「美しい映像作品」Fate/Grand Order 終局特異点 冠位時間神殿ソロモン 白い太陽さんの映画レビュー(感想・評価)
美しい映像作品
◆映像面
✔︎キャメロットの作画に納得
引くほどにキャメロットの作画崩壊してたけど
やはりufo, A-1, Clover Worksこのあたりが
レベルおかしいという話だった。
✔︎魔神柱のCGがグロい!(褒め言葉)
敵キャラの描き方がグロくてよい。
◆ストーリー面
✔︎宝具演出をもっと見たかった
すごく楽しみにしてたけど多分10超えてない。
✔︎マシュシーンカットは違和感
これなぁ、これが唯一ちゃんとした減点要素。
✔︎挿絵と同じ描写
最後周りのシーン、挿絵と同じ構図なのは
ファンのあのシーンだ感をくれてよかった。
考察
✔︎ステラから考える特別上映 "終局特異点ソロモン"
特別上映、映像化……
そう、この作品「映画」を名乗ってないんですよ。
それは時間的な制約もあるけど、
この作品はあくまでFGOを映像化しただけ、
だと思ったんですよね。
「魔神柱潰し尽くす数の
宝具演出もっと欲しかったなぁ」
とガッカリした自分にあの言葉が聞こえる。
「ステラが、一条の流れ星が落ちる時、おそらくその場では静かな時が流れているんですよね」
キャメロット前編を語る声優さんのお話。
この時僕はハッとした。
僕らはゲームとしての演出を期待してたけど
もしあの小説が如きテキストが映像化された時
その世界ではどう見えているのか。
ステラを爆発する音で覚えてしまっている僕らは
流星となるあの一矢が本当に放たれている時、
静かな夜のとばりを想像できていない。
今回の宝具演出もそうだった。
藤丸たちが走り抜けるあの戦場で
ゆっくり各英霊たちとおしゃべりしたり
1人1人の宝具なんて見ていられないだろう。
だからあの演出方法は、
駆け抜ける戦場では無口に英霊たちは戦い
(予算の関係で声入れられないでふーではない)
として評価できるなと。