい雰囲気にノスタルジーを感じますが、基本的な描写はスプラッターです(笑)
侮って観ていると置いていかれちゃうよ!
劇場の予告編みていた時から心が掴まれていた作品。ようやく鑑賞です。
この作品・・・雰囲気はB級ですよ。そりゃ、こんなおどろおどろしくイロモノ全開のトンデモSFテイストですし、「サイコ・ゴアマン」ってなんだよ!ですし・・・しかし、しかしです。この一見泥舟に見える怪しい船に勇気を持って乗船しましょう。漕ぎ出しましょう。あれよあれよのジャングルクルーズ(あ、他作品!)。振り落とされるなー!な展開です。おっ!??え?!あ!?うぅ!?いー!の連続。で、ケラケラ笑うのも弛まなく。
極上のSFエンターテイメントじゃねーかよー!!!
ドドーン!ババーン!です。
上映館少ないのは頷けます。だって、万人受けすると思えません(笑)だから、きっと観る人を選ぶ作品なんだろうなぁ?って思いますよ。この世界を受け入れることができる方には完全無欠に楽しめるはず。楽しみたいのならば頭を空っぽに、固定観念とセオリーを捨てましょう。そう、本作は9次元のサイエンス・フィクションなのであります。
「え?何それ?」、「変なの」「ありえない」は禁句です。どうぞ心をフリーにして全てを受け入れてください。そうすればいざなってくれますよ、SFがもたらすカタルシスに、兄妹愛に、家族愛に、そして宇宙規模の友情に。エグいシーン、緊迫の対決シーンがてんこ盛り、でもまさかの吉本新喜劇的なホロリまで。ほら!完全エンタメです。ドラマティックです。
さらに・・・笑いが素晴らしい。まさか洋画で「間で笑う」「スカしで笑う」と思いませんでした。やるぅ〜。
とにかく、主役の「ミミ」が最高です。彼女の存在がまさに「サイコ・ゴアマン」をちゃんとした物語にしております。ミミのキャラクターは・・・おてんばを通り越しております。イっちゃってます。それがサイコー。でもって、気弱なお兄ちゃんルークもいい味出しているんだよなぁ。回し役をこのコンビにしたのが大正解ですね。本作はミミ、ルーク、サイコゴアマンの3人コントといっても過言ではないかも(笑)ショートコント「クレイジーボール」は名作です。腹抱えて笑っちゃいました。(注:コントをやるわけではありませんよ、例えです。悪しからず)
なんというんだろうなぁ、本作は同様のSF作品のパロディなのかなぁ?いや、そういうわけじゃぁないんだよなぁ。そこら中から漂ってくるSF、特撮(といっていいのか?)への愛情とでもいうのでしょうかね?滲み出てる気がします。どこが?ってちゃんと真面目に作ってるんだもん。おちゃらけてないんだもん。馬鹿にしてないんだもん。あぁ、ミミに作り手自身を投影しているのかなぁ?確かに、SF好きならこんな展開は夢だよなぁ。
ちょっとでも書くとネタバレになっちゃうのでこんなことしか書けませんが、いつもと違う映画観てみようかな?と思われていらっしゃれば、おすすめですよ。
僕はずっとニヤニヤ、ゲラゲラ、ワクワク、ドキドキしっぱなしで気分盛り上がって鑑賞しました。
いちいち面白いです。
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