「最後まではちょっと退屈かも」草の響き だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)
最後まではちょっと退屈かも
ソフトカツゲン、サッポロクラシック、ベルのタレ、あとはラッキーピエロが欲しかった。
たんたんと物語か進みます。満腹だったせいかちょっと眠くなってしまった。
この夫婦、仮面夫婦とは言いませんが、本当に言いたいことは言葉にできていません。
それを暗示しているのか、基本は引きの映像が多く。カット割りせずに長回しが多いです。
夫婦に限らす、いろいろなキャラクターが出てきますが、どこか心がないと言うか、上っ面だけしか分かりません。
そして最後の15分くらいでようやく本心が出てくるところで、顔がアップになります。
ギャップで引き込まれました。
ただ、それでも前半はちょっと退屈。ランニングシーン、、長い。
東出昌大は良い役者です。プライベートがどうかなどどうでもいい、スクリーンの中で輝いていれば。
心の病の話で、なかなかリアリティがあると思った。よく、自死する人は将来のこと(例えば次の日の映画の予約とか、旅行の計画とか)しないと言うけれど、実際は違うと思う。本当に魔が差すと言う感じで、数時間前まで、みんなで楽しく食事してても、その番に、、、ということもあると思う。その辺がとてもリアル。
なかなか見ることが出来ず。たまたま横浜の(憧れのミニシネマ)ジャックアンドベティで、観たかったふたつの映画を連続上映してたので、意を決して遠征鑑賞でした。
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