劇場公開日 2021年7月16日

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「設定と倫理のバトル」ファイナル・プラン ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0設定と倫理のバトル

2021年7月18日
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映画のジャンルの一つに「リーアム・ニーソンに知らないで手を出してひどい目に合う」というものがありますが、今回は元泥棒に悪徳捜査官が手を出してひどい目に合うというもの。
今までは普通に暮らしている過去にすごい経歴を持った人が暴れるという設定がほとんどでしたが、今回は泥棒という設定があります。これをなんとか好感の持てるキャラクターにしようと、あの手この手で犯罪者だけど善人に見せようとしてきます。そのおかげで敵の捜査官のクズっぷりが際立ちますが、そのおかげでいつものはちゃめちゃ感は薄かったです。96時間シリーズ(特にリベンジ)の下の二匹目のドジョウはなかなかいませんね。
とはいえこの映画単体で観れば主人公は好感が持てて、極力とばっちりを食らう人は抑えられていて(0ではない)観賞後感は良かったので星4つにしました。

ガゾーサ