「問題との向き合い方」MINAMATA ミナマタ 波風龍雄さんの映画レビュー(感想・評価)
問題との向き合い方
有害物質を排出し続けて水俣地域の方達に甚大な影響をだしてしまったチッソ株式会社。
住民達からの抗議に向き合おうとしないチッソ。そこへアイリーンと共にユージンスミスが取材をしにやってくる。
最終的にはチッソの社長は事実を認めて損害の補償をするようになるが、それまでの間に長い時間向き合うとしなかった。
問題が起きてしまった時に、起きてしまったこと自体は変えられないのだからいかにそれに向き合おうとするのか。そのことの大切さを痛感しました。
水俣城の被害について教科書的なことしか知らなかったのですが、とても辛い出来事だったのだと学びました。いまだに十分な補償をされてない人が多くいるというニュースを読み、まだこの問題が続いていることも知りました。
事実と向き合えるように努力していきたいと思いました。
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