「理不尽には闘うべき」MINAMATA ミナマタ ぴくにっくさんの映画レビュー(感想・評価)
理不尽には闘うべき
クリックして本文を読む
私が水俣病を深く知ったのは中一の時、友人が夏休みの自由研究に取り上げていた痛ましい公害病…
50年以上前の高度成長期の日本において、熊本と鹿児島の県境にある不知火海に起こった公害病…当時の映像も組み込まれておりリアルに怒りと哀しみが胸を打ちます。
真実を収めるphotoには偽りは全くない
被写体の瞳が全てを物語る
撮る側も精神を持っていかれる
現像時にさえもphotoに自身の想いを注入する
ラストの母娘の生命力のあるphotoに、水俣病の現実と人間の愚かさと親の愛情が溢れていた…
ライフ誌に掲載された命を懸けた一枚のphotoは水俣病訴訟を動かす…
ユージン スミスさんに(外国の世論に弱い日本において)どれだけの勇気を貰った事でしょう…
「勇気を貰う」
理不尽な思いをしたら声に出し相談し仲間を作り勇気を貰って立ち向かう私でありたい。
コメントする