「まさかの続編は「サイコ・ゴアマン LOVES セクシーボーイ」でお願いします。」サイコ・ゴアマン bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
まさかの続編は「サイコ・ゴアマン LOVES セクシーボーイ」でお願いします。
低予算・マイナーな事を良いことに、好きものが集まって、寄ってたかって好き勝手にはっちゃけてみたら、こうなった。的なB級の一つの文法を感じさせる映画。もうね。完全無欠の金欠おバカ映画で、期待通りのアホくささに、罵声浴びせながら拍手したいw
「人類を滅亡から救うバトルは廃工場か採石場でやる」は、日本の戦隊もの&ヒーローものの「決まり事」。どっかで見たようなチャンガラ造形・チャンガラクオリティの宇宙人も同じく。どっかで見たことあるような安っぽい化け物キャラに親近感が湧きます。食った相手の毒にやられるなんて、「鬼滅も読んだ?」とか突っこみたくなります。サイコ・ゴアマンの人間コスプレ姿や、白装束の刺客の姿などなど、「どっかで見たことある気がするけど思い出せない!」の連続です。欲を言わせてもらうと、アクションは日本の戦隊ヒーローものの足元にも及びません。もっと研究しなよ。あ。それと。美人キャラも入れて欲しかったw
最恐の悪魔サイコ・ゴアマンの言葉を信じるのか?宇宙の支配者に従うことを選択するのか?
「銀河滅亡のリスク」と「人類総奴隷のリスク」の賭け。もおバカに茶化してギャグ。
女の子のサイコぶりにドン引きしながら、「この話の顛末、どーしてくれんねん?」とワクワクしてましたら、「家族愛」と「愛」で落とすという。「え。ここで歌かよ。ここで、まさかのミュージカルかよ!」。はい、参りました。涙流しながら笑いをこらえて下さいw
まぁ、冷静なツッコミ無しで。日曜日の朝の着ぐるみヒーローものが、深夜枠に引っ越ししたら、こうなった。的なノリで笑いながら楽しみました。
面白かった。とっても。
ちなみに、至高の愛を見せてくれたのは、あの男の子の両親じゃないかと思う次第です。どうやって、自分の息子だと分かった???
あ。だめだ。こんなツッコミ・疑問は無しでw
おすすめ度はマイナス一万点ですが、続編があればスキップで見に行きます。