「毒にも薬にもならない懐かしさ」サイコ・ゴアマン 青空ぷらすさんの映画レビュー(感想・評価)
毒にも薬にもならない懐かしさ
Amazonレンタルで鑑賞。
アイデア一発で特にテーマもなく、毒にも薬にもならない作風はさすがカナダの映像集団「アストロン6」作品という感じ。
昔、レンタルビデオ店の賑やかし的に置かれていた「ピンクフラミンゴ」や「悪魔の毒毒モンスター」的なゲテモノZ映画的なルックで、特殊メイクや特撮、着ぐるみで作られたキッチュな映像ながら、「マンボーグ」などの過去作品と比べると映像もストーリーも明らかにまとまっていた。
ひょんなことから復活した宇宙を滅ぼすほどの力を持つ恐ろしい悪魔超人が、8歳の女の子に絶対服従するハメになる展開は一昔前のマンガやアニメみたいだけど、その女の子が心底邪悪で可愛げのないクソガキっていうのは捻りが効いてるのは面白かった。
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