「だめだ…。「シン・○○」は合わない。」シン・仮面ライダー すぱろうさんの映画レビュー(感想・評価)
だめだ…。「シン・○○」は合わない。
結論を先にいうとつまらない映画、その一言です。
序盤のショッカーの手下との戦闘シーン。いきなり血飛沫連発のスプラッター!
この瞬間、だめだ。子供向けのあの仮面ライダーではないと思った。
主役の台詞読みは演技でそうしているのか、棒読みなのか、どっちなんだと終始謎でした。柄本佑は妙に軽い言い回しだし。
人間ドラマにしたかったのかもしれないけど、葛藤など全く感じられず、ストーリー性は全くなくつまらない展開がずーーっと続いて退屈でした。
怪人が弱すぎなのも残念過ぎです。
蜂女のアジトへ行く途中の商店街のBGM。
自分の好きな曲(歌詞ないBGMが好き)がジェッディン・デデン(Ceddin Deden:オスマントルコの軍楽隊の曲)だったとこだけテンションあがったが、選曲には???です。
終盤の量産ライダーとの戦闘シーン、暗すぎて台無しです。
カメラワークも手ぶれ?感だしているのか見づらすぎです。
イチロー兄さんとの対峙シーン。白い配線がついているのを見た瞬間あのアニメが脳裏によぎりました!!
不思議の海のナディアのネオ皇帝!!
ネモ船長=緑川博士、ルリ子=ナディア、本郷猛=ジャン
という構図が浮かんでしまったのは自分だけだろうか…
イチロー兄さん、最後急に弱くなりすぎですよ。戦闘シーンというよりじゃれあって絡み合っているようにしか見えなかった。
締め方も残念過ぎでした。
エンディングの昔の主題歌は良かった!!
シン・ゴジラもイマイチで、シン・ウルトラマンは敢えて見ず、そして今回。再放送で昔の作品を知っているだけに、シン・○○は自分には合わないなということがよくわかりました。
浜辺美波はキミスイの頃が一番良かったなぁ。