「そして、ギミックに泣かされた」そして、バトンは渡された kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
そして、ギミックに泣かされた
名字が4回も変わったとかいう予告編しか知らないままの鑑賞となりましたが、それが良かったのだと思います。観る前には、『万引き家族』以降血のつながらない親子の物語が多いな~くらいにしか思ってなかったわけで、まさかここまでストーリーの仕掛けに涙腺攻撃されるとは・・・そう、序盤はそれほどのめり込むほどの内容じゃなかったのです。
最初のギミックは、水戸さん(大森南朋)とみぃたん(稲垣来泉)の本当の親子+梨花(石原さとみ)の家族と、森宮さん(田中圭)と優子(永野芽衣)親子の2家族がどこに接点があるんだろうかと期待していたところから。まさかのみぃたん=優子という名前&時系列ギミック。名字だけじゃなく名前も変わっていたなんて反則だ~的な思いにさせられました。
要はこうした奇想天外な展開、自由奔放で魔性の女、デタラメな性格という梨花の行動と、隠された秘密という仕掛けによって感動する物語。梨花の性格付けでも計算高いという紹介や「高額の生命保険に入ってね」という言葉に騙され、みぃたんにはディズニーランドや新しい洋服で偽の愛情を注いでるかのように思わせるテクニックの賜物だったわけです。ただし、レストランでの待ち合わせというギミックは効果が薄かったかなぁ。
血のつながらない親子の愛というテーマだけかと予想してたのですが、終わってみれば梨花の優子に対する愛情が半端ないものだったということにも気づかされました。そもそもみぃたんは泣き虫だったんです!それがいつも笑顔で接する女子高生へと成長を遂げる。これも梨花さんの教育の一環。笑顔が良かったな~♪何はともあれ、梨花さんに泣かされました・・・
いつも共感ありがとうございます。
男性(田中圭、市村正親、大森南朋、)登場するお父さん3人が、
100%善人でしたね。
狼は1匹も居なかったですねー。
永野芽郁は、バリア張って緊張感の中で暮らしてた・・・そんな気がします。
やはり私、捻くれてますね。
いつもありがとうございます。
この映画は本当に楽しみにしてたのでちょっと残念でしたね。田中圭と永野芽郁ちゃんの関係性はとってもよかった★3と思っていましたが最後に田中圭が結婚式でクドイグライに彼にお願いしていた所で何故かトーンダウンしました。皆のテンションについていけなかった感じです。