「低評価荒らしが酷い…」Fate/Grand Order 終局特異点 冠位時間神殿ソロモン 鈴木海都さんの映画レビュー(感想・評価)
低評価荒らしが酷い…
まずネットでアンチやイナゴが煽ったから主人公を無双させたとかサーヴァントの活躍潰したとか言ってるの自意識過剰すぎでは…デマも混ざっている叩きたくて仕方ないって感じの荒らしレビューが目立つのがウンザリ
原作で何回も言われてた主人公の戦闘法がしっかり描写されたことがまず1つ評価点。次々サーヴァントの影を召喚して敵を圧倒するというのは画面映えしていました。最後に召喚する英霊なんかはそう来たかって感じのチョイスで素直に燃えましたよ。役割もしっかり果たしていたんで単なるファンサービスだけではなかったのも良かった。命削って回数制限つきアイテム使った辛勝を「無双」とか悪意がありすぎる。
作画、映像は派手だし出来はかなり良かったです。1〜5章のサーヴァントは映像化自体がレアなので甘めの評価になっているのもありますが、巨大な敵との戦いやラスボスとの戦いはかなり見応えがあるものに仕上がっていると思います。
藤丸とゲーティアの戦いに焦点を絞ったことは評価点。サーヴァントの掛け合いがメインと見るかこちらがメインと見るかで評価は変わりやすいのかもしれませんが、自分はそっちが終章のメインだと思っているのでこれで正解だと思います。ゲーティアの独白やソロモンへの感情、なぜ人類悪となったのか、ゲーティア視点でわかりやすく映像化されているし、それに相対するポジションにいる藤丸やマシュを中心に
なるのに不自然さは感じません。
流星の雨のように英霊たちが集結するシーンは展開が分かっていても見ていて壮観です。ゲームのラスボス戦のBGMもスピード感のある戦闘シーンにうまく合わさっていましたし、最後の泥臭い殴り合いも良かった。
気になったのは引きの絵の多用くらいですかね。fgoと6年間付き合ってきたプレイヤーとしても見て良かったと思える映画でした。