「韓国版ショムニは空振り」サムジンカンパニー1995 トコマトマトさんの映画レビュー(感想・評価)
韓国版ショムニは空振り
1995年のソウル。はみ出しOL3人組が会社のスキャンダルを暴き、女性社員の向上のために戦う…という内容。
僕が入手する映画情報のひとつ、FMラジオJ-WAVEの「ラジオドーナッツ」で取り上げていて、ちょっとおもしろそうだ、と思って映画館に行ってみたが…。
フジテレビのかつての人気コメディードラマ「ショニム」を思わせるような内容、とラジオでは説明していた。確かに、そこから影響を受けていそうな感じがした。
しかし、スキャンダル(会社の工場が有毒物を垂れ流ししていたというもの)の背景やその解き明かしのための伏線が広がりすぎていて、何を言いたいのか? と思う部分がままあった。
もっと格好つけずに、コメディーに徹して分かりやすいドラマにしてほしかった。
不必要な説教臭さがつまらない映画になっていた印象。
韓国映画は総じて面白いと思うことが多いのだが、これはダメな部類に入る、と言っておく。
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