サイコ・ゴアマンのレビュー・感想・評価
全75件中、21~40件目を表示
正統派なストーリー
たくさん、好きなものを詰め込んで
愛情たっぷりに作品を作ることは
素晴らしい事で、その高い熱量で
引っ張ってもらえるエンタメ性もある。
素晴らしい映画だった。
ジャンルに対する愛がたくさん詰まった
愛される映画であって欲しい。
ただ、いまこの表現を敢えてします。
ここは外して笑い取ります。
の型が、逆にどストレート過ぎて
興を削いでいる部分もあると感じた。
ただ、それはこの監督の作品のバックストーリーなどを
私が知らないだけなのかも知れないし
この映画を日本人監督で23才の人が自主制作で作った
と、なれば その背景を勝手に想像し絶賛に値するだろう。
この手の趣味全開の映画を見るには
少し僕には教養が足りないと感じた。
面白い映画でした。
カナダはやっぱコメディとグロの国か?
メタルバンドのGWARのオーデラス・ウランガスこと故デイブ・ブロッキーはカナダ人。GWARテイストに近いものがあった。あとデヴィッド・クローネンバーグ。実は彼も『100本足』というコメディを撮ろうとしていたことがあった。おそらくホラーコメディである。
そういえばジム・キャリーはカナダ人。グロ系の顔変げは彼のお箱。
グロつまりゴア、そしてコメディが見事に融合した文化がカナダには根付いている。
そんな気持ちにさせられて、そっちが好きな自分にとってはカナダは素晴らしい国に思えてしまう一作でした。
【残虐宇宙怪人、勝ち気な少女に大切なモノを奪われ、名前も勝手につけられ、良いように扱き使われるの巻】
ー 極彩色のフライヤーから、怪しい雰囲気が漂って来る。
そこに記されていた言葉は
”残虐宇宙人襲来!地球の未来は少女の手に託された”である。
確かに、その通りのストーリーなのだが、そこかしこに不可思議な可笑しみがある作品なのである。ー
・勝ち気で元気で、かなりドSな少女ミミは、頼りない兄ルークと、夫婦仲はやや微妙な両親との4人暮らし。
そして、いつもの通り、ルークと庭で”クレイジーボールゲーム”をして遊んでいる。
ー この”クレイジーボール”のルールが公式サイトに載っている。おバカである。ー
・で、あっさり負けたルークはミミの言いつけ通りに穴埋めになるための穴を掘るが・・。
そこで、見つけたモノ。
ー グハハ、と表れた残虐な宇宙怪人が、ミミに宝石を奪われたために、彼女の言いなりに・・。
”そんなの、力好きで奪っちゃえば良いじゃん!”とか言わない。ー
・ミミに勝手に、サイコ・ゴアマン(略して、PG・・)と名付けられた宇宙人はミミの友人を、べとべとした怪物に変身させるし、宇宙のどこかでは、PGを斃すためにテンプル騎士団(いい加減な、ネーミングだなあ‥。)は、パンドラを地球に送りこむ。
ー ”宇宙戦隊何とかレンジャー”みたいな、被り物感が凄い宇宙人の数々。
そして、何時まで経ってもPGに名前を覚えてもらえないルークやお母さんまで、被り物宇宙人になってしまって・・。ー
<滅多に観られない珍品である。そして、途中あまりのおバカさにクスクス笑いながら、観賞してしまった作品。>
<2021年11月14日 刈谷日劇にて鑑賞>
心底くだらない(満面の笑み)
お話しも、技術も、身も蓋もない言い方をすれば稚拙な、Z級と呼ぶに相応しい作品です。
でも、何というか作り手の真面目さ、真っ直ぐな馬鹿さ加減というか、伝わってきてしまう作品でもありますね。
そんなわけで、面白く鑑賞できました。
まともな作り手なら、この題材、もっと「普通に」娯楽映画として送り出すこともできたでしょうが…。
ただバランスを調整すると、本作の良かったところも消えかねないあたり、まさしくカルトムービーそのものでしょうね。
父「1番恐ろしいのは人間だよ」
まさしく。
作った人達の頭の中が怖い(笑)
子供向けのグロ映画って成立するのかな?
PG12だから親さえ一緒ならだれでも観れるんだけどね
話のテンポが悪く、怪人と子供のつまらん話がうだうだ
怪人同士の戦いが始まったと思ったら
まるで昭和のヒーロー戦隊の怪人みたいな着ぐるみがユラユラ
せめてアクションシーンくらいまともにやってよ
一体なんなんだ
昔のヒーロー物を観ることはあるかもしれないけど、それは懐かしいから
30年前の技術で創った新しいドラマは観るわけないでしょう
この映画、30年前の日本のドラマに何一つ勝っているものは無い
内容は子供向けですよ
少女のやっている事はたわいない遊びでどこが邪悪で、残酷なんですかね
可愛いものです
少女の邪悪さを評価する人って、自分が子供の頃、どれだけ罪深がったかを忘れてしまっているんじゃないか
少なくとも、僕はこの少女より邪悪だったし、残酷だった
子供は精神的に不安定だし、無知で短絡的だからね
その頃を忘れず、反省し、後悔し、今更謝罪できない事を背負って生きていくから同じ過ちを繰り返さない
なにげに高評価なのが謎です
カナダの出来の悪いインディーズ映画だ
みなさん、こんなものに1800円の価値があるというのですか?
誕生月割引で1000円だったけれど、無駄な時間を過ごしたもんだ
まさかの続編は「サイコ・ゴアマン LOVES セクシーボーイ」でお願いします。
低予算・マイナーな事を良いことに、好きものが集まって、寄ってたかって好き勝手にはっちゃけてみたら、こうなった。的なB級の一つの文法を感じさせる映画。もうね。完全無欠の金欠おバカ映画で、期待通りのアホくささに、罵声浴びせながら拍手したいw
「人類を滅亡から救うバトルは廃工場か採石場でやる」は、日本の戦隊もの&ヒーローものの「決まり事」。どっかで見たようなチャンガラ造形・チャンガラクオリティの宇宙人も同じく。どっかで見たことあるような安っぽい化け物キャラに親近感が湧きます。食った相手の毒にやられるなんて、「鬼滅も読んだ?」とか突っこみたくなります。サイコ・ゴアマンの人間コスプレ姿や、白装束の刺客の姿などなど、「どっかで見たことある気がするけど思い出せない!」の連続です。欲を言わせてもらうと、アクションは日本の戦隊ヒーローものの足元にも及びません。もっと研究しなよ。あ。それと。美人キャラも入れて欲しかったw
最恐の悪魔サイコ・ゴアマンの言葉を信じるのか?宇宙の支配者に従うことを選択するのか?
「銀河滅亡のリスク」と「人類総奴隷のリスク」の賭け。もおバカに茶化してギャグ。
女の子のサイコぶりにドン引きしながら、「この話の顛末、どーしてくれんねん?」とワクワクしてましたら、「家族愛」と「愛」で落とすという。「え。ここで歌かよ。ここで、まさかのミュージカルかよ!」。はい、参りました。涙流しながら笑いをこらえて下さいw
まぁ、冷静なツッコミ無しで。日曜日の朝の着ぐるみヒーローものが、深夜枠に引っ越ししたら、こうなった。的なノリで笑いながら楽しみました。
面白かった。とっても。
ちなみに、至高の愛を見せてくれたのは、あの男の子の両親じゃないかと思う次第です。どうやって、自分の息子だと分かった???
あ。だめだ。こんなツッコミ・疑問は無しでw
おすすめ度はマイナス一万点ですが、続編があればスキップで見に行きます。
自由奔放で自己中なミミ
庭を掘って遊んでいた8歳の少女ミミと10歳の兄ルークは、地中に埋められていた赤い宝石を掘り出し、残虐宇宙人をよみがえらせてしまった。赤く光る宝石をミミが手にしたため、残虐宇宙人は彼女に服従することになった。ミミは残虐宇宙人をサイコ・ゴアマン=PG と名付け、ミミのワガママに付き合わせた、という話。
サイコ•ゴアマンは最初、顔や体の見ためが酷くて、人間の首を引きちぎって惨殺したり、強くてグロなんだけど、ミミに逆らえない所などからか、あまり怖さを感じず、なんか親しみまで感じて可愛かった。
ミミの自由奔放で自己中な性格には笑ってしまった。
サイコ•ゴアマンも結局ミミが付けた名前を気に入ってるのも笑わされた。
悪夢の公爵もドン引き
宇宙を地獄に変えた悪夢の公爵ですらドン引きする少女がやりたい放題映画です。
そして劇中は全てがクレイジーボールで決まってしまったと言っても過言ではありません。
テンプル騎士団もなかなかの鬼畜でした。
密かにオススメしたくなるキワモノ💙
かなりゆる〜い感じを想像していたが、思いのほか締まった作品だった。素直にいい作品だと思う。
自宅の庭で遊んでいた8歳の妹ミミと10歳の兄ルークが太古の昔から地底に埋められていた残虐宇宙人をいとも簡単に蘇らせた。
絶体絶命かと思いきや、ミミが謎の宝石を手にしたことで、残虐宇宙人が彼女の支配下に。
ホントご都合主義のストーリーが潔い。
主役は悪魔や兄貴をいいように操るミミだった。彼女を中心とした3人?の会話がメチャ楽しい。これは脚本の勝利‼︎
SFでもありスプラッターでもあるが、気持ち悪い描写ではなく、エンターテイメントとしてまとまっている。
てか、きっと感動してしまったのだと思う。
ブラックな特撮ホラーコメディ!
ヒロインのミミ(ブレないサイコパス)が可愛いと思えるかどうかで観客を選ぶ内容です。敵も味方もみんな見事に自分のことしか考えてない上に自分の価値観で行動するので、ビバ個人主義といった感じです。お馬鹿映画ですが、キチンと作っており、テンポもよく、なかなかの佳作でした。好評なのもわかります。
過激な笑い、なんだこりゃの連続
残虐な怪物が復活したと思いきや…
さらにイカれた少女の言いなりになる。
今作を観て思うことは「なんだこれ、イカれてる」である。
思ってた以上にグロ描写やエグい笑い(その中でゆるい笑いもある)がとめどなく押し寄せてくる。
自分はこのイカれ具合にハマって面白いと感じたけど、耐性ないと少しキツイかも。
まず、少女のイカれっぷりが振り切ってる。なんでこんなにイカれてるのか心配になる。兄も怪物も友達もみんな主人公にいいように使われて可哀想だなと同情した笑。
そして色々な怪物が出てくるけど、凝ってる中でチープな感じがででて良いと思った。
ハッピーエンドぶってるけど、結末は最悪。この作品の異常さは語り継がれるかも。
監督も妹もやりたい放題
監督は特撮好きらしいので気になって観た。
銀河中から恐れられている宇宙人が、妹の横暴や夫婦喧嘩に巻き込まれている。
特に突き抜けている妹のキャラは見もの。
そんな拍子抜けな感じが全編に渡って続くと思いきや、血みどろシーンがエグかったり微妙なコントラスト。
古めかしいタイプやらシャープなタイプの着ぐるみのオンパレードと奇妙な効果音。特撮へのオマージュが溢れ出していた。
クレイジーボーーール!
いや、もうね、好きだから仕方がない、という以外にない。そんな感じ。
中学生の頃に小遣いで観に行った「スペースインベーダー」を思い出してましたね。勢い余ってパンフレットも買いましたが、チラリとめくったらば「80年代90年代の~」なんて書いてあって、「そのままやん!(笑)」て嬉しくなりました。世間的には「マーズアタック」辺りになるのかな?でも、アレは案外お金かかってるのでやっぱり「スペース~」かな(笑)。
「実はオシャレです」みたいのが無く、ガチガチにド直球で酷い感じだったのが最高でした。クソッタレはちゃんとクソッタレであるべきですね。
但し、ミミのIQは凄く高くて、それの元になってるのがパパであるだろう、というのは感じておくと良いのかも。クソッタレなりに、ね(苦笑)。
クレイジーガール!
日本が撮る現代の特撮(ライダーや戦隊ヒーローは除く)はなんだか安っぽくなってしまいがちだなと思っていました。そんな中飛び込んできたとっても悪臭のする特撮映画。タイトルも予告もどハマりしたので鑑賞。
とりあえず超面白かったです。PG12の中でも高レベルなグロ描写で、サイコ・ゴアマンが首をもぎ取って、体ごと抹消して、大きい口でまる食べして、生かし続けるなどメチャクチャに残虐な行為を行っていて興奮しました。
そんなサイコ・ゴアマンも宝石が他人に持たれていると従うしかないという設定は外見も相まって非常に可愛らしく見えます。ただ、持つ相手が悪すぎた。ここまで強欲な妹ことミミは様々な映画の中でも珍しいんじゃないかなと思います。終盤までは一切悪びれる事なく、自分を正当化する姿、途中歌唱するシーンでは「自分がナンバーワン」「あとはクズ」みたいな歌詞をガンガン歌っているのでもはや清々しいです。なんか最後に爆散しても別にいいかなって子供相手に思ってしまった自分に反省です笑
下僕扱いされる兄ルークや、脳みそ生物にされちゃう同級生と、とりあえず扱いの可哀想なメンバーもいますが、これがより一層ミミの凶悪さを際立たせています。
最終的にサイコ・ゴアマンの下僕が裏切って悲しい威力でボコボコにしますが、結局は見事な皆殺しでした。個性モリモリでしたが、そんなものを打ち消すように殺していく姿は圧巻です。
最後はクレイジーボールで戦うという、序盤の方の伏線をスッと回収しますが、あまりここは関係なく、サイコ・ゴアマンVSテンプレ騎士団のトップとの戦いになります。若干強引ですが。ここで敵の羽や臓器を奪いまくって、お手製の剣を作り上げるというもう謎の高揚感が襲ってきます。それで決着をつけて、まる食べするんですから、ぶっ飛びすぎてもう最高です。(語彙力行方不明)
最後は他の銀河を滅ぼしにいくという感じで終わり、脳みそ君が親と普通に食事をするというイカれたシーンで映画は幕を閉じます。
観るドラッグとはこの事です。大変刺激を受けました。ご馳走様です。
鑑賞日 8/24
鑑賞時間 19:20〜21:00
座席 B-8
くだらない、けど、好き
スプラッタやホラーが苦手な自分ですが、全く問題なく観られました。
ストーリーも子どもが考えたストーリーを映像にしたような感じです。
売店に売っていた「脳みそくん」クッキーが欲しかった。
溢れ出るニチアサ臭に拍手!ただ惜しい点も
日本の特撮(特に戦隊モノ)へのリスペクトが尋常じゃない。エイリアンの造形があまりにもニチアサ過ぎ。さらにそいつらがせっまい会議室で秘密会議。特撮オタとしてはこれだけでもう満点つけたいくらい。
PG12なのであまり期待してなかったゴア表現も、思ったよりはちゃんとしてました。
綺麗にまとまったようで何も解決してないエンディングも好きですw
ただ、主人公のミミがあまりにサイコ過ぎてついていけなかったのと、怪人たちの殺陣がかなり残念。パンドラ、全然強そうに見えなかったし。
ここがもう少し頑張ってくれてれば…ということで、スコアはやや厳しめに。
でもこういう清々しいまでのB級、やっぱり楽しいです。
ラブレター・フロム・カナダ
2021年映画館鑑賞76作品目
8月22日(日)チネラヴィータ
映画館に貼ってあったポスターを見たら観たくなった
いかにもB級いやC級映画
毒毒モンスターのようなキャラが登場するグロ系コメディー
妖怪大戦争のような家族連れで楽しむ映画では本来ないが
僕自身これを観て笑えることはほぼなかったが4人家族が終始ゲラゲラ笑っていたので世間一般的には面白いんだろう
悪魔のような怪力の怪物は不思議な宝石の影響で超勝ち気な少女ミミの奴隷になる
怪物の元手下たちに裏切られ怪物をかつて支配していたグループ一番の実力者に襲撃される展開
とにかくミミが可愛くない
これはエスター以来だがあっちが月ならこっちは太陽
可愛くないキャラなのになぜかツインテール
完璧なサイコパス
兄を虐めるほどのパワフルな言動
父や母はもちろんのこと大統領の指図は受けないパンクな彼女
だからこそ怪物を手懐ける
脳人間にされたままの男の子が可愛そう
怪物たちのデザインが面白い
なぜか1人だけ日本語で喋る
個人的には両手から赤い液体を出す髑髏のようなものが入っている容器みたいなキャラが一番好き
ハリウッド映画よりむしろ日本寄りで日本の子供向け特撮モノを彷彿させる
いかにも低予算だがハリウッドに寄せる必要はない
CGにおんぶやだっこのあっちのほうにはない味わいがある
翻訳内容は下品だがカナダの作品のせいかファックがないので耳障りはそれほど悪くない
家族4人が世界を救うわけではない
家族4人は怪物に殺されないだけの話
面白かった〜!
最高ですね。
モンスターのデザイン、質感、モンスターの声なんかも、日本の特撮で育った身からすると親しみ易い。
「好きだから作っちゃった!」って感じのノリが伝ってきて心あたたまります。
こんな映画を沢山観たいな〜。
全75件中、21~40件目を表示