淀川アジール さどヤンの生活と意見のレビュー・感想・評価
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【淀川河川敷に暮らすホームレスのさどヤンの生き方を追ったドキュメンタリー。決して真似をする気はないけれど、一つの筋の通った生き方であるとは思ったな。】
ー 一人の70歳になる淀川河川敷に暮らすホームレスの生き方を追ったドキュメンタリー映画。- ◆感想<Caution!内容に触れています。> ・大きな蜆を取って来たり、アルミ缶集めから時代を語ったり、今までのホームレス生活で経験した事件をアニメーションで、エピソードとして語ってくれる。 ナカナカ面白い。 ・アルミ缶をおばちゃん達が集める話や、タクシー運転手も集める話を聞いていると、ホームレスの生活と、フツーの生活の違いって何だろうと、少し思ったかな。 ・それにしても、さどヤンはいつも酒を飲んでいるし、煙草も吹かしている。金があるのかな、人生の達人だから色々な方法で調達するのかな。 ・一番思ったのは、さどヤンの日誌の字が綺麗な事である。喋りも知性を感じる。この作品では、彼の生い立ちには一切触れないが、何となく昔は先生か、教授かなと思ったな。話も理路整然としているし、小ぎれいだし。 彼の魅力からか、彼の掘っ立て小屋は、多くの人のたまり場にもなっている。 ・台風で掘っ立て小屋を飛ばされても”仕方ない”と言って、自分で材料を集めて器用に小屋を作り直している。サバイバル能力はバッチリだね。 <決して、さどヤンの生き方を真似しようとは思わないけれども、一つの筋の通った生き方であるとは思ったな。 ナカナカなドキュメンタリー映画でありました。>
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