ロックダウンのレビュー・感想・評価
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とりあえず観ただけ...
新型コロナの今を題材に、ロックダウン中のロンドンで百貨店からダイヤを盗むという何ともひどいテーマの話しだが、パニックになってほしくない今だからこそメッセージ性があるのではと思い拝見しました。
友達とSkype中のアン・ハサウェイ「35過ぎてバスに乗ってる男は負け組」
酷い雑談ですね(苦笑) 彼氏と上手くいってない日々で、部下にリモートでクビを伝えたからか、家に籠ってるからか知らんが愚痴が多い! それでも同居人である黒人彼氏に聞いてもらい、なんとか落ち着いて暮らしてる印象。
実際にコロナ渦のロンドンで撮影したそうで、Skypeで仕事の打ち合わせしてるシーンが度々出てきます。室内撮影が多め。会話がなかなか噛み合わない部分とかリアルではある。
ストーリーと直接繋がりは無さそうだけど、ある夜「国民保険サービスは高いよ~」と誰かが叫び、金物をカンカン叩くシーンはロックダウンで仕事を失った人の行動かと思う。近所付き合いがあるのでカンカン一緒に鳴らしてる。協調性は大事ですね。
彼氏「パートナーの仕事が運転手だから恥ずかしかったんだろ?」
彼女「ええ、でも今は反省してる。ロックダウンがあって考えを変えた」
--- 自分の仕事が厳しい情勢になり、コロナ渦で運転手という職業は重宝されるからですね。出前館とかで稼ぐ人を何だと思ってるんだ! 彼女は臨機応変な考え方とも言えますが信用はできない。観てて何かと苛立つ人も多いのではないでしょうか。 主人公の人生論・愚痴話しが多く退屈。
ロックダウンにおける人の本音がもう少し出てれば良かったのに。
まぁ人が少ないことを利用して盗みをする罪の重さを描きたかったのでしょうが、とにかく話しがつまらない。役立つ情報もなし。
百貨店のみやげコーナー。一部の従業員しか出勤してないし営業してないのに、店内は音楽流してにぎやか・・・リアルさゼロ。これからダイヤを盗むとは思えない軽いノリ。
何が「国民保健サービスと全ての医療従事者に捧げる」だよ! --- まともに観たら腹立つばかりだと思います。
こんな状況だからこそ敢えてコミカルにした映画なんでしょうね。
ロックダウンは「心理的な牢獄」「地獄の鎖」「孤独の炎」
映画「ロックダウン」(ダグ・リーマン監督)から。
コロナ感染拡大に伴う、イギリスのロックダウンをテーマに
物語が進んでいくもの、そう勘違いして鑑賞してしまった。
実は、この「ロックダウン」という街全体がドタバタの中、
老舗高級百貨店ハロッズから300万ポンドのダイヤモンドを、
いとも簡単に盗み出すという物語で、ちょっと唖然とした。
この高級百貨店の警備体制、危機管理はどうなってるんだ?、
さすがに、本物のイミテーションをすり替えるシーン、
成功してから出口から出るまでの間、いくつもの防犯カメラが
作動していないのか・・とやや現実離れした設定に、
あまりにリアル感がなく、のめり込めなかった。
気になる一言に選んだのは、冒頭「ロックダウン」を、
違う言葉で言い換えていたフレーズ。
コロナ感染拡大の影響で、収入が激減したため、
大切にしていたバイクを売ることにした時の表現だった。
「この『心理的な牢獄』『地獄の鎖』『孤独の炎』から
解放されたら売り払う」と。
世界数カ国で実施された「ロックダウン」とは、
国民がそんな気持ちになる事態なんだ、と理解しておきたい。
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