「わかるんだかわからないんだか…」シン・仮面ライダー callさんの映画レビュー(感想・評価)
わかるんだかわからないんだか…
クリックして本文を読む
仮面ライダー世代ではないので、そもそも「あの仮面ライダーが帰ってきた!」かどうかはわからない。
正直、仮面ノリダーの方が幼心に記憶がある。
と、いう状態で見てみましたが、うーん、良い点と悪い点が交互に襲い掛かってくる。
【好きだった点】
・冒頭、正義のヒーロー的な「殺陣」ではなく、暴力シーンとして描写。すごくリアル。
・孤独相と群生相。バッタだしね。
・さそりオーグが「人間の重火器」で対応可能とした点。
・蜂オーグの二人がかりの剣術。「あらら」が最後はクセになる。
【何を見せられているんだ…、となった点】
・蝶オーグとルリルリの精神世界(?)
・せっかくの群生相とのバトルなのに画面が暗すぎて何しているかわからん。
・二号さん。飄々キャラなんだろうけど 逆に知性が足りなく見える。
・セリフの棒読み具合、演技の棒具合、全体的にヒドくね?
【総評】
庵野監督が「大人になって、カネもチカラも手にいれたから私の好きな仮面ライダーごっこをホンキでやったよ!」みたいな映画。悪くない。むしろ好き。
庵野監督の映画はテンポが良いので見ていて飽きない。
それはそれとして(たぶん、庵野監督が)心の対話的なものが好きなんだと思うけど、見ている方はダレてくる。なぜここにテンポの良さを持ってこられないのか。
仮面ライダーが好きなら見るのも一興。
コメントする