劇場公開日 2021年6月18日

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「人間臭いハードボイルド」潜入 kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5人間臭いハードボイルド

2021年6月20日
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鑑賞方法:映画館

最近新宿の地下道でアマプラで始まる韓国ドラマ「HUSH」の広告を見た。少女時代のユナが主演かーなんて思っていたら、次に映し出されたのはファン・ジョンミンだった。2人が主演するドラマってことだが、ファン・ジョンミンってそんなにメジャーになったんだな。そんな折にファン・ジョンミン主演の旧作が上映されるというので鑑賞することに。
麻薬の売人と刑事が元締めを逮捕しようとする話はありがちといえばありがちな設定。でも、韓国映画でお得意のドギツい描写はこの時代から健在だった。道端に転がる死体や、暴力ふるうシーンのやられ方なんかはさすが。セックスのシーンもかなり攻めてて、ヤク漬けにするためにセックスしながら薬使うシーンなんて泥臭くてとてもよかった。
売人サンドの叔父が昔の仲間と宴会してるときに歌うのが「釜山港へ帰れ」だったことも興味深い。舞台が釜山だからってことだけではなく、いろんな悲哀を背負った街ってことなんだろう。
ただ、わかりやすい物語ではない。サンドの行動やト刑事の判断なんかはこんなとらえ方でいいのかなと不安になってしまった。15年も前の作品だから作りが少し古臭い感じがしてしまうが、人間臭いハードボイルドとして十分楽しめる映画だった。

kenshuchu