「ラブレター・フロム・カナダ」サイコ・ゴアマン 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
ラブレター・フロム・カナダ
2021年映画館鑑賞76作品目
8月22日(日)チネラヴィータ
映画館に貼ってあったポスターを見たら観たくなった
いかにもB級いやC級映画
毒毒モンスターのようなキャラが登場するグロ系コメディー
妖怪大戦争のような家族連れで楽しむ映画では本来ないが
僕自身これを観て笑えることはほぼなかったが4人家族が終始ゲラゲラ笑っていたので世間一般的には面白いんだろう
悪魔のような怪力の怪物は不思議な宝石の影響で超勝ち気な少女ミミの奴隷になる
怪物の元手下たちに裏切られ怪物をかつて支配していたグループ一番の実力者に襲撃される展開
とにかくミミが可愛くない
これはエスター以来だがあっちが月ならこっちは太陽
可愛くないキャラなのになぜかツインテール
完璧なサイコパス
兄を虐めるほどのパワフルな言動
父や母はもちろんのこと大統領の指図は受けないパンクな彼女
だからこそ怪物を手懐ける
脳人間にされたままの男の子が可愛そう
怪物たちのデザインが面白い
なぜか1人だけ日本語で喋る
個人的には両手から赤い液体を出す髑髏のようなものが入っている容器みたいなキャラが一番好き
ハリウッド映画よりむしろ日本寄りで日本の子供向け特撮モノを彷彿させる
いかにも低予算だがハリウッドに寄せる必要はない
CGにおんぶやだっこのあっちのほうにはない味わいがある
翻訳内容は下品だがカナダの作品のせいかファックがないので耳障りはそれほど悪くない
家族4人が世界を救うわけではない
家族4人は怪物に殺されないだけの話
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