シン・仮面ライダーのレビュー・感想・評価
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良い意味で原作の世界観を活かしている
ものすごく原作や仮面ライダー、特撮に対するリスペクトを感じた。
昔の特撮の描写の仕方や台詞回しを絶妙に残しながら現代に焼き直した、まさにシン・仮面ライダーと言える。
(別に特撮好きじゃないけどそう捉えた。違ったらごめんなさい。)
ストーリーに抑揚が少ないものの、だからこそ登場人物の背景や思想に想像を巡らせることができた。
わかりやすい見せ場があってここで泣かせようとわかるような映画とは一線を画すこだわりを感じた。
ルリ子の口パクのところで何を言っていたのかは最後まで想像がつかなかった。
わからないところが残るのも含め、シンゴジラ鑑賞後に感じたような心地よい余韻。
閉じた世界観が好きだった
庵野秀明さんの脚本・監督作。
ウルトラQ、ウルトラマン世代なので仮面ライダーをあまり見ていたわけではないけど、これは良かった。
思えば、秘密結社SHOCKERが産んだ善と悪。社会にコミットすることなくすべてはSHOCKERの中でのできごと(もちろん社会を救うために戦っているのだけど)。その閉塞感が好きだった。
池松壮亮さん、柄本佑さんという決して若くはない、哀愁をおびてピチピチしていない仮面ライダーが好きだった。
そして浜辺美波さん💕
つまりは、かなり好きな作品だった。
傑作ではないが、仮面ライダー愛にあふれている!
庵野監督が手がけるということで、超絶期待して公開をずっと楽しみにしていた本作。同様のファンが多かったようで、初日はいい席が取れずに見送り、2日目に鑑賞してきました。
ストーリーは、秘密結社SHOCKERにより改造された本郷猛が、組織を裏切って彼の脱出を図った緑川博士と娘のルリ子の願いを受け、SHOCKERの生み出した怪人たちを倒し、その野望を阻止するというもの。大まかな筋としてはそんなところで、旧仮面ライダーの物語を踏襲しています。
「仮面ライダー」といえば、昭和、平成、令和と、時代に合わせて新しい設定やアイデアが追加され、若手イケメン俳優の登竜門として今だに新番組が作られ、子どものみならず大人からも愛される、日本を代表する特撮ヒーローです。50年に及ぶ歴史の中で生み出された仮面ライダーは、公式サイトの図鑑によると300種類以上あるようです。その原点となる、本郷猛が変身する1号ライダーにスポットを当てた完全リメイクの新作を、劇場で観られることにただただ感謝です。
本作では、そんな往年のファンの心をくすぐる演出が随所に散りばめられていて、もうそれだけで嬉しくなります。仮面ライダーのマスクやコスチュームの変化、サイクロン号の変形と改造、青空をバックに空中回転する仮面ライダー、それを下からあおるカメラワーク、戦闘シーンのBGM、バイクの挙動に合わせたSE、倒された怪人が泡となって消滅する演出、立花や滝の登場等、さすが庵野監督、よくわかってらっしゃる!そこかしこから伝わってくる旧作へのリスペクトやオマージュは、庵野監督の仮面ライダー愛そのものだと感じました。
また、仮面ライダーやSHOCKERのオーグたちは、旧作の雰囲気を残しつつも現代風にデザインされ、ワクワクします。そんなライダーたちが繰り広げるバトルも、ふんだんにVFXを用いて、迫力とスピードを醸し出しています。あえてなのか予算の関係なのかはわかりませんが、当時のアクションシーンを想起させるような程よいチープさを残している点もなんだか嬉しく感じます。他にも、イチローはキカイダーを想起させ、ロボットのKはどう見てもロボット刑事Kで、原作者・石ノ森章太郎氏へのリスペクトも忘れてはいません。そして、極めつきはエンディングの楽曲。当時の藤浩一さん(あえてこの名で書かせてください)、子門真人さんの歌声での3曲は、そうだよ!これでいいんだよ!と涙が出そうでした。
これだけの仮面ライダー愛あふれる本作。それなのに!作品全体としてはなんだかイマイチ面白くないのはなぜなんだー!と思わず叫びたくなりました。その原因の一つは、設定のわかりにくさです。もっとシンプルでいいのに、なにか小難しくこねくり回したような設定が、それをセリフのみで伝えようとする描写が、没入感を妨げていると感じました。もっと映像で魅せて、「おー!なんだかわかんないけどすげ〜!」と思わせてほしかったです。
そしてもう一つは、展開の荒さとテンポの悪さ。登場人物の背景や行動動機、SHOCKERという組織やその目的、さらには一般社会にもたらされている悪影響や人々の生活等の描写がやや足りなかったように思います。そのため、あまり登場人物に共感できず、展開が荒く見えてしまい、その緩急がこちらの気持ちとズレて、テンポが悪く感じたような気がします。
観る側の基礎知識や思い入れによって、さまざまな感想になるでしょうが、往年のファンが待ち望んでいたような作品ではなかったような気がします。それでも、新作公開には感謝しかないですし、これがファンの裾野を広げ、その交流のきっかけになるのは本当に喜ばしいことです。
主要キャストは、池松壮亮さん、浜辺美波さん、柄本佑さん、西野七瀬さん、森山未來さんらで、俳優陣に何の不満もありません。竹野内豊さんと斎藤工さんの登場には驚き、今後のクロスオーバーやユニバース展開を期待したくなりしたが、どうなんでしょうか。また、大森南朋さん、長澤まさみさん、本郷奏多さん、松坂桃李さんら豪華な顔ぶれを、惜しげもなく使い捨てるような起用法には、さらに驚きました。
暗いんだよなぁ
庵野秀明が描きたかったのは こうなのかも知らないけれど、俺達が観たい庵野ライダーはこうじゃないよな。
ゼーレが成し得なかった人類補完計画をショッカーに託したかったようだが、そもそもエヴァの難解さを国民的ヒーローに持ち込むのはどうかと思う。少し暗いし、本郷猛のイメージは池松壮亮じゃないんだよなぁ。
サソリオーグ様は素敵だったけど···。
テレビシリーズで毎回冒頭で流れてたナレーションで事足りる
40年ぐらい前の記憶で細かくは覚えてないけど、「本郷猛は改造人間である……」から始まるナレーションの部分にストーリーを着けた感じの映画。本当にテレビシリーズの冒頭のナレーションでほぼ想像できてた部分で疑問にも思わなかった部分が全く他人の解釈で創作されて違和感だらけ。。。
車のナンバーだけ昔っぽくしてたり申し訳程度に使われてる仮面ライダーのBGMなど中途半端
なところがあるのに、なぜか怪人と呼ばない徹底ぶりのアンバランスなどが後でちょっとだけじわって時間が経つと良く思えてくる不思議な映画でした。
浜辺美波さんのルリ子は全くない役で難しそうだったけど、感情の移り変わりとか分かりやすく上手でした。西野七瀬さんの蜂オーグが一番仮面ライダーの怪人っぽくてよく研究してるように感じました。
まさかシンジを恋しく思うとは
やっぱり期待半分怖さ半分、でも満を持しての庵野秀明単独監督作ということでやっぱり楽しみっ!っていうテンションで望みました。
前情報は予告編のみの情報でなんとかしのぎつつ、公開日には間に合わなかったけど、なんとか。
良かったところ、決めの構図、ライダーのデザイン、森山未來の身体性。
冒頭のシーンは良かったかもしれない。
ショッカーを殴って血が出るところはさすがにテンションがあがった。
しかしそれだけだった。
あとはもう説明だった。
俺の(庵野の)好きなライダーの動き、コマ割り、アングル、それをおざなりのストーリーでただ見せられるだけの、映画ではない何か映像作品のようだった。
構図が良かったってのも、もう静止画のときで、これはキツイと思った。
腑抜けたこれどういう意図のシーンなの?っていうシーンが、特に会話シーンに多くて困ってしまった。
本当に脚本は、本当に悪い意味でやばかった。
キャラクターたちのキャラ的動き、庵野作品リテラシーを要求されるキャラクターたちの心情の変化、それの納得感のなさ、「お前には心だけだ」と分身に言わせる言い訳、何より面白くないストーリー。
これを誰か何か言えなかったか、こうなる前に。
樋口真嗣と共同で作品を作っていたシン・ゴジラ、樋口真嗣監督作のシンウルトラマンで俺はきっと誤解してしまっていたのだろうなと思った。
あの作品たちを映画にしていたのは樋口真嗣だったのかもしれない。
そのくらい、このシン仮面ライダーを観て喰らってしまった。
こんな負のレビューを残してしまうくらい。
斬新な所はあるが一回だけではわからない見所満載!
いきなりバイクシーンから始まる本編!
二時間とちょっとで納めるのだから仕方ない(ヤングジャンプのショッカーサイドを読んでおくとよいです。)原作漫画をベースにテレビ版とはちがったキャラクター満載、サプライズキャストも沢山!そのうち二人はなかなか見つけにくいですが、それは愛嬌で!ショッカー○○○○のシーンは昔のテレビの演出なのでご愛嬌!ラストに凄い事があるので、是非とも劇場にてわくわくしながらご覧下さい。
一応PG12(12歳以下は保護者が必要)
一部、グロいシーンあります!
サプライズキャストが振り切った演技しててすごかった。シン世界は絆で繋がっているということがわかる作品でした。
サプライズキャストがすごすぎる!
※続編を作りやすい構成をしてるみたい(雑誌のインタビューで庵野さんが答えてる)
ので是非ともシン仮面ライダーをしっかり皆さんで見て、楽しみに待ちましょう。
ラストの歌のメドレーにも意味があるので聞き逃さないで!
随所に良い意味でテレビ版の音楽が使われてるのも素晴らしかった!
※原作漫画モチーフ、再現の正確さ、本郷たけしの演出の違いはあります。緑川ルリ子の言葉を聞き逃さないように。
※エンディングの歌セレクトにも意味があります。
4月28日にて鑑賞7回目です。
※ショッカーアプリも是非。
※カード、タグ配布あるところあります、是非もらって下さい。エヴァコラボカード追加(4月28日より)
※エヴァの映像追加(4月28日より)
これじゃダメだ
私にとってのリアタイ「仮面ライダー」は、「ストロンガー」や少し時間空けての「スーパー1」。
1号2号ライダーについては一般教養としてのイメージでしか知らないので、あらためて今回鑑賞前に、配信されている過去のTV版を初めから数話分確認したが、これがまたかなりエッジの効いた作品でビックリ。
特にアクションシーンが、早回し・コマ送り・逆再生・イラスト使用など、その後の特撮でもあまり見ない様な特殊な演出が満載。
他にも女性構成員4人組とか、色使いなんかも独特な雰囲気があって、当時の子供達の心を揺さぶったされたのも何となく頷ける。
で、本作である。
正直、非常に評価はしにくい。
この映画を「楽しんだ私」は確かに存在する。
だからこそ。
いや、率直に言って「これじゃダメだろ」。
庵野ファンであればこそ、やはり言わねばならないと思うんだ。
「いやぁ、相変わらず庵野さんらしいや。こんなの、ファンでないと解んないんじゃね?クックックッ…」
とほくそ笑んでいる場合ではない、と痛切に感じている。
私は、庵野監督を「カルト作家」だとは思っていない。
彼は「ナウシカ」の巨神兵の作画で我々の度肝を抜き、「トップ」「ナディア」「エヴァ」で鑑賞した多くの人の心を確実に掴んだワケだし、「シン・ゴジラ」は実写でもその才能を証明した。
しかし、それ以降の作品はどうだろう。
現在、日本映画界において、監督の名前だけで客を呼べる稀有な作家の一人であるが、もう業界あげての「崇拝」「祭り上げ」の域に達している気もする。
話が概要に広がりすぎてしまった。
以下は内容に触れますのでご注意下さい。
途中までは特撮アクションとしても面白かった。
でも後半に向けてどんどん違う映画になっていく。
相変わらず人間ドラマはかなり雑。
監督得意の文字による説明が本作ではほとんどない分、演者同士の棒立ち台詞の応酬(もう「会話」というレベルではない)がいつも以上に多く、その中で細かな状況が延々と解説されていく。
「自分の首のマフラーを切なそうに見つめて、グッと握る」
それだけで心情は伝わるのに、台詞で言わせないと気が済まないんだろうな。(いや、そうしないと観客には伝わらないと思ってるのか。)
特に浜辺美波の正面どアップがすごく多いので彼女のファンは楽しめるのかも。
シン・ウルトラマンの時もそうだったけど、基本的には「突っ込みシロ」を楽しむスタイルは今回も健在。
「おいおい、逃げるんかい!」
「ライダーと対決せずに退治できるんかい!」
「さっきまで道路走っとったんちゃうんかい!」
PG12になって、高い年齢層を相手にしたリメイクになっているはずだが、やはり庵野さんはストーリーや人間ドラマ、全体の整合性や辻褄には、ホントに興味がないんだろうな。
その代わり、ディテールにはこだわってるのがよく解る。
で、後半は「人類補完計画」へ。
後半のアクションらしいアクションはあのバイクチェイスなんだけど、暗すぎる画面の中で、ほぼ同じ形、ほぼ同じ様な色の目が錯綜していて、誰がどこでどうなっているのか解らない。
最後まで、原作やTV版への細かなオマージュネタは散見されるものの、それは監督自身が「俺のライダー愛」をただ自慢げに、特権的に注ぎ込んであるだけ。言ってみれば「仮面ライダー」というコンテンツを私物化している様にさえ見えてしまった。
純粋にお金を払った観客として、金額分楽しめたかというと、その実感はない。
そして、私が庵野ファンでない人にこの作品を勧められるかと聞かれたら確実に「NO」である。
勝手な話で恐縮だけど、私は大好きな庵野監督が、やはり日本人にとって「カルト作家」ではなく「国民的な監督」として存在し続けて欲しいと願っているし、そういう作品で楽しませて欲しいと思っている。
もちろん個人的には、です。
そういう意味で、もちろん私は作品を楽しんだけど、「これじゃダメだ」と明確に思っている。
「次作こそ」と身勝手な願いをかける一方で、本作では緑川ルリ子も本郷猛もこの世から去ってしまう。
今回テーマに「継承」が唱われていて、使命を帯びたヒーローの苦悩と孤独が「監督」という仕事の比喩だとすれば、次回作の予定も見えてこない今、ファンとしては今後の彼の作家活動に何か変化があるのか、という不安もよぎっていたりする。
杞憂でありますように。
他のシンシリーズとは違う、表現の難しさを感じた。
シンゴジラ
シンエヴァンゲリオン
シンウルトラマン
とシン仮面ライダーが違う点。
それは、仮面ライダーが唯一、等身大のキャラクターであること。
等身大であるがゆえにアクションシーンひとつとっても上記3つに比べてスケール感が小さく感じてしまうのだ。
これは、まさに、等身大の人間に近すぎるがゆえの見るものへの威圧感のなさに繋がってしまってるような気がします。
ただ、あのエンドロールはいい。
懐かしさで涙がでてきた。
わたしの一番好きな旧仮面ライダー1号、緑川親子、ショッカーライダー、原作に忠実、これだけでもIMAXで観る価値はありましたよ (^o^)v
これは…どう?
期待しすぎていた訳でもない。
最初の肉弾戦は良かった、けどPG12にする必要もないくらい血しぶきがいらなかった…かな!
シンウルトラマンのようにまたCGがチープで、10数年前から全くCGが進歩してなくて無理矢理アクションをVFXにこだわらなくても良かった。
肉弾戦がもっとみたかったし、CGのせいで評価が下がった😢
そして刀を使ったアクションは楽しめた!けど東映らしさがないまたCGに頼ったカタナアクション。ちょっとガッカリ💦刀バリバリ使えるスタントマンを起用してくれよ〜!
浜辺美波が可愛くて良かったことやサプライズもバッチリ✨アトラクション並に楽しめたので評価は3!
結局、安田顕は何処にいたの?
公開初日(昨日)観てきました。
ンマァ、シン・ウルトラマンで言う所の長澤まさみのポジを浜辺美波がやってる感じで、やたら浜辺美波がウンチク語りが多く、肝心の戦闘シーンが少なく感じたのは否めない。
最初の戦闘シーンが迫力あったので、あんな感じでバトルが多いのかと思いきや…実はそうではなく、やたらそれぞれのキャラがペチャクチャ一人語りする場面が多くて(勤務後に最終上映時間で観たのもあり)途中欠伸が何度も出てしまった。
私自身、幼少期は仮面ライダーよりも戦隊ヒーロー系(ゴレンジャー以降)に傾倒して育ってきた為、実際の所仮面ライダーには詳しくはないのだが、それでも本郷猛や一文字隼人位は知ってるので、何と無くだが「あー、確かにこんな形していたなぁ〜」と、朧げな記憶を思い起こしながら観ていた。が、それでも申し訳無いが、池松壮亮が本郷猛は正直な所、シックリは来なかったなぁ…そもそも藤岡弘がガタイもガッチリしていて背も高いイメージの印象が強いのに、池松は背も低いしお世辞でも強靭さは微塵も感じられない…
柄本佑にしても、仲間になってからの(そこに変わるまでの展開が早すぎるのもあるが)妙な軽さが浮き出すぎていて、何とも言えない気持ちになった。
個人的に良かった見所としては、爆走している最中のバイクの変形シーンは格好良いなと思った。あのバイクの形は好き。
最終上映時間に行ったのもあり、観客は皆30〜60代のオジサン・オバさん層ばかりだったので、客質はとても良かったのが救い(自分も漏れなく後半の方の年代に入る)。
ところで…安田顕は何処にいたのだろうか???
未だにそこだけ気になっている。
なにげに悪役人が豪華。
ゴジラにウルトラマンにそして仮面ライダー。デカくない分若干迫力不足。キモの戦闘シーンも血糊は多いが近影ばかりのシーンでちょっと物足りず。人情に流されてしまう後半も良いのか悪いのか。面白かったけどやや満足いかず。
控えに言って最高でした!
ぜんぜん期待薄で……むしろ公開が近づく度に、外すんじゃないか!!「キューティーハニー」の二の舞なのでは…!!とおもっていましたが…。ライダーはそんなに大ファンではありませんでしたが、ぜんぜん期待以上でした!!ほんとに外すと思ってましたが、予想外れ!いゃあぁああ良かった!!面白かった!!
本郷たけしも、一文字もいいけど、緑川ルリ子はさらによかったです。一郎もよかった!
ここまで昭和ライダーのテイストを守りつつ、面白く出来たのはさすがです!あと3回は必ず観ます!
浜辺美波のプロモビデオ
あくまで、私の感想ね。
私には主演の彼に魅力が無かった。素人かと思うような演技に、棒読みに近い感情のこもってない台詞で、途中から冷めてしまった。こういう演出だったのだろうか?。素人さんかと思ったら、いろんな賞をもらってるのね。逆にそっちに驚いた。あまりにも大根演技にしか見えん。しかもイメージ合わない。内容も、近年の仮面ライダーを意識しすぎたようなフレンドリーな敵に、ド派手な仮面。今ひとつノレなかった。藤岡弘リアタイ世代の私の作品評価は2です。
ではなぜに評価3.5?
まず・・・浜辺美波が魅力大爆発してるからプラス1しとく。言わせてもらえば、(監督の好みだったのか)ほぼ浜辺美波のプロモーション作品と言えるほどの出演シーンの多さ&セリフ多い&アップ多様・・・しかも可愛く魅力的に。そして(ほぼ)最後まで出ずっぱり。これだけ顰めっ面が可愛い女優さんも珍しいのでは?。
んでもって、脇役が良すぎたから、プラス0.5。
ライダースーツがめっちゃ似合いすぎな柄本兄貴。予告で見てすでに『おっ!似合うな』と思っていたが、本編観てもやはり似合いすぎてた。こっちが主演で良かった気がする。で、何しに出てきたのか意味不明の(シン・ウルトラマンの功労者)長澤まさみ。あんな扱いでいいのか?。大活躍の西野七瀬。庵野作品常連で今回は出演シーン多めの竹野内豊に加えて、同じくシーン多めのウルトラマン斎藤工などなど。
仮面ライダー大好き庵野監督の、インディーズ的なマスターベーション作品。それが私の感想でした。付いて行くには、今回はちとハードル高いぞ。
仮面ライダー、私は2号派。
ゲストビジットの回で観てきた!
エリア的に西野七瀬さんでラッキーすぎた。顔小さすぎるし、可愛すぎた。時間はめっちゃ短かったけど、眼福すぎ。
仮面ライダーには全く触れてきてない人生だったけど、シン・ウルトラマンを見て、予想以上に良かったのでシン・仮面ライダーにも期待して観てみることに。
全体的に割と面白く見れた、バイクのシーンとか迫力あって特撮見てるな〜ってワクワクがあった。けどなんか物足りない感が残ったかな。なんでかはっきり分からないんだけど、仮面ライダーの1号がなんかパッとしない感じ?戦うことに最初抵抗あったくせに、そんなすぐに自分を犠牲にしてまで戦えるもんかね?っていう。
ショッカーが全面的に悪者だと思ってたから序盤混乱。仮面ライダーもショッカー??なのか。予備知識なしの自分にはちょっと難しかった。
あと、聞いてない豪華キャストね。サソリオーグでまずびっくりしたし、エンドクレジットで、え?いた??っていうビックネームがゴロゴロいてびっくりした。キャスト確かめるためにもう一回見たい。笑
これが仮面ライダーか!って興奮があったし、面白く見たけど、どっちかというと私はシン・ウルトラマンの方が好きだったかな〜。(シン・ゴジラはいまだに見れてない)
日本男児のDNA
まずは面白かったです。
世代的にドンピシャですが、子供のころ観ていたテレビ版より石ノ森章太郎愛を感じますね。シンウルトラマンが普通に楽しめはしたものの、ゆうてそれほどでもなかったので、あんまり期待していなかったのですが、これはなかなか面白かったな。
日本人の男の子のDNAには仮面ライダーカッコいいっていうのは組み込まれてるんだと思います笑
それと何といっても祐と池ちゃんはやっぱり上手い俳優ですよね。二人そろってからはグッと引き込まれました。ウルトラマンとかゴジラはあれっきりっぽいけど、これに関しては2号主役のバージョンも観たいな笑
最近MCUをフェーズ順で見返しているんですが、マーベルも面白いけど俺はやっぱりこっちですね~。
全てのバイク乗りに
エヴァもゴジラもウルトラマンも、
庵野秀明の新解釈は本当にグッとくる。
オリジナルのいい所を都合よく上手に拾い
自身が1番熱いと思う所に気持ちを加える。
勘違いし寂しい感想を書かれる方がいますが
雰囲気はかつての空気を味わいつつも、
全く新しい、現代の解釈のもとでリメイクされた
新しい解釈の物語として、楽しむべき作品。
バイク乗りだった父からのメッセージとか
ヘルメットと共に、風を感じながら走ろうとか
本来のモデルであるバッタから着想する
力強いジャンプやキックとか、
進撃ばりに想いを込めたマフラーとか…
オリジナルよりも熱い手心で、より一層
本作品の良い所を膨らませた良い品だと
僕は感じました。
(1号2号は世代では無かったからよかったのかも)
ちょっとだけ知ってる人や知らない人の方が
楽しめるのかも知れませんね。
オリジナルは、あくまでリスペクトの範囲内で。
ぜひスタッフロールの最後まで(あっという間ですが)
味わって欲しい。
昭和のオジサン方、全員集合ですよ!
"シン•ウルトラマン"のオリジナルからの逸脱ぶりにガッカリした経験から、今回ほぼ々期待してませんでした。ところがドッコイ素晴らしい出来に脱帽です!
まずライダー•サイクロン号•ショッカー等の造形のカッコイイこと!それらが当時には無かったVFXで縦横無尽に暴れまくります。そこに重なるライダーサウンド、もうたまりません!コレは現役視聴世代だから堪能できる至福の時間でした。「平成ライダー世代とはこちとら根っこが違うんだぁ!」と言わんばかりに全細胞で反応してしまいました。
話のテンポも良く、次々と現れるショッカー怪人に興奮が止まりませんでした。ラスボスとの決着に多少"?"を感じましたが、もうそんな些細な事は問題にもなりません。
エンドロールに流れるライダー名曲メドレーを聴きながら、目一杯の多幸感に満たされました。
石ノ森章太郎版の実写化
電子書籍になっているので、
良ければそれも見てほしい。
それとともに
テレビシリーズへのリスペクトが加わり
凄い作品になっている。
ライダーの造形や必殺技は
その当時のものを踏襲し
最新の特殊効果でブラッシュアップされている。
エピソードの散りばめ方も、
必要なものを配置していて、
個人的には楽しめた。
パンフレットにも庵野監督のコメントがあったけれど
作品に対する恩返しであり、
自分の作った話を盛り込むのではなく、
元々あったストーリーをいかに見せるか
ということにこだわり、成功していると思う。
等身大ヒーローの描き方としては
一つの解になっている。
これを見てしまうと、
アメコミのヒーローは少し嘘くさく見えてしまう。
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