ペテロの帰り道のレビュー・感想・評価
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【彷徨う神様】
八百万の神様なんて云うが、僕は、ひとりに一人の神様がいると思う。 ネコババはダメだよとか、 まだ高校生なんだから、夜遊びはやめなよとか、 せっかく家族が応援してくれてるんだから頑張って勉強しなよとか、 社会と向き合ってみなよとか、 ボランティアは良いことだよとか、 これは、一人ひとりが持ってる神様の声だと思う。 何か、道徳心とか、正義とか、優しさとか、希望とか、そういうものの塊が神様なのだ。 残念ながら、無いって人もいるかもしれない。 それに、世の中が複雑になりすぎて、何が正しいのか分からないことも沢山ある。 だから、神様も迷うのだ。 場合によっては、彷徨っちゃうかもしれない。 でも、打算とか、因習や習慣だからってことじゃなく、自分自身に問いかけてみたらどうだろうか。 結構、それなりの答えに辿り着く気がする。 一人ひとりに神様がいる。 絶対、これは正しいと思う。 こうして生まれる調和の方が、宗教に押し付けられた秩序よりも、素敵な気がする。 僕はお寺の血筋で、縁あって神職の資格も持ってるけど、本当にそう思っている。
神社にいるのは違うお方
17歳の通信制高校生の少女に知り合いや友人が出来て変化していく話。 神様と呼ばれていると言うおじさんと出会い、諭されて、友達のいる同じ趣味を持つ女性と出会い社交的になり…。 キリスト教に詳しくないけれど、ペテロは神様じゃなくて使途ですよね?自信ありませんが…それに日本(神道)ではありとあらゆるものに八百万の神が宿っているし、神社が何度も出てくるし、おじさんはいったい???まさか水華がペテロじゃないだろうし…。 ファンタジーなのかそうじゃないのか判然としないのは置いておくとしても、一応成長物語何だろうけど、エピソードや変化等、色々とちょっと弱くて、とりあえず主人公を売り出すのが目的の映画という感じ。
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