「いつかの為に貯めておくでしょ。」トラック Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
いつかの為に貯めておくでしょ。
亡き嫁と同じ心臓疾患を抱える7歳の娘の移植手術の為に、死体を運び遺棄するハメになったトラック運転手の話。
急遽必要になった手術費用6000万ウォンを用意しようとした主人公が、同僚にそそのかされギャンブルに手を出し巻き起こっていくストーリー。
死体を運んでる最中に現れた警察官を同乗させることになるけれど、それなら普通は電話を借りるだけじゃない?と思っていたら…。
主人公が恐れ怯える対象が移り変わりつつ、つきまとってくる様がスリリングで面白かったけれど、終盤で突然新しいキャラクターを登場させられてもねぇ…。
意外性を狙ったんだろうけれど、思い入れのないキャラの登場に対し狂ったところをみせられても、山場らしい盛り上がりをあまり感じられず、やはり振りは大切だね。
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