「このバトンを多くの人に渡したい」そして、バトンは渡された ミネルバ250さんの映画レビュー(感想・評価)
このバトンを多くの人に渡したい
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しばらく映画館から遠ざかっていましたが、原作既読でどうしても観たい映画でした。感動の原作をどのように映像化しているのか期待の作品でした。
キャスティングが素晴らしい。どのキャストもピッタリでした。
優子役の永野芽郁さんの、涙の演技は最高ですね毎回泣かされてしまいます。田中圭さんの森宮さん、もう少し歌のシーン(原作では感動のシーンなのですが)が観たかったですが、役の再現度はさすがです。(ミートソースを優子と食べるシーンで2人とも白い服を着ていたのはドキドキしました)梨花役の石原さとみさんもイメージしていたままの梨花でした。特出すべきは早瀬役の岡田健史さん、本当に良い役者になってきたと思います。大河ドラマでもとても印象に残る演技をしていましたが、ここ数年で急激にうまくなっていると感じます。また、みぃたん役を好演している稲垣来泉さん(アンナチュラルで石原さとみさんの幼少期を演じていましたね)も将来が楽しみです。
優子の「みぃたん」設定(原作では「優ちゃん」でした)、水戸さんがブラジルに行く理由、高校の友人との関係、梨花が亡くなる設定等々は映画オリジナルで、原作との違いで違和感があるが、1本の映画として作品を成立させるためには有りだと思いました。
感動が溢れて幸せを感じることの出来るラストです。
このバトンを多くの人に渡したくなる非常に満足度の高い素晴らしい作品です。
観客動員100万人突破!
報知映画賞 主演女優賞 永野芽郁さん!
監督賞 岡田監督!
おめでとうございます。
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