シン・仮面ライダーのレビュー・感想・評価
全896件中、641~660件目を表示
ルリ子以外、あまり抗わない。
本郷猛の結末とその後の一文字隼人が駆るバイクでの語らい。原作に近いクライマックスなのですが、そこに至る過程は、緑川父子と秘密結社が生み出したオーグメントらの物語であり、それぞれの幸福追求の話と言えばいいのでしょうか。全体的な話の流れは興味深く観ていられました。
まず、これまでの「シン・」シリーズでは、使徒や〇〇インパクト、巨大不明生物や禍威獣という、市井の人々を物理的に脅かすものとの戦いともいえますが、それらの作品で描かれた市井の人々の日常が、今回は(洗脳された街の人以外)出て来ない。今回は、絶望的な境遇からAIによって選ばれた個人が、それぞれの価値観や理論に基づき追求する幸福によって自由や権利を奪われる主人公を含む多くの人々のため、主人公は突然与えられた力に苦悩しながら、自身と最大多数人々の幸福のために戦うという点で、他の3作と大きく異なるものと理解して、鑑賞していました。
また、この作品が改造人間ライダーではなく「仮面」ライダーであることも、変身によって変化した顔を隠すだけではなく、主人公の仮面に与えられた役割も含め、大いに意味を持たせた脚本になっていたという見方もあります。
緑川ルリ子にこういう役割を与えることも、立花、滝の立場(途中から、もしやと思ってはいましたが)も、面白かったです。
ただ、Kの役割はロボット刑事に負わすことはなかったかな。あと、緑川兄は改心が早すぎではなかったかな。
緑川兄は強敵だったのでしょうが、SHOCKERは残っています。「死神組」にも言及されていたし、三種合成なんてまさにゲル〜なので、次作を作る場合もネタは豊富なはずです。
映像面では、血飛沫が飛び散る仮面ライダーの強さ、ライダーのキックを受け身体が折り曲がりながら壁に叩き付けられる怪人。まさに「これが見たかった」の序盤から、伏せられていた数々の見たことある登場人物とか、見たことある場所にニヤニヤ。原作やテレビ版、「シン・」シリーズを一通り通過した人は、色々な気づきがあるでしょう。
ただ、VFXは粗が目立つ場面も多いし、大量発生型とのバトルは画が暗くて見えない(IMAXど真ん中での観劇なので、条件が悪いとは言わせない)。音楽も他の「シン・」シリーズより合ってなさを感じるなど、物足りない点もあります。
個人的には、ライダーの見た目の好みが「旧1号>旧2号>新1号・新2号」だったのですが、旧2号、新1号の良さも、改めて認識できたことが最も嬉しかったです。
リアル表現でショッカーを殴ると血しぶきが飛ぶ
TVでは一発殴ると気絶する設定でしたが、
今作では殴ると血しぶきが飛びます。
顔面を殴ると骨ごと粉砕されてお亡くなりになります。
命懸けの戦闘という緊張感がありました。
世界を良くする目的
怪人が4人出てきます。
一応それぞれに世界を良くする目的があります。
こういうの成功者に多いですね。
心理学にありました。
正義や大義のためだと止める良心が弱くなるのだと。
途中で終わってポカーン
私が勘違いしてたのか途中で終わってポカーンでした。
中ボスと思ってたのがラスボスでした。
もうちょっと説明が欲しかったです。
テーマソングでドキドキ、ワクワク。一気に気分が上がった。
良かったです。
大人が楽しめます。
ショッカーの俳優が豪華ですが、コスチュームでわからない。
誰だか当てるクイズかな?
立花と滝、、、子供の頃、名字に憧れたなぁ。
1980年代のバイクブームは子供の頃観た仮面ライダーの影響があったと思ってます。
自分が今だにライダーなのは、深層心理に仮面ライダーがあるからだと思ってます。
サイクロン号2ストですか?
環境に悪そうな煙吐いてましたねぇ!
オマージュ
全体的な印象はストーリーの展開が忙しすぎな感じがした。
テレビで毎週じっくり見せるところがやはり2時間枠に収めなければならないからだろうが行間を端折りすぎな気がする。
初代仮面ライダーを見てきた事や石ノ森章太郎の原作を読んでいればその行間を埋めることが出来るだろう。
原作と同じように改造されて顔に手術の跡が浮かび上がるのを仮面に隠して闘う本郷猛。
そこを見れただけでジワッと来てしまった笑
ストーリー的には庵野秀明の世界観を加味したストーリーになっていて50年前のテレビ版を現代的に解釈し表現したのだろう。
細かいところに本当にニヤッとさせられる。
1号ライダーが足を負傷して2号登場と言うところは藤岡弘がアクション中に足を折ってしまい2号にバトンタッチしたと言うところとかもうオマージュ以外ないじゃん笑
13人の仮面ライダーも出てきてああここで本郷は死ぬのがなって原作を読んでいた自分は思ったがそこはラストに向けた新しい表現に作られていた。
ラストは森山未來が仮面ライダー0に変身するシーンはイナズマンとV3じゃんって笑
楽しませてくれる。
Kはまんまロボット刑事Kだし。
本当に色々とオマージュされていて楽しませてくれた。
それと登場した俳優さん達の演技がとても素晴らしくてぐっと引き込まれてしまう。
戦闘シーンは賛否両論あるとは思う。
昔、庵野秀明監督が撮ったキューティーハニーを本当はこうやって表現したかったのかなって思わせる戦闘シーンの連続。
まんまエヴァなような気もする。
ここはもう少し人と人との実際のアクションを多くして欲しかった。
ラストはやはり原作になぞっている感じがしたし続きを匂わせるラストだった。
出来ればNetflixか何かで大金を投じて何十話もかけて再度作って欲しいと思った。
それが無理なら続きをお願いします。
もう少しわかりやすいほうが…
みんな感情が欠如したかのようなセリフ読みで、ストーリーや展開も少々手が込みすぎていました。
あと、劇中にかかる『迫る〜ショッカー♪』のテーマ曲がアレンジされ過ぎてて萎えました… 最後にオリジナル盤が掛かってホッとしました!
もう少しスッキリとした仮面ライダーが見たかった!
優しい心の持ち主の悩めるライダーの好演
大画面ならではのアクションシーンからスタートはまずまず。そしてライダー誕生の秘話、さらにテンポ良く次々と登場する敵との戦い。その敵の中に?あれ?この人は?あの有名女優?と思いつつ、まさか?違うよな?と思いつつもエンドロールにその名が出て来たので!やはり!でした。
そして懐かしいエンド曲を歌うこの声は?誰だっけ?と思っていると、やはり!この人でした、と納得の連続。
ライダージャンプとライダーキックは健在!
ニヤリからニマニマが止まらない!
わかってるなあ!
予告詐欺な映画も多いけど、予告編のかっこよさにつられて観にいき、すっかりハマってしまった。
赤い血は黒いのでR12なんだろうけど死ぬ時は泡や煙で消えていくので緩和されている。
子供の駄菓子のチョコではなくビターチョコだなあ。
長澤まさみに西野七瀬に、なんでもありな豪華キャストによるやりたい放題にニヤリ。
後半はショッカー側の敵ライダーがいっぱい出てきてもうニヤニヤが止まらない!
20代前半の無名イケメンライダーではなくて、池松壮亮と柄本佑をキャスティングしてくれたことで昭和感が滲み出て素晴らしい。
今は令和でも、平成ライダーとは違う昭和感。
池松壮亮は小柄だけど、宮本から君へを先に観てるからど根性で絶対負ける気がしない。
浜辺美波が可愛すぎて茶系の革のトレンチコートが着たくなる。
森山未來の青い蝶も良かったなあ。
顔出しなしの松阪桃李やメイクで分かりにくい本郷奏多、遠景で短時間の仲村トオルと安田顕はウォーリーを探せだなあ。かろうじて大森南朋は声ですぐわかりました。
エンドロールの曲で台無しになることも無く、わかってるなあ!聞きたいのはこれらの曲よ!正解!
子門真人の歌だよ。
とにかくワクワク出来ました。そして、ウォーリー探しにもう1回観たくなる作品でした。
庵野さんよぉ~。
エンドロール中に何回「庵野秀明」の名を目にした事か。。。
他の人が書いていたが、そりゃ「自主制作映画」と言われるのも何となく共感してしまう。
「シン・ウルトラマン」の時もそうだったが「続編」を考えずに「この1作さえ作れれば満足」の様な感じの作風の為に物語が駆け足だ。
ただ「特撮」なのかは疑問な作品だった。
「改造人間」を表現する為には特撮では追い付かず「CG」表現が多用されていた。
※「シン・ウルトラマン」も特撮とCGを半々で使っていた印象。
今回は特撮:CGの割合は3:7でCGよりの印象。
物語は先に触れたが「駆け足」感の性か「ご都合」的な展開。
これは見る人によっては「監督の自己満足作品」と捉える人も出てきそう。
気になっている人は見て見るべきだと思うが「昭和ライダー好き」か「庵野監督好き」もしくは「出演俳優好き」の人ではない一般の方には受け入れられない気がする。
面白かった〜
庵野監督の新作とあっては早めに見たいと思って、今日思い切って鑑賞。
単純に面白かった。ドバドバと血が出るみたいな話を聞いていたので、ちょっと目を背ける感じも想像してたんですが、全くそんなことはなく爆笑しながら楽しんでしまいました。
全体的に狙ってそうしている感じが強く、おそらくあの初代ライダーとか今見返したらこんなふうに笑えるんだろうと思ったりしながら全体爆笑して鑑賞いたしました。
キャラクターその他、現代的にアップデートされていたりいなかったりしているのもそういったギャップに面白みを与えるための装置として使われていたように思いました。
また、人間の戦闘シーンなどは飽きないように画面に工夫がされており映画はアングルと画面構成という庵野監督の思想が詰まった作品だったと思います。
役者のみなさんもとてもよかったです。柄本佑さんは笑った顔がとてもよかったし、浜辺美波さんも上手だった。いい映画でした。
4DXだと、びしょびしょ&ボコボコにされます。 キカイダー、ロボッ...
4DXだと、びしょびしょ&ボコボコにされます。
キカイダー、ロボット刑事、イナズマン、V3、Black、ゲルショッカー、新1号、そして原作漫画へのオマージュてんこ盛り。
自律走行サイクロンの萌えっぷり。
敢えての昭和脚本っぷり。
サソリ姐さんだけ、ショッカーじゃなくパンサークロー。
こんな水しぶき嫌だ
仮面ライダーキツネをながら見した後に奇しくも鑑賞。しかも4D。PG12。なるほどね。冒頭から血飛沫が飛ぶ飛ぶ!4Dだから同時に水もかかる。勘弁してくれよぉーっ
クレジットで長澤さんの名が。どこ?パンフを見てますますビックリ!さすが女優だ
またもや「シン」化シリーズを楽しんでしまった
庵野秀明監督の「シン」シリーズは、映画が好きな友人たちの中で賛否両論になりがちだ。思い入れの強い作品が違う雰囲気の映画になってしまうことへの拒否反応があるのもわかる。でも、個人的には今の時代にややリアル路線で昔の作品を作り直すことの面白さを感じていた。ただ、仮面ライダーはどうなんだろう、面白くなるのか?と若干不安に感じていた。仮面ライダーの戦闘シーンを現代化することが難しいと感じていたから。
でも始まるとやはりいつもの庵野節。本郷猛が改造されて仮面ライダーになった説明はわからない単語を羅列し力で押し切る手法だった。そしてショッカー戦闘員と戦うシーン。仮面ライダーをリアルにするってことは戦闘シーンをああいう感じにするってことなのか!なるほど!PG12なのはこれだからか。
ただ、最後の戦闘シーンはなんとなく総合格闘技っぽくてかなり地味。いや、それも含めてリアルにしたってことなら個人的にはやや物足りない。ちゃんとしたヒーローものっぽい決着がほしかった。
ショッカーの目的やオーグたちのデザインが今どきな感じに更新されていたのは好き。ハチオーグの西野七瀬は結構いい雰囲気。こういう小悪魔的なキャラが似合う。オーグを演じる俳優たちがよくわからないままで終わる人がいるのも面白い。エンドロールでこの人出てた?って中にいるってことだ。
若干の不満はありつつも、楽しかったことはたしか。あー、またもや庵野秀明にしてやられた。
良い意味で原作の世界観を活かしている
ものすごく原作や仮面ライダー、特撮に対するリスペクトを感じた。
昔の特撮の描写の仕方や台詞回しを絶妙に残しながら現代に焼き直した、まさにシン・仮面ライダーと言える。
(別に特撮好きじゃないけどそう捉えた。違ったらごめんなさい。)
ストーリーに抑揚が少ないものの、だからこそ登場人物の背景や思想に想像を巡らせることができた。
わかりやすい見せ場があってここで泣かせようとわかるような映画とは一線を画すこだわりを感じた。
ルリ子の口パクのところで何を言っていたのかは最後まで想像がつかなかった。
わからないところが残るのも含め、シンゴジラ鑑賞後に感じたような心地よい余韻。
閉じた世界観が好きだった
庵野秀明さんの脚本・監督作。
ウルトラQ、ウルトラマン世代なので仮面ライダーをあまり見ていたわけではないけど、これは良かった。
思えば、秘密結社SHOCKERが産んだ善と悪。社会にコミットすることなくすべてはSHOCKERの中でのできごと(もちろん社会を救うために戦っているのだけど)。その閉塞感が好きだった。
池松壮亮さん、柄本佑さんという決して若くはない、哀愁をおびてピチピチしていない仮面ライダーが好きだった。
そして浜辺美波さん💕
つまりは、かなり好きな作品だった。
傑作ではないが、仮面ライダー愛にあふれている!
庵野監督が手がけるということで、超絶期待して公開をずっと楽しみにしていた本作。同様のファンが多かったようで、初日はいい席が取れずに見送り、2日目に鑑賞してきました。
ストーリーは、秘密結社SHOCKERにより改造された本郷猛が、組織を裏切って彼の脱出を図った緑川博士と娘のルリ子の願いを受け、SHOCKERの生み出した怪人たちを倒し、その野望を阻止するというもの。大まかな筋としてはそんなところで、旧仮面ライダーの物語を踏襲しています。
「仮面ライダー」といえば、昭和、平成、令和と、時代に合わせて新しい設定やアイデアが追加され、若手イケメン俳優の登竜門として今だに新番組が作られ、子どものみならず大人からも愛される、日本を代表する特撮ヒーローです。50年に及ぶ歴史の中で生み出された仮面ライダーは、公式サイトの図鑑によると300種類以上あるようです。その原点となる、本郷猛が変身する1号ライダーにスポットを当てた完全リメイクの新作を、劇場で観られることにただただ感謝です。
本作では、そんな往年のファンの心をくすぐる演出が随所に散りばめられていて、もうそれだけで嬉しくなります。仮面ライダーのマスクやコスチュームの変化、サイクロン号の変形と改造、青空をバックに空中回転する仮面ライダー、それを下からあおるカメラワーク、戦闘シーンのBGM、バイクの挙動に合わせたSE、倒された怪人が泡となって消滅する演出、立花や滝の登場等、さすが庵野監督、よくわかってらっしゃる!そこかしこから伝わってくる旧作へのリスペクトやオマージュは、庵野監督の仮面ライダー愛そのものだと感じました。
また、仮面ライダーやSHOCKERのオーグたちは、旧作の雰囲気を残しつつも現代風にデザインされ、ワクワクします。そんなライダーたちが繰り広げるバトルも、ふんだんにVFXを用いて、迫力とスピードを醸し出しています。あえてなのか予算の関係なのかはわかりませんが、当時のアクションシーンを想起させるような程よいチープさを残している点もなんだか嬉しく感じます。他にも、イチローはキカイダーを想起させ、ロボットのKはどう見てもロボット刑事Kで、原作者・石ノ森章太郎氏へのリスペクトも忘れてはいません。そして、極めつきはエンディングの楽曲。当時の藤浩一さん(あえてこの名で書かせてください)、子門真人さんの歌声での3曲は、そうだよ!これでいいんだよ!と涙が出そうでした。
これだけの仮面ライダー愛あふれる本作。それなのに!作品全体としてはなんだかイマイチ面白くないのはなぜなんだー!と思わず叫びたくなりました。その原因の一つは、設定のわかりにくさです。もっとシンプルでいいのに、なにか小難しくこねくり回したような設定が、それをセリフのみで伝えようとする描写が、没入感を妨げていると感じました。もっと映像で魅せて、「おー!なんだかわかんないけどすげ〜!」と思わせてほしかったです。
そしてもう一つは、展開の荒さとテンポの悪さ。登場人物の背景や行動動機、SHOCKERという組織やその目的、さらには一般社会にもたらされている悪影響や人々の生活等の描写がやや足りなかったように思います。そのため、あまり登場人物に共感できず、展開が荒く見えてしまい、その緩急がこちらの気持ちとズレて、テンポが悪く感じたような気がします。
観る側の基礎知識や思い入れによって、さまざまな感想になるでしょうが、往年のファンが待ち望んでいたような作品ではなかったような気がします。それでも、新作公開には感謝しかないですし、これがファンの裾野を広げ、その交流のきっかけになるのは本当に喜ばしいことです。
主要キャストは、池松壮亮さん、浜辺美波さん、柄本佑さん、西野七瀬さん、森山未來さんらで、俳優陣に何の不満もありません。竹野内豊さんと斎藤工さんの登場には驚き、今後のクロスオーバーやユニバース展開を期待したくなりしたが、どうなんでしょうか。また、大森南朋さん、長澤まさみさん、本郷奏多さん、松坂桃李さんら豪華な顔ぶれを、惜しげもなく使い捨てるような起用法には、さらに驚きました。
暗いんだよなぁ
庵野秀明が描きたかったのは こうなのかも知らないけれど、俺達が観たい庵野ライダーはこうじゃないよな。
ゼーレが成し得なかった人類補完計画をショッカーに託したかったようだが、そもそもエヴァの難解さを国民的ヒーローに持ち込むのはどうかと思う。少し暗いし、本郷猛のイメージは池松壮亮じゃないんだよなぁ。
サソリオーグ様は素敵だったけど···。
よく考えたら仮面ライダーに詳しくないので、映画を見ても何か胸を打た...
よく考えたら仮面ライダーに詳しくないので、映画を見ても何か胸を打たれるものはなかった。過度な期待はやめたほうがいいかな~。
シン・ゴジラがあまりにも上手く行き過ぎて、その後、シン・エヴァもヒットして、庵野秀明の作品は見なければ損のような雰囲気になってしまっているし、ユーザーも高い期待を胸に抱くわけだが、本作はそこまでではないな。
仮面ライダーがショッカーを倒していく。頭は潰されて血が飛び出るので、リアルさを出してるのかなと思うけど、仮面ライダーになってしまった苦悩みたいなところが薄いように感じた。主役の本郷猛は一応仮面ライダーになってしまったことに苦しんでいるのだがね、あまり彼に共感できない。
緑川ルリ子は良かったんじゃないかな?浜辺美波が良かった。カメレオンのオーグに殺られてしまうのだけど。
ライダーキックが必殺技のようだ。振り返ると仮面ライダーに詳しくないことに映画を観ながら気付かされたw
そして、竹野内豊と斎藤工が出てくる。シンウルトラマンでも出ていた二人だ。
女性から見たらイケメンばかりに囲まれての仕事は楽しいのかな?
話はよく分からなかった。プランナーてなんだ?緑川ルリ子の兄一郎がショッカーの代表で、彼が世界を支配しようとしているように見えたが、よく分からなかった。
子供の頃は仮面ライダーのバイクが欲しいと思ったものだが、流石に何も感じなかったな。安全第一でお願いします。m(_ _)m
テレビシリーズで毎回冒頭で流れてたナレーションで事足りる
40年ぐらい前の記憶で細かくは覚えてないけど、「本郷猛は改造人間である……」から始まるナレーションの部分にストーリーを着けた感じの映画。本当にテレビシリーズの冒頭のナレーションでほぼ想像できてた部分で疑問にも思わなかった部分が全く他人の解釈で創作されて違和感だらけ。。。
車のナンバーだけ昔っぽくしてたり申し訳程度に使われてる仮面ライダーのBGMなど中途半端
なところがあるのに、なぜか怪人と呼ばない徹底ぶりのアンバランスなどが後でちょっとだけじわって時間が経つと良く思えてくる不思議な映画でした。
浜辺美波さんのルリ子は全くない役で難しそうだったけど、感情の移り変わりとか分かりやすく上手でした。西野七瀬さんの蜂オーグが一番仮面ライダーの怪人っぽくてよく研究してるように感じました。
まさかシンジを恋しく思うとは
やっぱり期待半分怖さ半分、でも満を持しての庵野秀明単独監督作ということでやっぱり楽しみっ!っていうテンションで望みました。
前情報は予告編のみの情報でなんとかしのぎつつ、公開日には間に合わなかったけど、なんとか。
良かったところ、決めの構図、ライダーのデザイン、森山未來の身体性。
冒頭のシーンは良かったかもしれない。
ショッカーを殴って血が出るところはさすがにテンションがあがった。
しかしそれだけだった。
あとはもう説明だった。
俺の(庵野の)好きなライダーの動き、コマ割り、アングル、それをおざなりのストーリーでただ見せられるだけの、映画ではない何か映像作品のようだった。
構図が良かったってのも、もう静止画のときで、これはキツイと思った。
腑抜けたこれどういう意図のシーンなの?っていうシーンが、特に会話シーンに多くて困ってしまった。
本当に脚本は、本当に悪い意味でやばかった。
キャラクターたちのキャラ的動き、庵野作品リテラシーを要求されるキャラクターたちの心情の変化、それの納得感のなさ、「お前には心だけだ」と分身に言わせる言い訳、何より面白くないストーリー。
これを誰か何か言えなかったか、こうなる前に。
樋口真嗣と共同で作品を作っていたシン・ゴジラ、樋口真嗣監督作のシンウルトラマンで俺はきっと誤解してしまっていたのだろうなと思った。
あの作品たちを映画にしていたのは樋口真嗣だったのかもしれない。
そのくらい、このシン仮面ライダーを観て喰らってしまった。
こんな負のレビューを残してしまうくらい。
全896件中、641~660件目を表示